

アブダビGPはトワイライトレースで有難いことに「日本時間」にも合わせたいつも通りの時間帯なはずなのに、miyabikunはフェラーリのダブルピットストップを見届けたあたりの途中で寝てしまいました。。記念すべき2019年シーズンのラストレースでお恥ずかしい。。単なるおっちゃんだからというわけではなく、理解ある方なら理由は言わずともお察し頂けると思います。というわけで、二夜連続となった決勝観戦記を書き綴っていきます。
トップ集団のスタート直後の混乱は無し。ただ中団が騒つく。
レーシングポイント2台に挟まれる形のグリッドとなったトロ・ロッソのガスリーはターン1をターンインする際に13番手スタートのストロールに左リヤをヒットされる。
左に急転すると続いては11番手スタートのペレスに左フロントをヒットさせてしまいます。フロントウィングも失ったガスリーはスタート直後に最後尾降格へ。今シーズンは昇格に降格、初表彰台登壇と印象深いシーズンとなりましたね。来シーズンも表彰台登壇の自信で新生「アルファタウリ」を引っ張っていきたいですね。
2番手フェルスタッペンの序盤はキレが無く、宿敵ルクレールに2位を明け渡し、4位番手スタートのベッテルにも並ばれかけていました。まだ「エンジンがかかっていない」ご様子。
マッタリし始めた13周目にルクレールに続いてベッテルがダブルピットをグズグズ終えたのを見届けたあたりで「安心」したのか、緊張感から解き放たれて目を開けつつ頭は寝てしまっていました。
このアブダビGPの序盤は全車に対して「DRSが使用できない」という珍事がありましたね。追い抜きに手こずるアブダビGPでそれを取り上げられると接戦チームはたまったもんじゃない。
最後尾スタートからタイヤ交換無しで順当にきたボッタスは序盤で5位まで浮上するも、同じくタイヤ交換を引っ張るファイナルヒュルケンベルグにはさすがに引っかかって、ベッテル、アルボンも続いています。みんなみんな、普段はDRSを使える区間でもフラップは閉じています。
タイヤ交換を終えたベッテルにとっては、使い古し連中に付き合っている場合ではない。「グレーな」ハイパワーでDRSを使わず攻めてみる。
抜けない。相手はボッタスでも、マシンはメルセデスですから、生半可ではとても無理。サーキット特性もありますが、近代ドライバーはDRSありきで長らくF1を戦ってきました。昔のドライバーはこんなの無しで、時にはラフでリスキーなパッシングをしたものよ。
18周目にようやくDRSが使用可能に。15周遅いぞ!
ヒュルケンベルグの背中を使い、こぞって開放。
ようやくボッタスが「喉の支え」を取り払う。さあボッタスは最後尾から何位まで鬱憤を晴らせるか。Q2で履いたミディアムタイヤは55周レースの30周まで引っ張りました。
うーん、月曜夜に観返しても、見せ場が少ないなぁ。ツッコミどころに悩む。。
MS「今パパが抜かれた理由はわかるか?ロビン」
RR「おじちゃんのはなしきかないよ。パパにたにんのはなしはきいちゃいけないといわれた」
スタート直後に辱められたフェルスタッペンは31周目に再びあのルクレールと接近します。
ファイナルクビカ先輩の背中を借りて将来有望な2人はDRS対決!
MV「えへへ、もうエンジンかかったもんねー」
相手はルクレールですからね、黙って引き下がるわけがない。アウトからやり返す。
危ない!またやるか?!今シーズンでよくわかったこと。ルクレールはあんな顔して、闘争心と負けん気が強く、えげつない。まるで羽生結弦みたいだ。チャンピオンを獲得するには必要な資質です。
《決勝結果》
1 ハミルトン (メルセデス・M)
2 フェルスタッペン(レッドブル・H)
3 ルクレール (フェラーリ・F)
《ファステストラップ》
ハミルトン (メルセデス・M)1分39秒283
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ヒュルケンベルグ(ルノー)
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
・ナイトレース、アブダビは、眠くなっちゃうん
・久々キングの完璧な逃げレース
・最近のお子にアブダビのDRSお預けは地獄
・ヒュルケンベルグ、クビカ、お疲れ様でした!
《2019年ドライバーズランキング》
1 413 → ハミルトン (メルセデス・M)★
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3 278 → フェルスタッペン(レッドブル・H)
4 264 → ルクレール (フェラーリ・F)
5 240 → ベッテル (フェラーリ・F)
6 96 ↑ サインツ (マクラーレン・R)
7 95 ↓ ガスリー (トロ・ロッソ・H)
8 92 → アルボン (レッドブル・H)
《2019年コンストラクターズランキング》
1 739 → メルセデス・M ★
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5 91 → ルノー・R
6 85 → トロ・ロッソ・H
7 73 → レーシングポイント・M
8 57 → アルファロメオ・F
2019年のF1はいかがでしたでしょうか?!面白かったと思う方、つまらなかったと思う方、それぞれいることと思います。今年も1ヶ月を切りました。12月は毎年恒例の様々な「まとめ月間」です。データが整い次第アップしていきますので、シーズンの振り返りに使ってもらえれば幸いです。今シーズンも一年間、観戦記にお付き合い頂きありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (6)
今後の楽しみは、総集編やデータ解析記事です!!
(決勝の感想より先にプレッシャーを与えるスタイルにしてみました^^)
ハミルトン、そしてメルセデス強いですねぇ。ずーっとトップ。
先頭集団のタイヤ交換の動きに合わせられる余裕もあったので最後に悠々と交換してたので一切トップを譲らずポールトゥウィンでしたね。
来年はもっとカメラに映る走りを希望します。それも前に他車が居てクリーンエアを渇望する感じ。
スタートしてすぐマックスが離され遅れルクレールに抜かれ、トロロッソも年間5位が遠のく接触があってワクワク感が満たされぬ展開でした。
システム問題でDRSが使えない周回が、今回rラストレースのヒュルケンベルグの見せ場でした。最終盤にもう一度見せ場が来ましたが、彼らしくズルっと2台に抜かれてポイントならず。
ボッタスは、さすがはメルセデス、最後尾からさらっと上位に戻ってきて惜しくも4位。かなり応援しながら観ましたが、エミリアファンの私では力が及びませんでした。
燃えたシーンは1度だけ。モード11使っていいよ!のマックスが、ルクレールをパスするあの1度だけ。その後速すぎるハミルトンに追い付くことも無く単独走行。
フェラーリがかっこよくWタイヤ交換に挑んで、ミスったけど、あれどうせならビシッと決めるか、先頭のルクレールでミスってベッテルが詰まるを選択してほしかった。中途半端。
前戦のブラジルがたまたま終盤に波乱があって面白かっただけに、今回は時差の苦労が少なかっただけのレースだった気がします。
ドライバー・オブ・ザ・デイは私もボッタスです。ですが予選も決勝もあと1つ順位を上げきれないところがボッタスらし過ぎます(ポール獲れず表彰台届かず)。
こんばんは。お返事が遅くなりました。
無事に終わってしまいましたね。
結果的にはいつも通りではあるんだけど、
新たな発見や記録などが生まれて、刺激はあったかな
と思いたいです。
月並みではありますが、まとめを鋭意進めております。
期待せずお待ち下さい(笑)
ボッタスは自分のせいではないにしても、
グリッド降格が悔やまれますね。
ガチでやって、ハミルトンがイージーになるかも
みてみたかったです。
予選も1位分足らず、決勝も1位分ですから、
ボッタスは誠に控えめですね。それではいつまでも
チャンピオンには、、なれぬ。。
こんばんは。いつもご覧頂きありがとうございます。
様々な方がお楽しみ頂けるよう、時にはふざけ過ぎて
しまいますが、あくまで「F1専用素人ブログ」は
ブレずに今後も続けていきます。
これからもよろしくお願いします。
もう赤いのはお笑い集団として見ていこう
ブラジルGP決勝コメントにビノットクビになるかもと発言してしまいました
やっぱり来年もフェラーリで辣腕を奮い私にお笑いの真髄を見せてほしいです
FIAの忖度とかは信じていませんでしたが、今回の燃料のミスを見ると有るのかも…と思えてきます
もしかすると長年F1を見ている人なら常識なのかもしれませんね
とりあえず、メルセデスはいつもどおり、フェラーリはトップが変わって何か動くかと思いきや去年よりひどいコケっぷり…日の丸印の心臓を手に入れたレッドブルはタッグ結成一年目にして三勝をあげる快挙でした。いわゆる中団勢はマクラーレンの伸びっぷりがすごかった。ルノーは途中から追い上げたが時すでに遅し…レーシングポイントはオーナーが変わってフル参戦一年目、前半はイマイチでしたが後半持ち直しましたね。ハースはとにかくタイヤが使いこなせず、チームメイトもお互いちぐはぐ…トロロッソはレッドブルとドライバーの入れ替えがありましたがガスリーがやってくれた‼︎そしてマクラーレンと並ぶもう一つのイギリスの名門ウィリアムズは新たなスポンサーを獲得しながらも定位置を抜け出せず…来年期待しましょう。
長々と書きましたがこれが僕なりの2019シーズンの総括です。来年もよろしくおねがいします