F1で久々、正真正銘の初開催サーキットでのGPがやってきました。速いけど狭いし抜き辛い、なんて前評判を耳にしますが、未知である点は非常に楽しみです。先日のイタリアGPのように波乱があるといいのになぁ。
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《トスカーナGPの基本情報》
 ムジェロサーキット
  全長           :5.245km×59周=計309.455km
  開催回数 :1回目
  コーナー数:15箇所
  高低差       :41.2m
  DRS区間数:1箇所
  母国レース :ジョビナッツィ
        フェラーリ、アルファタウリ

《トスカーナGP個人的印象》
 ・フェラーリの極秘テストコース
 ・MotoGPのV・ロッシの「庭」
 ・紙をまとめるクリップにちょうど良さそう
 ・長いストレートは微妙に真っ直ぐではない

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イタリア中部の都市フィレンツェからも近いサーキットです。周辺を見渡すと盆地のような土地にあり、サーキット自体も実に起伏に富んでいます。観る側もきっと乗る側も平坦よりかは起伏がある方が楽しいはず。miyabikunは起伏のあるドライブが好きだから、きっとそう(笑)
このサーキットはフェラーリが所有するプライベートテストやイベント、それからMotoGPを継続開催してきた地。フェラーリはこのレースが1,000戦目にあたるため、マシンもレーシングスーツも深みのある赤を限定色として採用します。
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アルファロメオとはまた違う重厚さを感じるカラーリングではありますが「躍動感ある跳ね馬の動脈」というよりかは「今までの体内の『膿』を出し切る静脈流」のような色合いにも見えてきてしまいます。こじつけかな。
レイアウトを見る限り、長いストレートに目がいきます。先日のモンツァにも匹敵する全開率とハイスピードなコーナリングを見ることができそうですね。先日描きあげたレイアウトを加工して、コーナー名とセクターを区切る作業を経て再貼り付けしてみました。一応頑張ってサーキットをトレースしたつもりなのですが、このサーキットに限らず、貼り付けたり加工する度に上下方向(南北方向)が潰れていっている気がします。やっぱりCADで描かないと正確ではなくなりますね。
今回はいつも並べるデータ関連が全くありません。このまま予選予想に進んでは芸がないため、何らかの「豆知識的なこと」をまとめてみました。

《ムジェロにおけるカテゴリー別最速タイム》
 F1    1分18秒704 バリチェロ(2004)
 F3000   1分38秒361 ザナルディ(1991)
 MotoGP   1分45秒519 マルケス (2019)
 人間  16分16秒  マウリシオ

時代はバラバラ、規格やタイヤの数まで異なる「各カテゴリー最速タイム」になります。MotoGPを詳しく知らないのですが、レースシーンやオンボード映像を観る限りとてもダイナミックで速く感じるんだけど、タイム的に比べるとF1とかなり差があるんですね。F1の参考タイムはフェラーリがバキバキに強かった時代、でも非公式ですから、あくまで参考程度に。今年の予選タイムが本当の意味で「F1初タイム」であり「F1最終タイム」になっちゃうのかな。
オマケのように入れた「人間のランキング最速タイム」5kmを16分というタイムは陸上競技経験者が聞けば、1kmを3分ちょいのペースでしょう。速いには速いけど無茶苦茶速いものでもないかな、なんて思いますよね(ちなみに陸上5,000mの世界記録が12分35秒36、高校生男子の日本記録は13分36秒89です)ただこのムジェロサーキットは高低差が41.2mもあります。マンションに例えれば14階に相当。ココは平坦な陸上トラックなんかではない、そう考えれば結構速い。どこの誰だかさっぱりわからんが、すごいぞマウリシオ!

《初開催を制した現役ドライバー》
 予選ポールポジション
  ヤスマリーナ      ハミルトン
  COTA          ベッテル
  ブッダ国際       ベッテル
  韓国国際        ベッテル
  イスタンブールパーク  ライコネン
  ソチオリンピックパーク ハミルトン
 決勝優勝
  ヤスマリーナ      ベッテル
  COTA          ハミルトン
  ブッダ国際       ベッテル
  イスタンブールパーク  ライコネン
  ソチオリンピックパーク ハミルトン

「初」を獲るって、何においてもメモリアルだし嬉しいですよね。トスカーナGPの予想には直接関係はしませんが、現役ドライバーによる初ポールと初優勝を抜粋してみました。大抵は予選と決勝が「対」になるのが基本ですが、韓国GPは優勝がアロンソのため除外され、一つだけズレが生じます。顔ぶれは不思議とチャンピオン経験者に限られていますね。アロンソも含め、やはり初を制するものは強者。チャンピオンになる資質を兼ね備えたドライバーということですね。こうしてみると、ベッテルは初に強い(強かった)ようです。果たしてマシン依存か実力か。この先行われることは今のところ考えにくいムジェロでのF1。ポールポジション獲得や優勝は確実に歴史的インパクトが与えられます。これらチャンピオンクラス以外から出れば、統計的に将来はチャンピオン確定か?!
以前に「ドライバーの初優勝」についてクローズアップしたことがありましたが「サーキット初優勝」という観点からデータ整理してみても面白そうですね。今度「初好きドライバー」を探ってみたいと思います。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C3)
 黄:ミディアム(C2)
 白:ハード  (C1)

ムジェロでは最も硬いアロケーションが組まれました。って、初開催だから何もかもがわからないし書き様も無いため、F1とは全く関係ない余談を織り交ぜてつつ何とかここまで引っ張りました(笑)勘でしかないトスカーナGPの予選予想を立ててみます。

《トスカーナGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.ラティフィ   (ウィリアムズ)
 19.グロージャン  (ハース)
 18.マグヌッセン  (ハース)
 17.ジョビナッツィ (アルファロメオ)
 16.ラッセル    (ウィリアムズ)
〜Q2〜
 15.ベッテル    (フェラーリ)
 14.ライコネン   (アルファロメオ)
 13.ルクレール   (フェラーリ)
 12.クビアト    (アルファタウリ)
 11.ストロール   (レーシングポイント)
〜Q3〜
 10.ガスリー    (アルファタウリ)
   9.サインツ    (マクラーレン)
   8.オコン     (ルノー)
   7.ペレス     (レーシングポイント)
   6.ノリス     (マクラーレン)
   5.アルボン    (レッドブル)
   4.リカルド    (ルノー)
   3.フェルスタッペン(レッドブル)
   2.ハミルトン   (メルセデス)
  P.P.ボッタス    (メルセデス)

今シーズンのQ3進出メンバーも概ね決まりつつあります。メルセデスは別格として、それに続くフェルスタッペンとここまでは大方安定していて、以下がマクラーレンの2人、ルノーのリカルド、アルファタウリのガスリー、レーシングポイントのペレスのあたり。あとは彼らがどういう順列となるか、ですね。決勝レースでは「2人揃って」とはいかないルノーは予選だけは抜群な速さを示しています。また予選も決勝も安定してそつなく速いマクラーレンはノリスが前で今回も予選通過と読みました。前戦は奇跡の優勝を果たしたガスリーもクビアトを置いてきぼりにQ3進出が期待できます。
中団勢は「問題ありげ」なチームが固まってきます。マシンの「心臓」に手を焼くフェラーリ勢はライコネンの好走が期待できそう。前戦イタリアGPの後半レースはズルズルと順位を落とし、惜しくも入場圏外へ押し出されてしまったものの、あのマシンをもってしての「フェラーリ超え」を可能にするのはおっちゃんでしか出来ない業。もう気持ちは他所にあるベッテルを食って、今シーズン初入賞を目指してもらいたいところです。ラッセルくんもまたQ1突破できるといいなぁ。

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