レーシングポイントのペレスが一人で担うメキシコGP。サーキット高低差はほぼありませんが、そもそもの設置位置が高標高であるという、F1唯一無二の貴重なサーキットです。一時期は開催終了なんて噂もチラホラありましたが、ひとまず2022年までの継続開催が決まり、まだしばらくペレスが英雄でいられます。近年のF1勢力図にちょっと飽き飽きし始めているご様子。果たしてメキシコGP終了が先かペレス引退が先か?!縁起でもないって?!(笑)
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《メキシコGPの基本情報》
 エルマノス・ロドリゲスサーキット
  全長   :4.304km×71周=計305.584km
  コーナー数:17箇所
  高低差       :2.8m
  DRS区間数:3箇所
  母国GP      :ペレス

《メキシコGPの個人的印象》
 ・ペレス様々!歓声の大きさが半端じゃない!
 ・起伏はないが実は世界一の高標高サーキット
 ・空気が薄く、パワーもダウンフォースも減
 ・目がいく直前よりテクニカルな区間が重要か

昨年DRS区間追加のオンパレードで来ましたが、今シーズンは再び減らすという回帰をしたサーキットがありました。このエルマノス・ロドリゲスサーキットはセクター3に短いDRS区間を新たに設けたため、3箇所となりました。空気が薄いこの土地で効果がどれだけ表れるのかも興味深いです。また区間がmiyabikunがブレーキを我慢して突っ込んでしまいがちなターン12の手前までですから、実際のドライバーはどうだかわかりませんが、コースオフしたりするとスタジアムセクションの観客の注目の的になりそう。

《過去5回のポールポジション》
 2018年 リカルド (レッドブル)
    1分14秒759
 2017年 ベッテル (フェラーリ)
    1分16秒488
 2016年 ハミルトン(メルセデス)
    1分18秒704
 2015年 ロズベルグ(メルセデス)   
    1分19秒480
 1992年 マンセル (ウィリアムズ)
    1分16秒346 ※
 ※1992年は参考データです。

《ポールポジションレコードタイム》
 2018年 リカルド(レッドブル)
    1分14秒759(一周4.304km)

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
 1回 ハミルトン(2016)
   ベッテル   (2017)
   リカルド (2018)

先日の「ゲームで走ってみよう」でも書きましたが、昨年のレッドブル時代のリカルドが飛躍的にタイムを更新してポールポジションを獲得しました。ルノーへの移籍について、周辺やファンなど外野からあーだのこーだの言われていることでしょうが、リカルドの心中で「移籍によって何を得て何を失ったか」はっきりとしていることと思います。日本GPで失格を食らったルノー勢、巻き返しや如何に?!

《過去5回の優勝者》
 2018年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2017年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2016年 ハミルトン   (メルセデス)
 2015年 ロズベルグ   (メルセデス)
 1992年 マンセル    (ウィリアムズ)※
 ※1992年は参考データです。

《現役歴代優勝者 回数》
 2回 フェルスタッペン(2017,18)
 1回 ハミルトン   (2016)

近代F1では5回目のメキシコGPとなります。近年4年では勝者は3人、現役は2人であり、さらにはフェルスタッペンがハミルトンをも上回る最多の2勝を挙げています。個人的に縁起がいいサーキットです。本来であれば今シーズンも例年通りいってもらって3連勝を果たしてもらえれば嬉しいのですが、後半戦にきてフェルスタッペンの切れ味がよくありません。長い直線はフェラーリに譲るとしても、得意とする第2セクターはメルセデスにお株を奪われそう。モヤモヤな日本GPの直後ですから、フェルスタッペンの腕とシャシー、エンジンの三位一体で高地攻略を図ってほしいですね。

《過去5回のファステストラップ獲得者》
 2018年 ボッタス (メルセデス)
 2017年 ベッテル (フェラーリ)
 2016年 リカルド (レッドブル)
 2015年 ロズベルグ(メルセデス)
 1992年 ベルガー (マクラーレン)※
 ※1992年は参考データです。

《現役ファステストラップ獲得者 回数》
 1回 リカルド(2016)
   ベッテル(2017)
   ボッタス(2018)

ファステストラップについては珍しくハミルトンの記録がありません。熾烈なチャンピオン争いの渦中にあった2016年は本気モードで取り組んだはずですが、チャンピオン獲得がイージーになる終盤はハミルトンも若干肩の力を抜き気味になる傾向があります。今シーズンも同じくです。自分よりもボッタス次第ですから、このメキシコGPもイージーモードの充分な心持ちで入るでしょう。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C4)
 黄:ミディアム(C3)
 白:ハード  (C2)

ハミルトンがチャンピオンを決めるか、ボッタスが優勝最有力の位置を確保するか。メキシコは決勝で抜きどころが無いわけではないものの、中団になれば「要らぬリスク」を負いかねない。予選順位がチャンピオン争いのカギを握ります。

《メキシコGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.クビカ                 (ウィリアムズ)
 19.ラッセル              (ウィリアムズ)
 18.マグヌッセン       (ハース)
 17.グロージャン       (ハース)
 16.ストロール          (レーシングポイント)
〜Q2〜
 15.ライコネン          (アルファロメオ)
 14.ペレス                 (レーシングポイント)
 13.ジョビナッツィ   (アルファロメオ)
 12.リカルド              (ルノー)
 11.ヒュルケンベルグ(ルノー)
〜Q3〜
 10.クビアト              (トロ・ロッソ)
   9.ノリス                  (マクラーレン)
   8.ガスリー              (トロ・ロッソ)
   7.サインツ              (マクラーレン)
   6.アルボン              (レッドブル)
   5.ハミルトン          (メルセデス)
   4.ボッタス              (メルセデス)
   3.フェルスタッペン(レッドブル)
   2.ルクレール          (フェラーリ)
P.P.ベッテル              (フェラーリ)

これじゃあボッタス玉砕パターンじゃん!仕方ありません、メキシコでもフェラーリが速そうです。そういう空気なんて全く読む気も無さそうなフェルスタッペンが一人フェラーリとメルセデスの間に割って入ると予想。フェルスタッペンとルクレールを近づけちゃってまあ、、(笑)近い位置でスタートするのは、それだけパワーバランスも近いということ。2人も学習したことでしょう。レッドブルグループでみるとガスリーはそこそこ、問題は予選のクビアト。決勝はどうにか入賞圏内に入ってくるとしても、予選位置があまりよくありません。他車の降格で入賞するのではなく、予選から入賞圏内に留まり、決勝でマクラーレンやルノーを追い立てるレースができないと、貴重な表彰台登壇の快挙も薄れていってしまいます。
中団以下はペレス氏に盛り上げてもらいましょう。毎年大歓声はあるものの、入賞圏内ギリギリ止まり。シーズン後半は何気に復調の兆しもみえていますから、引き続き入賞を、できれば声援に応えてより一つでも前に!

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