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先日の予選Q3のハミルトンは直前を走るボッタスの黄旗中に減速しなかったため、決勝直前に3グリッド降格、5番手スタートに変更されています(前回の「予選」記事も追記済み)これでミディアムタイヤスタートのフェルスタッペンが2番手、マクラーレンのノリスが3番手、レッドブルのアルボンが4番手スタートに昇格しました。ますます荒れそうなレース展開を演出します。

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スタートは3番手のノリスが絶妙でしたね。フェルスタッペンとサイドバイサイドでターン1へ。
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出口で弾き出された!フェルスタッペンに気迫負けか。その後、同期のアルボンにもやられて、一歩ずつ後退を強いられてしまいます。予選とスタートダッシュがよかっただけに残念ですね。中団スタートは混み合い行き場をなくすことは多いけど、この辺の上位クラススタートとなると、猛者に屈した時点で負け。これから勉強していこう。

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ペナルティ降格を言い渡されたハミルトンはノリスをあしらった後、次なる標的はアルボン。
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キングの、それも黒い車体となると威圧感たっぷりですね。怖いかもしれないけど、ここを耐えれば初表彰台が見えてきます。耐えて!

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11周目、レースペースがイマイチなノリスはいよいよペレスの射程圏内に入っていきます。そこをスローダウンするレッドブルの一台。これって、、
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うわ、フェルスタッペンだ。ピットに戻り、ステアリングを替えるもダメ。レッドブルリンクで3連覇がかかるレースでしたが、今回は初のリタイヤとなります。来年、いや来週もう一度チャンスがあるさ。

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全く存在感を感じないフェラーリのベッテル。長らくストロールを抜きあぐみ、ルノーのリカルドからプレッシャーをかけられています。
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これはターン3「レムズ」進入時のオンボード映像
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今回のベッテルは大きいブレーキングで度々タイヤスモークを上げています。ブレーキが厳しそうですね。今年のフェラーリは本当に苦しいんだろうな。

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18周目に止まったリカルドの分まで頑張りたい復帰のオコン。26周目にこちらもイマイチなハースのマグヌッセンに並びかけていく。タイトなレムズとなると、いささかヒヤヒヤもの。
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マグヌッセンは真っ直ぐトラック外へ。当たった?!
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ブレーキ不調のようで、単独スピン。これがシーズン初のセーフティカー発動。各車の多くはこのタイミングでハードタイヤに履き替えています。今伸び盛りと評価されるマクラーレンとレーシングポイントはピットレーンでニアミスを起こしています。
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ピットレーンはノリスが走行していますから、ノリスが優先です。アンセーフリリースのペナルティでペレスに決勝タイム5秒追加の裁定が下りました。

セーフティカー明けの31周目、今シーズン開幕前に移籍を決めて、来シーズンはチームメイトとなるサインツとルクレールがバチバチやっています。それを後ろでみる「去る人」
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レムズでスリーワイドになって
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クルン。どうして?!
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見ていて面白くもないよな、自分はチームが決まっていないし、マシンも決まっていない。miyabikunもとやかく言えない。。この件についてペナルティは出ませんでした。まあ、サインツは無傷で、痛手を負ったのは自身のみですからね。

51周目にメルセデスエンジンを積むウィリアムズのラッセルのエンジンが停止しリタイヤ。処理のため2回目のセーフティカーが入りました。ストロールといいラッセルといい、メルセデス系にトラブルが多発しています。メルセデス2台もマシンに変な衝撃を加えないよう、縁石を使ったドライビングを制限する指示が出されました。速さ以外の繊細さ、脆さが明るみとなりました。
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このタイミングで上位ではメルセデス2台とペレスを除いた4位以下はタイヤ交換をして、最終スティントで飛躍する魂胆か。
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55周目に退去して、アルボンがペレスをインから捉え、、え?またセーフティカー?!
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ライコネンの右フロントタイヤが無くなっています。これか。
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仲良しベッテルは間一髪でしたね。これが当たるようならますます救いようがないけど、まだ微かな運は持ち合わせているようだ。怪我が無くてよかった。お金で解決できる(笑)

残り9周でレース再開。さあ控えめなメルセデスにとどめを刺してやりましょう。アルボンは昨年のブラジルGPと似たシチュエーションですね。
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「さっきはやられたけど、今回表彰台に乗るんだ」
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あー今回もダメ!ハミルトンの壁は厚し。アルボンは最後尾に、ハミルトンはドアを閉めたことによる5秒加算ペナルティが下ります。一応ペナルティがついたわけですが、アルボンは5秒じゃ利かない「ペナルティみたい」になってしまっています。どちら目線でみるか、によるけど時として「粘ったモン勝ち」みたいになるのがこの手のペナルティで物議になりますね。
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これに勢いついたノリス、今回何回もコンタクトしている「貯金付き」ペレスを力で跳ね除けて暫定4位に。これをわざわざしなくても事実上ペレスの前にはなったのでしょうが、それに甘んじたらこの後の「奇跡と感動」は生まれなかったでしょう。
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これでハミルトンとのギャップが5秒以内になれば、アルボン改めノリスの初表彰台を掴むことになります。ファイナルラップで5.2秒差ですよ、結果や如何に?!

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《決勝結果》
 1 ボッタス (メルセデス・M)
 2 ルクレール(フェラーリ・F)
 3 ノリス  (マクラーレン・R)

オーラスはタイムペナルティが下ったハミルトンやペレスとのギャップに注目が集まりましたね。それをファステストラップで必死に追いかけ、報われた形となったノリス。嬉しい初表彰台獲得となりました。ちなみにノリスはフェルスタッペン、ストロールに続く歴代3番目の若さでの登壇です。
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ちょっといつもとは違う形だったけど。ノリス、おめでとう!これで一人前にまた一歩近づきました。

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《ファステストラップ》
 ノリス(マクラーレン・R)1分07秒475
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アルボン(レッドブル・H)

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ノリス(マクラーレン・R)

決勝の候補者は3人。当初はいい蹴り出しをみせてスタート直後からズルズルと順位を落としたノリスは厳しいかなと思っていました。だらしのないチームメイトとは裏腹に着実に順位を上げたルクレール。また力尽きたチームメイトの分も奮闘し、リベンジすべく果敢にチャンピオンに立ち向かったアルボン。ただファイナルラップで「時間」と戦い、自ら表彰台を獲得したノリスの健気な頑張りを評価したいと思います。ひいき目でしょうか(笑)アルボンは本物の「ドライバー・オブ・ザ・デイ」を受賞したしので、miyabikunはノリスにあげます。ラッセルの予選含め、今年も2年生がアツい!

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 ベッテル(フェラーリ・F)

予選に続いて、ワーストは言うまでもなくベッテルですね。スタート位置はルクレールより後ろであったにせよ、タイヤはチョイス可能なミディアムタイヤスタート。格下ドライバーのパッシングに手を焼き、セーフティカー発動によりうまみは削がれ、挙げ句の果ては「読み違い」でスピン。相方は戦略を駆使して登壇していますもんね。見限っているのではなく、まだ期待している分、この失墜は残念でなりません。

《第1戦オーストリアGPのポイント》
・初戦ならではのマシントラブル続出
・逃げボッタス、マシントラブルからも逃れる
・浮上に成功したルクレールと空回りベッテル
・レース盛り上げ役は優秀若手世代か?!

20台の出走で完走扱い13台という近年では珍しいサバイバルレースで無観客初戦を終えました。間髪入れず、もう1回レッドブルリンクが来ます。オーストリアGPではなくても、レッドブルリンクには違いない。今シーズンはかなり忙しいですね。各ドライバー、チームは今回の反省を活かした走りができるかどうか?!

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