今日5/10は母の日。母の日は父の誕生日に近く、逆に父の日近くが母の誕生日という家庭に育ったmiyabikunです。今は父がもういないため母が2つとも独り占めしています。今回のレースは先日書いたアロンソが過去最速のポールポジションタイムを記録した2006年第6戦スペインGPです。スペインGPはアロンソの母国。出身の国を母国、出身校を母校と表現しますよね。父国、父校とは表現しません。母はいつでもどの世界でも強しか?!
カタロニアサーキットは前年05年にスペイン人初のF1チャンピオンを獲得したアロンソの記念碑を建造。希少なスペインを代表するトップドライバーです。エンジンがV8に変更になり、防衛できるか否かで臨んだアロンソはこの第6戦まで開幕戦バーレーンGP、第3戦オーストラリアGPで優勝を挙げて、他も2位は獲得する全戦表彰台獲得で突き進んでいます。一方で屈辱的な一年を味わった元チャンピオンのM・シューマッハもサンマリノGP、そして地元ニュルブルクリンクで行われたヨーロッパGPを2連勝してスペイン入りする形で猛追します。05年にアロンソと同数勝利を挙げたマクラーレンのライコネンは表彰台こそあるものの未だ未勝利でこのシーズンもお決まりのスロースタート。
予選はフリー走行まで好調だったM・シューマッハと母国アロンソ一騎打ちの様相を呈しています。Q3の2本目でまずアロンソが1分14秒648のポールレコードでポールポジションを仮押さえ。フィジケラが2番手に並んでルノーのフロントロウを固めていきます。M・シューマッハは?!
フィジケラも超えられず3番手に終わります。追い抜きに手を焼くカタロニアの予選は1台でも前からスタートできるのに越したことはないものの、まだまだシーズン序盤ですからカリカリせずです。日本勢はトヨタ、ホンダの2チームはQ3進出を決め、スーパーアグリから参戦する佐藤琢磨がQ1止まりの20番手となりました。