仮の名は今シーズン限りか?!レーシングポイントの2号機となるRP20です。父親は偉大なり。

《設計》

 アンドリュー・グリーン


《外見》
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カラーリングに変化は無し。どピンクです。安心しました。ノーズコーンは先端が黒くなり、歴代続いたフォークっぽい塗り分けや2つの縦長開口も取り止めています。IMG_2074
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サイドポンツーン開口は上端外側に丸みを持つ横長です。このチームは昨年も発表とテストでマシンをだいぶ変えてきましたし、正直ココでマシンを見るのは意味がありません。IMG_2076
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先日から始まったカタロニアサーキットでの開幕前合同テストでのRP20はこちら。5003
何じゃこりゃ。発表会は何だったの?!あの先っぽのアレといい、これ、メルセデスじゃん!
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ただサイドポンツーン開口をみると今シーズン型のW11というよりかは昨年型のW10のような滑らかで大型の三角形を採用していますね。ということは、パーツや技術はメルセデスの払い下げか?!パパやるなぁ。
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サイドポンツーン後方の絞りはそうキツいものではなく、ふくよかですね。オリジナルな部分も残っているのかな。マシンはピンクだけど、「グリーンの仕事」無くなっちゃいますよね(笑)
エアインテーク側部に面白いものが付いていますね。T型尾翼にエンジン三発のボーイング727みたいです。さすがにRP20のこれはエンジンではありませんね。形状的にリヤウィングまでの整流に効果がありそう。
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《シャシー》
RP20
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:746kg(ドライバー含む)
 最大燃料重量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク・パッド:
 ホイール:BBS
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ     プルロッド

《エンジン》
メルセデスF1 M11 EQ Performance

 V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ

 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:

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《ドライバー》
 No.11 セルジオ・ペレス(メキシコ)
 No.18 ランス・ストロール(カナダ)

今シーズンもご存知の通りペレスとストロールのラインナップに変わりはありません。毎回miyabikunは便宜上勝手にキャリアや成績からペレスをエースとして記載していますが、実際のところどういう位置付けなのか迷ってしまいます。「ペレス君には本当にお世話になっているよ。今年もウチの息子を頼むよ」なのか「ペレス君わかっているよね。このチームは私がいるから成り立つんだよ」なのか。ローレンス・ストロール氏の存在には感謝しますが、個人的な思いとしては前者の環境であることを祈っています。
荒くれ者のイメージが強かったペレスは持ち前の「タイヤの取り扱い」を強みとして、可能な限り入賞圏内を押さえる走りが出来ています。れっきとした表彰台登壇者の一人ですもんね。もうペイドライバーの一言では済ませられない、一人前のベテランドライバーです。マシンがもう少しよければ、グイグイ上位争いに食い込めます。近年の勢力図に飽き飽きしていて、将来を諦めた感を漂わせる発言が心配ですが、諦めず上位を果敢に狙ってほしいと思います。
ストロールも下手くそは徐々に薄れ、年々成長を続けているドライバーとなりましたよね。一般的なチームにいたら、これほど長く続けられるかに疑問はありつつも、それもこれも偉大な父のお陰か?!ストロールも立派な表彰台登壇者です。中堅チームで表彰台に向けてワンチャンスを狙って成長してほしいです。
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「やっぱりパパの資産って、これくらい?あはは」
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「いやいやいや、先輩もペイやないかーい!」

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