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現レイアウトによる今回のトロフィーです。画像では見辛いですが「ある場所」にダイヤのようなものでアクセントが施されています。本当はそこ以外にももう一箇所マークしておいてほしいなと思うのですが、やはりこのサーキットでは永久に語り継がれるあの出来事ですからね。遠いところから今回のレースを眺めていることと思います。
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レースの前にスタートタイヤの確認をしておきましょう。毎回異次元の争いをするトップ3人とQ2落ちしたメンバーの多くはミディアムタイヤとなっており、他8人がソフトタイヤをチョイスしています。フリー走行が少ない今回でタイヤデータが充分と言えない中、この選択がレースの面白さを引き立てることとなりました。

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スタート2番手のハミルトンがフェルスタッペンにかわされ、3位に後退しています。
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最近好調なアルファタウリのガスリーはフェルスタッペンを牽制するハミルトンの隙を縫ってダッシュを図りたかったのですが、
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アウト側を閉められ順位を落とすことに。惜しい!5位に後退したガスリーは9周目にマシントラブルでリタイヤしています。
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ガスリーが外れたなら、この方が頑張るしかありませんね。6位アルボンと7位クビアトのグループ内対決開始。しかしココは抜けないイモラ、この2人はレースのほとんどをバトルし続けていましたね。

14周目にソフトタイヤでスタートしたルクレールやリカルドがハードタイヤに交換し始めます。アルボンとクビアトも同じソフトを履いていますが
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あータイミングが同じでは、ピット戦略での順位入れ替えも期待できません。トラック上でかわすしかない。

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ミディアムタイヤで先頭を走るボッタスがファステストラップでフェルスタッペンを引き離し始めました。ソフトに対してちょっと早い気もするけど、ミディアム勢もそろそろかな。
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ところが19周目にフェルスタッペンからハードタイヤに履き替え、翌20周目にボッタスがカバー。4位以下に散々ぱら差をつけていますから、ハミルトンに暫定トップを譲ったくらい。トップ3台にタイヤ差なんて全く問題になりません。
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気になるのは暫定トップのハミルトンがいつのタイミングでピットインしてくるか。無線では
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「ペースを上げるつもりだから、止めないでね」
トラック上で抜けないなら、ピット戦略で抜けばいい。タイヤを労りつつファステストラップを連発してボッタスとの差を築いてオーバーカットを狙う所存。いいですねーキングの追い上げ見せてもらいましょう!
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どんどんペースを上げて、フェルスタッペンを捉える位置まで引き離しました。あとはボッタスを捉えるのみ。

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29周目にルノーのオコンがマシントラブルにより、グリーンの浅い区間にマシンを止めたためバーチャルセーフティカー発動。となれば
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タイミングぴったり!ハミルトンはココでピットへ。そしてタイヤ交換エンディングでバーチャルセーフティカーもエンディング。何だこの短さ、オコンによるハミルトンへのプレゼントか?!(笑)
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ハミルトン以外のベッテル、ライコネン、ラティフィといったミディアムタイヤ勢のピットを図る間も無く、オイシさも無し。そりゃハミルトンがトップで戻れるよねー。オーバーカットを余裕で完遂したことにより、イモラのレースこれにてちゃんちゃん!(笑)
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バーチャルセーフティカーの恩恵も無く40周まで引っ張ったベッテル。それでもここまで引っ張れば、予選順位よりかはいくつかの浮上は見込めるはず。
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左リヤと右フロントの交換に手間取り、今や給油も無いのに停止時間13.1秒?!
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最低だ、ベッテルの頑張りもクソったれのチームのおかげで予選順位と全く変わらない14位に。いくら何でも可哀想。こんなクソチームとっとと離れちゃえばいいのに。

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序盤のデブリが起因してリヤに不調をきたすボッタスは43周目にコースオフ。フェルスタッペンにとっては大チャンス、この隙を逃すわけが無い。
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この2人はちゃんとバトルしているって感じ。
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あのーもう44周になるのですが、、4位はいいけどアニキいつまで引っ張るつもり?!ライコネンの最初で最後のピットは63周レースの49周目。それも皆が履くハードではなく、当然ソフトで最終スティントを迎えています。皆が採らない奇策ができるあたりが、さすがベテラン。

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レース終盤の51周目のヴィルヌーブでタイヤを壊してリタイヤするフェルスタッペン。こんなタイミングにセーフティカーを招いています。
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優等生ラッセルが珍しくミスってクラッシュ。
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セーフティカーの間にタイヤ交換を行うレーシングポイントのストロールは未だに「後遺症」が残るのか、ジャッキマンを跳ね飛ばす。
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何だか終盤になって荒れ出したなぁ。おかげで今回のレースの眠気は終始ゼロ(笑)

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残り少しだけど。再スタートするよー?!7位ペレスが6位でモタつくアルボンに襲いかかる。
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焦ったアルボンはスピン、後続のサインツはヒヤリハット。この距離感で本当によくぶつからずにかわしたよ。今夜のアルボンは大反省会だな。
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《決勝結果》
 1 ハミルトン(メルセデス・M)
 2 ボッタス (メルセデス・M)
 3 リカルド (ルノー・R)

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リカルド、例のやつ、ボッタスに飲ませろ!
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キングが飲むのかい!!そうだね、汚いだの臭いだの、そういう差別はよくないもんね。

《ファステストラップ》
 ハミルトン(メルセデス・M)1分15秒484
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ライコネン(アルファロメオ・F)

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ライコネン(アルファロメオ・F)

ファン投票結果にあるように、今回のこれはライコネンで間違いないと思います。全く競争力の無いマシンでありながらも「走ることの楽しさ」の理由を体現しているかのようなレースでした。ミディアムタイヤをスタートタイヤに選び、旧友ベッテルと共に交換を引っ張るだけ引っ張りました。マシンに競争力が無いのならライバルが採らないような奇策で前を狙うしかありません。ベッテルは「チームのせい」でハマりませんでしたが、ライコネンは我慢の走りが活き、まだまだ単なる老害でないこと、ファンからの人気だけでF1をドライブしていないことを証明してくれました。これぞベテランの走り。
次点はクビアト、その次はやっぱりしぶとく上位フィニッシュを果たすペレス、あとはライコネンと明暗分かれたベッテルでした。今回のベッテル自身は何も悪くない。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 アルボン(レッドブル・H)

テレビ観戦中の下書きでは怒りと呆れ半々で「フェラーリ・F」でストーリーを組んでいました。が、レース最終盤に気が変わりました。アルボンヌですね。貴重なアジア系だし、明るい性格に憎めない笑顔、アグレッシブな走りを応援はしているのですが、今シーズンはアグレッシブさの中の「危なっかしさや不安」が前面に出てしまっています。レーススタート、そしてローリングスタートが全くよくありません。チームメイトがフェルスタッペンだから、とかマシンがドライビングにマッチしていない、は同情に値しません。かれこれレッドブルに一年以上乗っているわけだし、あなたは「プロ」なんですから。グループの先輩クビアトに長らくお尻を突かれて耐えてはいたものの、それは「抜き難いイモラだから」であって、他のサーキットであったらもっと早い段階でやられていたと思います。仮にレッドブルから離れる判断をされても、アルファタウリに乗れるかわからない、その気で残る今シーズンを戦ってほしいと願っています。

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《第13戦エミリア・ロマーニャGPのポイント》
・実力もさることながら、運も抜群のキング
・タイヤ粘りのベテラン2人はチーム力で明暗
・次なるシューイはボッタスにやらせよう!
・やっぱりイモラ、近代も変わらず抜けない

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トラックリミット騒動に始まった久々のイモラ。抜き難い特性は変わらず、大方の予想通りのオールドサーキットらしいレース内容ではありましたが、ピット戦略で前に出るなど古き良きF1をみれた気がします。あれから四半世紀経ったわけですが、近代F1をこの方はどう見届けたのでしょうか。

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