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今回の2020年シーズンのまとめは予選や決勝編で取り扱わなかったその他「周回数、ポイント」になります。今回何とかこれで〆ますので、またまたお付き合いのほどよろしくお願いします。

《GP別完走数/完走率と同一周回順位》
 第1戦  オーストリアGP 完走13台 / 65%
  1位ボッタスに対して13位まで同一周回
 第2戦  シュタイアーマルクGP 完走17台 / 85%
  1位ハミルトンに対して8位まで同一周回
 第3戦  ハンガリーGP 完走19台 / 95%
  1位ハミルトンに対して5位まで同一周回
 第4戦  イギリスGP 完走17台 / 85%
  1位ハミルトンに対して16位まで同一周回
 第5戦  F1 70周年記念GP 完走19台 / 95%
  1位フェルスタッペンに対して13位まで同一周回
 第6戦  スペインGP 完走19台 / 95%
  1位ハミルトンに対して3位まで同一周回
 第7戦  ベルギーGP 完走17台 / 85%
  1位ハミルトンに対して17位まで同一周回
 第8戦  イタリアGP 完走16台 / 80%
  1位ガスリーに対して16位まで同一周回
 第9戦  トスカーナGP 完走12台 / 60%
  1位ハミルトンに対して12位まで同一周回
 第10戦ロシアGP 完走18台 / 90%
  1位ボッタスに対して10位まで同一周回
 第11戦アイフェルGP 完走15台 / 75%
  1位ハミルトンに対して15位まで同一周回
 第12戦ポルトガルGP 完走19台 / 95%
  1位ハミルトンに対して4位まで同一周回
 第13戦エミリア・ロマーニャGP 完走15台 / 75%
  1位ハミルトンに対して15位まで同一周回
 第14戦トルコGP 完走17台 / 85%
  1位ハミルトンに対して10位まで同一周回
 第15戦バーレーンGP 完走18台 / 90%
  1位ハミルトンに対して9位まで同一周回
 第16戦サクヒールGP 完走17台 / 85%
  1位ペレスに対して17位まで同一周回
 最終戦アブダビGP 完走19台 / 95%
  1位フェルスタッペンに対して10位まで同一周回

 平均完走16.9台 / 84%

まずは走行距離、周回数にまつわる数字です。各GPの完走扱いの台数と完走率、そしてトップと同一周回で終えた台数のまとめになります。
1レースで10チームから2人、20台が出走するF1ですが、全17戦の「当初予定より少なくなった」シーズンにおいて、20台全完走レースはありませんでした。必ず1人か2人、最大で第9戦トスカーナGPの8台未完走というレースがあったため、平均完走は昨年2019年と比較しても平均0.5台の減少となる16.9台となりました。やはりトスカーナGPの再スタート時の多重クラッシュが効いています。
同一周回フィニッシュについて第6戦スペインGPが最少の3位まで、第12戦ポルトガルGPの4位などの大差レースはあるものの、荒れたレースについては再スタートやセーフティカーの発動などもあり、隊列がそう長くならないままのフィニッシュもいくつかありました。

《ドライバー別決勝走行周回数》全1,037周
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 1 ノリス                     1,015周(97.9%)
 2 ライコネン             1,009周(97.3%)
 3 ボッタス                   994周(95.9%)
 4 アルボン                   994周(95.9%)
 5 クビアト                   984周(94.9%)
 6 リカルド                   979周(94.4%)
 7 ハミルトン               950周(91.6%)
 8 ラティフィ               915周(88.2%)
 9 ベッテル                   914周(88.1%)
  10 ラッセル                   910周(87.8%)
  11 ジョビナッツィ        894周(86.2%)
  12 サインツ                   882周(85.1%)
  13 ペレス                       879周(84.8%)
  14 ガスリー                   864周(83.3%)
  15 オコン                       861周(83.0%)
  16 ルクレール               822周(79.3%)
  17 マグヌッセン            814周(78.5%)
  18 グロージャン            800周(77.1%)
  19 フェルスタッペン    795周(76.7%)
  20 ストロール               785周(75.7%)
  21 フィッティパルディ 140周(13.5%)
  22 ヒュルケンベルグ    112周(10.8%)
  23 エイトケン                 87周 (8.4%)

続いてドライバー個人の決勝走行周回数のランキングです。全17戦の規定総周回数は1,037周でした。残念ながら全周回をこなしたドライバーは1人もおらず、実はハミルトンがフルマークできる可能性があったものの、第16戦サクヒールGPの欠場があったため残念ながら達成はなりませんでした。
最多走行はそんなハミルトンに代わってマクラーレンのノリスが1,015周、周回率97.9%をこなしてトップです。2位は遅くも堅実なアルファロメオのライコネンが1,009周を走破し、ボッタスやアルボンらトップチームを凌駕しています。7位に1戦欠場のハミルトンがいますが、ハミルトンより下にも全17戦出走のドライバーが多くいます。ともなれば「1戦休んでも下位に並ぶドライバーはハミルトンよりも走れていない」ということになります。それはそれで切ない。また同じ考え方でみれば13位のペレスはシーズン序盤に2戦欠場しているため、ペレス以下のドライバーは「2戦欠場してもそれに到達する周回をこなせなかった」ということ。第16戦サクヒールGPは近年では異例の87周レースでしたから、周回数だけでみるとここでの欠場やリタイヤは響きます。
日本のみならず全世界で見守るファンも多いであろうフェルスタッペンは17戦フル参戦のレギュラードライバーで最下位となる795周に止まりました。サクヒールGPは1周もできなかったのもイタかったですし、何よりマシン側のトラブルによるリタイヤも目立ちました。

《コンストラクター別決勝走行周回数》全2,074周
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 1 メルセデス・M                2,031周(97.9%)
 2 アルファロメオ・F          1,903周(91.8%)
 3 マクラーレン・R             1,897周(91.5%)
 4 アルファタウリ・H         1,848周(89.1%)
 5 ルノー・R                       1,840周(88.7%)
 6 ウィリアムズ・M            1,825周(88.0%)
 7 レッドブル・H                1,789周(86.3%)
 8 レーシングポイント・M 1,776周(85.6%)
 9 ハース・F                        1,754周(84.6%)
  10 フェラーリ・F                1,736周(83.7%)

コンストラクター(チーム)単位の決勝走行周回数になります。2台で出走していますから、総周回数も単純に倍の2,074周です。
1位は2位に100周以上の差を付けて唯一の2,000周超えとなったチャンピオンのメルセデスが最多。アルファロメオに元気なマクラーレン、そして何気に距離だけは稼いでいたアルファタウリと続いてきます。何かと騒ぐハースが下位なのは想像の範囲内ではあるものの、最下位はフェラーリの1,736周となっています。フルで走れた方がいいに越したことはないにせよ、規定周回数から336周も足りないのでは戦えていない証拠。オマケに遅いとなれば、全くいいところ無しです。これが泣く子も黙るF1を象徴する名門コンストラクターなわけですから、恥ずかしい以外のナニモノでもありません。

《ファステストラップのタイミング》
 第1戦  オーストリアGP             ノリス71周目/71周
 第2戦  シュタイアーマルクGP サインツ68周目/71周
 第3戦  ハンガリーGP                ハミルトン70周目/70周
 第4戦  イギリスGP                   フェルスタッペン52周目/52周
 第5戦  F1 70周年記念GP          ハミルトン43周目/52周
 第6戦  スペインGP                   ボッタス66周目/66周
 第7戦  ベルギーGP                   リカルド44周目/44周
 第8戦  イタリアGP                   ハミルトン34周目/53周
 第9戦  トスカーナGP               ハミルトン58周目/59周
 第10戦ロシアGP                     ボッタス51周目/53周
 第11戦アイフェルGP              フェルスタッペン60周目/60周
 第12戦ポルトガルGP              ハミルトン63周目/66周
 第13戦ロマーニャGP              ハミルトン63周目/63周
 第14戦トルコGP                     ハミルトン58周目/58周
 第15戦バーレーンGP              フェルスタッペン48周目/57周
 第16戦サクヒールGP              ラッセル80周目/87周
 最終戦アブダビGP                   リカルド55周目/55周

先日の「決勝編」ではファステストラップ獲得回数についてみてきました。今回はそのファステストラップがどのタイミングで記録されたかを各レースで確認してみます。全17戦のうち、ファイナルラップで記録したものが9レースと半数を占めます。フレッシュなタイヤに履き替えた直後に記録するというよりかは最終盤にライバルとのギャップに余裕があったり、仮にぶっ壊れても順位の降格の恐れが無さそうなタイミングでアタックする傾向は変わらずといったところです。クドいですが、このファステストラップの出し方についてはmiyabikunの思い描くシチュエーションではありません。この前も書いた通り、悔しい悔しい第16戦サクヒールGPのしゃにむに前を追うラッセルのような形が一番健全な出し方なんじゃないかなと思ってしまいます。

《パワーユニット使用数》
現レギュレーションでゲンナリしてしまう原因の一つといえる「パワーユニット使用制限」になります。昨年と異なる点はMGU-Kについてもシーズンで3基まで使用できるようになったことです。結果的にはレース数自体が減ってしまったこともあり、これに引っかかってスターティンググリッド降格となるドライバーは少なく済みました。
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降格となったのはメルセデス系ではレーシングポイントのペレスとウィリアムズのラッセル。フェラーリ系だとハースの2人。ルノー系はマクラーレンのノリスで、ホンダ系の2チームからはペナルティを受けていません。昨年のトロ・ロッソは最大で7基投入する事態を招いていましたが、今シーズンは実に優秀だったと思います。ちょっと可哀想なのは負傷したグロージャンに代わってハースからスポット参戦したフィッティパルディがデビュー戦でいきなりペナルティ降格を食らったこと。そこはノーカウントになりませんでしたね。
毎度ながらこの数については何回か見直したつもりなのですが、ちょっと自信がありません。もし誤りがあったらお知らせ下さい。

《ドライバーズポイントランキング》
 1 → ハミルトン347pts
 2 → ボッタス223pts
 3 → フェルスタッペン214pts
 4  ↑  ペレス125pts
 5  ↑  リカルド119pts
 6 → サインツ105pts
 7  ↑  アルボン105pts
 8  ↓  ルクレール98pts
 9  ↑  ノリス97pts
  10  ↓  ガスリー75pts
  11  ↑  ストロール75pts
  12      オコン62pts
  13  ↓  ベッテル33pts
  14  ↓  クビアト32pts
  15  ↓  ヒュルケンベルグ10pts
  16  ↓  ライコネン4pts
  17 → ジョビナッツィ4pts
  18  ↑  ラッセル3pts
  19  ↓  グロージャン2pts
  20  ↓  マグヌッセン1pt
  21      ラティフィ0pts
            フィッティパルディ0pts
            エイトケン0pts

ドライバーズランキングポイントです。こちらについては先日までの前半戦や後半戦まとめでちらほら書いたのでサラリといきます。まずはトップ3のポイント変遷です。IMG_7818
ハミルトンが第8戦イタリアGPの7位と第16戦サクヒールGPの欠場があるため、グラフが凹んでいますが、シーズンを通して実に順調にポイントを重ねている様子がわかります。ボッタスについては第4戦イギリスGPでの11位ノーポイントがきっかけで早くもハミルトンに追従できていなかったこと。フェルスタッペンは第8戦イタリアGPのレース中盤でのリタイヤが響いてボッタスとも付かず離れずのまま終わりました。せめてこのグループ内でだけでも至近戦にならないと、シーズンは盛り上がりません。
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ランキング4位から12位までの9人のグラフです。特にペレス、リカルド、サインツ、アルボン、ルクレール、ノリスあたりの6人がアツかったですね。現ポイント制度は上位フィニッシュになればなるほど、獲得ポイントに差が生まれます。あれだけガチガチに決まった3人が上位に君臨していると、なかなか表彰台を獲得するのも至難の業かと思いますが、ひとたび表彰台に乗ればランキングで1人2人は簡単に追い抜けてしまうチャンスを得ます。このグループは1人を除いて来シーズンもドライブすることが決まっていますので、一つでも上位にランクインできるよう頑張ってほしいですね。IMG_7816
13位から20位のランキングポイント変遷になります。レギュラードライバーではラティフィのみがノーポイントとなり、代走をこなしたヒュルケンベルグが入ったため8人でおさまっています。このグループ上位の2人、ベッテルとクビアトの浮上の仕方が目立ちますが、先程までのグループとは尺度や分母が違いますので驚かれること無きよう(笑)トップチームやトップドライバーがあれば、その裏返しのチームやドライバーもいるわけで、F1をドライブできること自体が「世界屈指のドライバー」であることに間違いはありません。ベッテルやライコネン は過去に栄光を掴んだ経験のあるドライバーですから、悲しい以外何も心配していませんが、来シーズンがある他の方々は腐らず頑張ってもらいましょう。

《シーズン終了時のペナルティポイントランキング》
 1 アルボン            7pts ●
 2 ハミルトン        6pts
    ラッセル            6pts
 4 ノリス               5pts
 5 クビアト           4pts ●
    ライコネン        4pts
 7 ルクレール        3pts
    ストロール        3pts
    ジョビナッツィ 3pts
  10 ペレス                2pts
       グロージャン     2pts ●
       マグヌッセン     2pts ●
  13 サインツ            1pt
       リカルド            1pt
       オコン                1pt

 ※ポイントは1年有効。12ポイントで1戦出場停止
 ●は来シーズンのF1不出走ドライバー

コンストラクターズポイントに入る前にこちらも確認しておきましょう。得たくないポイントである「ペナルティポイント」です。レースのみならず予選やフリー走行でも付与され、あまり表立って公表されていないものもあるため、数え間違いがあるかもしれませんので、こちらも間違いがあれば指摘下さい。
アルボンはこんなところでチャンピオンを獲ってしまいました。第4戦イギリスGPと第8戦イタリアGP、第10戦ロシアGPでは他車との接触により2ポイントずつ付与され、ほか1ポイントゲットにより合計7ポイントとなっています。アグレッシブさがウリのアルボンは毎回紙一重でした。チームメイトとの差や周囲からのプレッシャーもあったかと思いますが、F1は「厳格な」規定により管理されています。速さだけではなく巧みさも一級品でなければなりません。浪人を経てまた一皮剥けたアルボンがみられるといいですね。
審議、ペナルティについては「厳格に」管理、処罰されなければ公平ではありません。ポイントランキング2位6ポイントのハミルトンも第10戦ロシアGPのスタート練習が物議となりました。こちらは「注意とお金」で対応した模様。これはmiyabikunでは管理できません(笑)

《コンストラクターズポイントランキング》
 1 → メルセデス・M                573pts
 2  ↑  レッドブル・H                319pts
 3  ↑  マクラーレン・R             202pts
 4  ↑  レーシングポイント・M 195pts
 5 → ルノー・R                        181pts
 6  ↓  フェラーリ・F                 131pts
 7  ↓  アルファタウリ・H         107pts
 8 → アルファロメオ・F             8pts
 9 → ハース・F                            3pts
  10 → ウィリアムズ・M               0pts

ポイント系の最後となるコンストラクターズポイントランキングです。こちらも先日までに色々書きましたし、結果は既にご存知かと思います。ドライバー編に比べ10チームと少ないため、ひとまず全チームをいっぺんに出してみます。
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0ポイントと573ポイントをいっぺんに示せば当然こうなってしまいます。対数グラフとかにしないと見てられないような差ですね。上位と下位はわかった、ならば中位だけ引き抜いてみます。
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中位5チームのグラフと大量得点のみられた部位に数字を落としてみました。ランキング3位を獲得したマクラーレンはまず第1戦オーストリアGPでノリスの初表彰台があり、幸先良いスタートを切れました。第8戦イタリアGPではサインツ2位、ノリス4位と高得点をゲットし、あとは2人のドライバーがコツコツと得点を加算したことにより、近年最高位をマークすることに成功しました。
「メルセデスのコピー」と揶揄されたピンクのレーシングポイントはこのグラフでは非常に見辛いですが、イチャモンをつけられたため第2戦シュタイアーマルクGPで15ポイント減点を食らってしまっています。よってそれがなければシーズンで210ポイント獲得となり、マクラーレンを上回っていました。感動的な第16戦サクヒールGPのペレスの初優勝が光っていますね。
「ルノー」という名の最終年となったルノーは出足が鈍く、シーズン中盤から速さをみせ始めました。第7戦ベルギーGPを皮切りにリカルドの3位2回、オコンの初表彰台登壇で2チームに食らい付きました。
アルファタウリもガスリーを中心にフェラーリを捉えられる位置にいたものの、残念ながら届きませんでした。来シーズンは新たな若い戦力が加わりますので、このグループのより上位につけることも難しい話ではないと思いたいです。

《GP別ドライバー・オブ・ザ・デイ獲得者》
 第1戦  オーストリアGP            アルボン
 第2戦  シュタイアーマルクGP ペレス

 第3戦  ハンガリーGP               フェルスタッペン
 第4戦  イギリスGP                   ハミルトン
 第5戦  F1 70周年記念GP         フェルスタッペン
 第6戦  スペインGP                   ベッテル
 第7戦  ベルギーGP                   ガスリー
 第8戦  イタリアGP                   ガスリー
 第9戦  トスカーナGP               リカルド
 第10戦ロシアGP                      フェルスタッペン
 第11戦アイフェルGP               ヒュルケンベルグ

 第12戦ポルトガルGP               ペレス
 第13戦ロマーニャGP               ライコネン
 第14戦トルコGP                      ベッテル
 第15戦バーレーンGP               グロージャン
 第16戦サクヒールGP               ラッセル
 最終戦アブダビGP                   フェルスタッペン

《ドライバー・オブ・ザ・デイ獲得回数》全17回
 1 フェルスタッペン 4回(23.5%)

 2 ペレス                   2回(13.3%)
  ベッテル               2回(11.8%)
    ガスリー               2回(11.8%)
 5 ヒュルケンベルグ 1回(33.3%)
  ハミルトン           1回  (6.3%)
  アルボン               1回  (5.9%)
  リカルド               1回  (5.9%)
  ライコネン           1回  (5.9%)
  グロージャン        1回  (5.9%)
  ラッセル               1回  (5.9%)

最後は勝敗には関係無いけど、我々ファンからの投票で決まる「ドライバー・オブ・ザ・デイ」をみておきましょう。23人のドライバーのうち11人が選ばれました。あくまでファン投票ですから「何故このドライバーが?!他にもっと頑張ったドライバーがいたよね」という意見も多々あるかと思います。miyabikunは各レースで独自にチョイスしていますので、その辺は後日改めて特集したいと思います。
最多は4回選ばれたフェルスタッペンでした。やっぱりね、今のF1には世代交代や新たな刺激を求めているわけですよ。円熟したフェルスタッペンにはより信頼性の高いマシンと予選の速ささえ与えられるだけで、だいぶ勢力図は変わるはずです。来シーズンはホンダ最終年を迎えます。二度とF1には戻らないと、最高傑作のパワーユニット造りに励んでもらいたいですね。

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以上、カレンダーとにらめっこしながら3回に分け駆け足で2020年シーズンを振り返ってみました。なかなか読み辛く長くて飽き飽きしてしまったかと思いますが、お付き合い頂きありがとうございました。本当はまたまだ振り返るべきネタがいくつかありますが、そちらは年を越した来年の開幕前までに粛々と扱っていこうと思います。

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