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フェルスタッペンファン、ホンダファンの方々、お待たせ致しました!日本のみならず世界中に多く散在するファンの期待を担うレッドブルの最新型が思いの外早く発表されました。今シーズンはダミー色も無し!レッドブルRB16です。

《設計》
 エイドリアン・ニューウェイ
 ロブ・マーシャル

《外見》
レッドブルは先っぽから改良の手が入っています。タコ口を扁平に分断し、上部に「鋭利な豚鼻」が付きました。
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レッドブルのノーズコーン形状は毎回個性的で複雑な形状をしますよね。昨年のメルセデスやマクラーレンのように幅の狭いノーズです。またウィングステーも前後方向で短くなり、側面の「赤い牛」下部には前作RB15に無かった下方中央に気流を導くようなフィンを取り付けています。セクシーなカーブをなしています。
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フロントサスペンションの付け根、ノーズの角度の変わる位置のSダクト排出口は狭くした一方で、2008年のBMWザウバーを思い出させる「生えかけのホーンウィング」のようなフィンも付けてきました。あたかもマシンに「ブルの角(耳?)」があるかのよう。ノーズ上部やサスペンションアームによる乱流の制御でしょうか。関わっているのがニューウェイ先生ですから、空力をさらに突き詰めた表れなのでしょう。フェラーリはエアインテーク後方だったけど、今シーズンは何だか懐かしいアイテムが復活しているみたいですね。年々複雑化しているディフレクター(バージボード)付近をみていると、色合いからもノコギリクワガタの鍬みたい。
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余談ですがトロ・ロッソと違い、ホンダの「H」マークが申し訳ない程度に入っていたレッドブルは、このマシンでなかなか大きなものに変わっています。これはホンダファンにとってはかなり嬉しい変更ですよね。認められた、と思ってよいのかしら。
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レッドブルの特徴でもあるサイドポンツーンからエンジンカバーに向かう断面形状は上部(消火装置「Eマーク」の下付近)がさらに絞られたことが「Red Bull」の文字の歪みからも確認できます。冷却に秀でたホンダエンジンならではの改良なのでしょう。ますますスリム化するエンジンカバー、このペースでいくと将来はどんだけ絞れたウエストになっちゃうんでしょうか。フロアパネルがあるからあまり実感はありませんが、想像するとなかなか気持ち悪い造形になってきました(笑)
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レッドブルはこれまでリヤウィング中央のステーは1本でした。それがこのRB16から2本にし、ライバルと同様にエキゾーストパイプを挟み込む形を採っています。

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《シャシー》
RB16
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:746kg(ドライバー含む)
 最大燃料重量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク・パッド:ブレンボ
 ホイール:OZ
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ    プルロッド

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《エンジン》
ホンダ RA620H
 V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:エクソンモービル

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《ドライバー》
 No.33 マックス・フェルスタッペン(オランダ)
 No.23 アレクサンダー・アルボン(タイ)

フィックスとなるフェルスタッペンの相方はアルボンの継続起用におさまりました。レッドブル塾はブレることなく徹底して「塾生」を起用してきます。その与えられた1,2シートの椅子取り合戦をみているのも面白いし、日々のレースや走りも気を抜けません。若いし浅いけど、アルボンの継続でよかったと思います。日々の進化がありますし、ムラも少なく堅実です。
毎度のことながらフェルスタッペンの「パンチ力」は健在で、ホンダエンジンのコンビネーションで3勝を挙げたことには感謝です。エンジンの工夫と進化はもちろんですが「フェルスタッペンだから勝ちにもっていけた」点も忘れてはなりません。レッドブルと他トップ2チームとの違いとして「ドライバー2人の成績の差」があります。昨年のガスリーとアルボンは成長過程にあり、いきなりフェルスタッペンと同等の成績にもっていけ!というのも酷な話ではあるものの「フェルスタッペン一人がチームを担う」状況では、コンストラクターズチャンピオンはおろかドライバーズでも不利になります。仮にフェラーリは食えても、メルセデス食いにはまだだいぶ遠くなります。

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より空力を追求した新車発表と共に、早速実走も披露してくれたレッドブル。昨シーズン幸いにもメカニカルトラブルは少なめでしたし、戦略もどこぞよりかは賢く面白い戦略を採れるチームです。ドライバー側が「予選から2人で上位につける」「決勝の攻め引きは今一度冷静に」という姿勢でシーズンに取り組んでほしいと思っています。

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