IMG_4529
ユニオンジャックが風にたなびいています。シルバーストンでの予選はライバルやチームメイトとの争いはもちろんのこと、この横風が最大の敵かもしれません。
IMG_4559
風が悪さをする原因は起伏が少なく、周辺に高い建物や障害物が無い開けた平野にあるから。上空映像だと元飛行場だったことがよくわかりますね。
FullSizeRender
先日も書いたように、レーシングポイントのペレスの欠場により急遽復帰することとなったヒュルケンベルグ。
IMG_4532
ネームプレートやカーナンバーもしっかり間に合わせ、昨年までの黄色に替わってピンクをまといます。チームの前身フォース・インディアのドライブ歴はあるものの、ピンクは初。なかなか似合うかも。
この予選を前に、アルファタウリのクビアトがギヤボックス交換によるペナルティのため、スターティンググリッド5位分降格が決まっています。相方ガスリーに負け続きですからね、かなりイタい。せっかく再び掴んだアルファタウリも「クビあと」にならないといいけど。その辺レッドブルグループは容赦無いことは誰よりもよく知るはずです。

FullSizeRender
予選内容を観る前に予選とは関係無い個人的余談を一言。2011年から現在の位置にコントロールラインやピットレーンを移設したわけですが、そのピットレーン、実は下っているんですよね。本線トラックは平坦なため、掘割状になっています。本線共この先が下っていれば、コーナーのインサイドにあたるピットレーンを予め下げる意味もわかるんだけどIMG_4534
そんなことはなく、出口でまた上りに転じて合流していく。どうしてこんな設計になったのか気になるから今度調べてみようかな。とにかくF1と全く関係無い話なのですが、大学時代は「高速道路の設計」を研究していたmiyabikunです。

ココからようやく予選の観戦記に入ります。今シーズンの予選、特にQ1はトップの争いそっちのけで
 ・ビリでなくなったウィリアムズ、ラッセルの順位
 ・ビリ争い濃厚のライコネンVSジョビナッツィ
に注目して観ています。パワーユニットの助けはあるにせよラッセルの飛躍は皆さんも目を見張ることでしょうし、逆にパワーユニットのこともあって落ちるところまで落ちたアルファロメオ、それも去就が話題となるライコネンがあれ程の苦戦を強いられている現実について、一応今だけ同い年のmiyabikunも気になります。
IMG_4535
シルバーストンをF1で走ること18回目、ポールポジションも優勝も経験するライコネンであっても1本目で15番手か。ジョビナッツィには勝てているようだけど、本来ならそんな底辺な争いをしているドライバーではないのだけど。モチベーションの有無以上に、アルファロメオのマシンがとんでもないのでしょうね。
IMG_4538
今回は「6番手」と予想していたお友達ベッテルも引き続きウカウカしていられない状況です。
IMG_4540
ひとまず暫定6番手。まだQ1ですからね、うーんしょっぱい。Q1不通過は新人ラティフィとフェラーリ以外のフェラーリエンジン4台。シルバーストンの特性上、フェラーリ系は全く歯が立ちません。
IMG_4541

Q2の着眼点は言うまでも無く「上位勢のスタートタイヤ」ですね。ギリギリまで隠すよねー。
FullSizeRender
IMG_4547
お!レッドブルのアルボンは黄色いミディアムタイヤを履いて出庫。
IMG_4549
予選屋ヒュルケンベルグも黄色だ。さすがパワーのレーシングポイント。もちろんメルセデスもミディアムで入っています。フェラーリの1本目はベッテルがソフト、ルクレールがミディアムと戦略を分けてきました。自信ありげな人達がミディアムといった感じでしょうか。
IMG_4552
IMG_4553
昨年ポールレコードを更新したボッタスが1分24秒まであと一歩のタイムを一発!ミディアムタイヤでコレですもんね、早くも化けの皮を剥いできたか。
IMG_4555
その後を走るハミルトンは風にあおられたか珍しくスピンして砂利を撒き散らかす。
IMG_4558
これじゃあ怖くて踏んでいけない。当然ながら赤旗中断で清掃タイム。
IMG_4563
タイム的に頭二つくらい飛び抜けていて余裕のメルセデスは「一応」ソフトを履いて出ておく。
IMG_4564
IMG_4565
ベッテルは逆にミディアムでタイムアタック。ストロールは引き続きミディアムで。強気だなぁ。
IMG_4567
結局今回のラッセルはここまで。ほか、ヒュルケンベルグはストロールに及ばず。ベテランとはいえ、このマシンでまだ2日目ですからね、仕方無し。アルファタウリもアウト。11番手に終わったガスリーって、10番手ストロールと同タイムでアウト?!
FullSizeRender
あらら、タイムは「先に出したモン勝ち」になるわけですが、セクター1と2でやられたわけか。高速テクニカルなセクター2が僅差だった点を励みにしたいですね。

FullSizeRender
今回の、いや今シーズンのQ3は「3番手以下は誰が獲るか」みたいな争いになりつつあります。ハミルトンは1本目から先程のボッタスより0.5秒も速いラップをかましてくる。これがメルセデスの「ソフトタイヤ」アタックです。回が進むにつれ、他との力の違いを見せつけて上回る。マンガ「ドラゴンボール」のフリーザを思い出してしまいました(笑)先日までの3戦を終えた時点でまさかこんなに速いとは思いませんでした。
FullSizeRender
それでもフェルスタッペンやノリスといった若手が果敢にチャレンジする。ノリスは結果的に5番手に終わりますが、今回もしっかりサインツを上回る健気な姿勢を褒めてあげたい。
IMG_4577
FullSizeRender
《予選結果》
 1 ハミルトン   (メルセデス・M)1分24秒303
 2 ボッタス    (メルセデス・M)1分24秒616
 3 フェルスタッペン(レッドブル・H)1分25秒325

尻すぼみな内容の観戦記になりましたが、まあまあフロントロウは予想通りのメルセデスによる別次元バトル、3番手も一人頑張るフェルスタッペンとなり、昨年までのポールポジションレコードを上回れたのはメルセデス2台のみに終わりました。想定内です。驚きません。

IMG_4543
《先日の予選予想との答え合わせ》
答え合わせいきましょう。ポールのハミルトン、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレール、中9人空けて14番手クビアト、18番手ライコネン、20番手ラティフィということで7人!今回は何度も言う通りある程度想定内だったと思うので、順位そのものは驚くようなことはありませんね。珍しく正解率が高かったmiyabikun、これがシーズンの最高にならないといいな。何位になろうとも、クビアトを当てちゃうってのが怖い。応援していますよ!

《Q3トップのハミルトンと各チームの差》 
 メルセデス(ボッタス)は0.3秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が1.0秒落ち
 フェラーリ(ルクレール)は1.1秒落ち
 マクラーレン(ノリス)が1.5秒落ち
 レーシングポイント(ストロール)も1.5秒落ち
 ルノー(リカルド)は1.7秒落ち
 アルファタウリ(ガスリー)が2.0秒落ち※
 ウィリアムズ(ラッセル)は2.4秒落ち※
 ハース(マグヌッセン)が2.9秒落ち
 アルファロメオ(ジョビナッツィ)も2.9秒落ち
 ※は最速タイムから算出

順位よりもこちらの差の方が深刻ですね。昨年のポールポジションを超えたのはメルセデス2台のみです。3番手フェルスタッペンは昨年のタイムから約0.05秒遅れる形となりました。方やメルセデスはドライバー代われど0.79秒も縮めてきました。大幅なマシンレギュレーションの変更もなければタイヤコンパウンドも同じ、ドライバーもほぼ同じという中で、時間は一年経過しているわけです。メルセデスに限らず進歩はしていてほしいですよね。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》 
 ストロール(レーシングポイント・M)

今回はQ2進出お決まりのラッセル、またも早々に「来シーズンにトップチーム移籍」を決めた相方に勝つノリスにも目が止まりつつも、今回もストロールちゃまにあげましょう。「オレンジ・ピンク戦線」には負けてしまいましたが、代走のベテラン予選屋さんに立派に勝ちましたもんね。パパから何かもらったわけではありませんよ、もちろんあちらからくれると言えば拒みませんが(笑)

IMG_4578
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 ベッテル(フェラーリ・F)

こちらも迷った挙句、ベッテルちゃんにします。今シーズンは多いですね。いい時(といっても彼のキャリアやチームからしたらダメな部類)もあればまとまらないものもある。実に波があります。シルバーストンの難しさはよくよく知る者として、あのコースオフはいただけません。何より「対ルクレール」でみても0.9秒の大敗です。チーム移籍するもよし、一度お休みするもよし、とにかく「フェラーリにいること」がよくない気がします。観ているこちらも気を遣うというか、気が気でありません。あと、今回迷った候補の一人はアルボンヌです。こちらもいただけない。miyabikunイエローカードをポケットに忍ばせていますよ、奮起せよ。

FullSizeRender
《決勝の表彰台予想!》
 1 ハミルトン   (メルセデス・M)
 2 ボッタス    (メルセデス・M)
 3 フェルスタッペン(レッドブル・H)

何のひねりもありません。スターティンググリッドのままの表彰台予想です。まずフロントロウの2人は同士討ちやタイヤバーストなどの急な問題さえなければ間違い無いでしょう。シルバーストンにおいてこの壁を破れるライバルは残念ながら思い当たりません。もし仮にフェルスタッペンがミラクルスタートを決めてボッタスあたりを食ったとしても、レースペースですぐに相殺されてしまうはず。3位以下はフェルスタッペンが最有力ながら、バトルによる混戦を期待します。個人的にノリスくんやちゃまあたりに期待したいです。パパ、もう一度お伝えしておくと、何か戴けるというのであればmiyabikun特に拒みませんよ(笑)

にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村