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無観客のスタンドに厚い雲。相変わらず異様な雰囲気の中、F1は時期を早めたハンガリーGPを迎えます。

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金曜日に行われたフリー走行2回目も雨によりまともなセッションを終えることができませんでした。F1にとってウイルスの次に障害となるのは天候、雨ですね。Q1は各車雨を懸念し、レッドブルのクソガ、、失礼フェルスタッペンを先頭に早めにコースインとなりました。
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現在地を示すプロットは「密」になっていますね。前がコケたら、後ろは当然とばっちりを受けます。
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先頭のフェルスタッペンがタイムアタックに入ると、遅めのコースインとなったアルファタウリと軽めにコンタクトしています。これがあるから全長が短く、多くの出走があるQ1は侮れません。
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フリー走行から好位置につけるレーシングポイントのストロールがメルセデス2台に続く3番時計を記録しています。ハンガリーGPはオレンジよりピンクが吉か?!
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さらなる驚きは何とあのウィリアムズがそのストロールをも上回り、唯一の新人であるラティフィまで時間経過と共に暫定7番手に浮上してきました。これら共通点は全てメルセデスエンジン搭載車であること。ほら、ハンガロリンクだってエンジンが優れていることに越したことはないんだ。どうした、ルノー勢、ホンダ勢、そしてフェラーリ勢よ。
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徐々に順位を上げる下位勢の浮上によって、13番手に沈むフェラーリのベッテルもうかうかしていられない順位と残り時間になってきました。今はまだQ1だけど、せめて10番手あたりにはいたいところ。
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ターン1進入のブレーキングで思い切りタイヤスモークを上げています。こりゃ「発作」ですね。ベッテル焦っテルな。
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トップとのタイム差はかなりあるけど、4番手には入れてきました。あのミスでこの程度の怪我なら、まだまだタイム向上はできそう。結局Q1はレーシングポイントのワンツー。
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あらら、おっちゃんは最後のアタックを諦めてビリか。ココのポールポジション経験者であるライコネンをもってしても、アルファロメオのシャシーと搭載エンジンでは苦しいか。

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Q2のストロールはミディアムタイヤでのアタックです。今年のハンガリーGP決勝は一丁前にメルセデスと同様の戦略を採る余裕が。
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同じくミディアムタイヤを履くハミルトンは昨年のフェルスタッペンが記録した現行4.381kmのポールポジションレコードを上回っています。ソフトタイヤでのフルアタックはこんなモンじゃなさそう。さすがキング。
Q2前半のタイヤチョイスと
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順位、タイム差はこんな感じ。ウィリアムズ2台は仕方ないにせよ、当落線上にはルクレールやアルボンがいます。空模様と似てこちらも怪しいですね。
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後半戦もレーシングポイントは黄色いミディアムを履いています。上位勢が苦戦しているだけにチャンスです。
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ストロールはハミルトンからはタイム差は大きいものの、しっかりミディアムでタイムを出す。
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一方アルボンは相方からも大きく離れ、Q2突破ならず。アルボンはなかなか頑張ってはいますが、アルボン自身がダメというよりはレッドブルのマシンパッケージはこのあたりが限界なんじゃないかと思ってしまいます。そう考えると、フェルスタッペンがつくづく感じるわけで、、。
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改めて決勝のスタートタイヤをみておくと、メルセデス以外のミディアムチョイスはレーシングポイントの2人までがQ2突破し、果敢に挑んだルノーのリカルドはエンジン不調のガスリーにすら勝てませんでした。

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小雨がぱらつき出したQ3の先頭はストロールから。好調を糧に積極的な姿勢がいいですね!人間とは、国籍年齢違えどみんなそう。
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1分14秒671は昨年のポールレコードに近く、 3番手に相当するタイムです。ライバルが冴えない分、ポールポジションは難しくともこれは好位置に来そう。
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ベッテルを挟んだ後ろからキングがドカンと一撃、1分13秒台に入れてきました。これがハンガロリンクの走りぞ。
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今回のフェラーリはルクレールよりベッテルの方が乗れているよう。まだ先が不透明だけど、まだまだ走れることは示していてほしいです。
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1本目ははみ出し走行によりタイム取り消しとなったペレスはそのベッテル超え。ただ、ストロールには届かず。面白い展開になってきた!
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《予選結果》
 1 ハミルトン(メルセデス・M)    1分13秒447
 2 ボッタス (メルセデス・M)    1分13秒554
 3 ストロール(レーシングポイント・M)1分14秒377

ガスリーは結局Q3に出走することができませんでした。アルボンを上回るラップができていただけに残念ですね。もう敵はボッタスのみとなったハミルトンはダメ押しの1分13秒中盤を唯一突破。底を知らないキング。

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《先日の予選予想との答え合わせ》
レーシングポイントを筆頭にウィリアムズなどの飛躍もあって、予想に反した結果となりました。ポールのハミルトン、2番手ボッタス、8番手ノリス、9番手サインツ、17番手クビアト、19番手ジョビナッツィの6人が正解でした。ウィリアムズをまんまと外した割に、ジョビナッツィを当ててしまうのはすごい。クビアトの方は何となく想像できた(笑)ストロールはQ2突破できないと予想しなかったことを謝らなければなりません。ごめんね、日本に来たらミニストップの「ハロハロ」をご馳走するからね。

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《Q3トップのハミルトンと各チームの差》 
 メルセデス(ボッタス)は0.1秒落ち
 レーシングポイント(ストロール)が0.9秒落ち
 フェラーリ(ベッテル)は1.3秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が1.4秒落ち
 マクラーレン(ノリス)は1.5秒落ち
 アルファタウリ(ガスリー)が2.1秒落ち
 ウィリアムズ(ラッセル)も2.1秒落ち
 ルノー(リカルド)は2.2秒落ち
 ハース(マグヌッセン)が2.7秒落ち
 アルファロメオ(ジョビナッツィ)は3.1秒落ち

メルセデス2台がまるで別次元ですね。健闘したレーシングポイントが霞んでみえます。中団の最上位はフェラーリでマクラーレンまでは概ね団子状態。ウィリアムズは1ランクアップしてアルファロメオのビリが確定しています。ジョビナッツィをイジりたいのに、ライコネンもこの位置に甘んじるとイジるにイジれない。エンジンもさることながら、マシンがまるで決まっていませんね。あんなにステアリングをこじって暴れるライコネンを見るのはラリー転向時以来だな。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》 
 ストロール(レーシングポイント・M)

今回は2人揃ってQ1を突破したウィリアムズのラッセル&ラティフィかな、いや濡れ始めの路面でも他を寄せ付けないポールレコードを獲得したハミルトンかな、なんて悩みましたが、そんな月並みな評価では面白味が無いので、ここはちゃまを褒めてあげましょうよ!ちゃんとペレスも上回りましたし、予定通りミディアムタイヤスタートにもなりました。マシンの助けが多大にあるとはいえ、ストロールのセカンドロウ獲得は充分評価に値しますね。お金じゃありません、財力いや実力!

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 レッドブル・H

今回は初めてチーム単位で選出してみました。当初はアルボンのみに喝入れしようと考えたのですが、あれはアルボンのせいというより、フェルスタッペンが何とか背伸びしてあそこまでとなると、マシン自体が特にハンガロリンクにマッチしていないのでしょう。日本にいるとどうしてもレッドブルの話題を多く耳にし、都度「今回は戦える」という前向きな発言や激励を聞きます。前向きな姿勢が無くなれば、その瞬間にスポーツとして破綻してしまうものの、現実はしっかり受け入れなければなりません。歴代、ハンガロリンクを比較的得意としてきただけあって、この順位、タイム差は正直失望しています。

《決勝の表彰台予想!》
 1 ハミルトン(メルセデス・M)
 2 ボッタス (メルセデス・M)
 3 ペレス  (レーシングポイント・M)

ストロールには是非、と言いたいところですが、レース巧者なのはやはり先輩ペレス。久々の表彰台に乗ってもらいたい!1位と2位は、、いいや(笑)今シーズンのレースは「メルセデス以外の残り枠を誰が獲るか」になっていますね。予選も勢力図が入れ替わりなかなかの激戦だし、これが2020年レースの新しい楽しみ方!F1は何もポールポジションや優勝だけを観なくてもいい。レースの過程や戦略、ドライバーやチームの成長をみるのも楽しいですね(笑)

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