日本GP前のロシアで再び新スペック導入に踏み切ったホンダ。他3人について最後尾は免れますが、地元クビアトのみ開催前から最後尾スタートが決まっています。やっぱりホンダとしては日本GPを最適な状態で入りたいですよね。最後尾なら抜かれる心配はない、ただ抜くだけ。単純明快。クビアト!
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《ロシアGPの基本情報》
 ソチ・オリンピックパークサーキット
  全長   :5.848km×53周=計309.944km
  コーナー数:19箇所
  高低差       :1.9m
  DRS区間数:2箇所
  母国GP      :クビアト

《ロシアGPの個人的印象》
 ・綺麗な路面でタイヤに優しいサーキット
 ・となれば1ピットストップが王道か?!
 ・長いストレートで全開時間も長め
 ・市街地ではないが直角コーナーが各所に

とにかくタイヤに優しいスムーズな路面です。タイヤがボロクソにタレて、レースペースがガクンと落ちたり、タイヤ交換でグリッドが後退しちゃうもどかしさとかがあった方が盛り上がるんだけどなぁ。

《過去5年のポールポジション》
 2018年 ボッタス (メルセデス)
    1分31秒387
 2017年 ベッテル    (フェラーリ)
    1分33秒194
 2016年 ロズベルグ(メルセデス)
    1分35秒417
 2015年 ロズベルグ(メルセデス)   
    1分37秒113
 2014年 ハミルトン(メルセデス)
    1分38秒513

《ポールポジションレコードタイム》
 2018年 ボッタス (メルセデス)
    1分31秒387

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
 1回  ハミルトン(2014★)
   ベッテル    (2017)
   ボッタス (2018)

ロシアGPは今年で6回目なので、近年5年の各結果が全ての結果となります。メルセデスをはじめドイツ系の面々が名を連ねています。現役は3人が仲良く1回ずつ。頭一つ2回目を獲得するのか、いやいや若手の伸び盛りが初ポールに名乗りを上げてくるのか、最近の数レースをみる限りよくわからないですね。

《過去5年の優勝者》
 2018年 ハミルトン(メルセデス)
 2017年 ボッタス (メルセデス)
 2016年 ロズベルグ(メルセデス)
 2015年 ハミルトン(メルセデス)
 2014年 ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者 回数》
 3回 ハミルトン(2014★,15★,18★)
 1回 ボッタス (2017)

優勝となると5年連続全てメルセデスから生まれています。メルセデスしか勝てていない、メルセデスに乗れば、ロシアを制する。こちらもわかりません。特に赤いチームに変な化学反応がみられています。まさかの4戦連続?!なんてことになれば、日本GPも荒れそうです。今シーズンの残りは、、赤とか紺とか贅沢は言いませんから、このまま銀以外のチームでいきましょう。

《過去5回のファステストラップ獲得者》
 2018年 ボッタス (メルセデス)
 2017年 ライコネン(フェラーリ)
 2016年 ロズベルグ(メルセデス)
 2015年 ベッテル (フェラーリ)
 2014年 ボッタス (ウィリアムズ)

《現役ファステストラップ獲得者 回数》
 2回 ボッタス (2014,18)
 1回 ベッテル (2015)
     ライコネン(2017)

ボッタスは初開催の2014年にウィリアムズでも獲っています。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C4)
 黄:ミディアム(C3)
 白:ハード  (C2)

今回から上記タイヤコンパウンドの表記を少し変えました。今シーズンの過去のGPも同様に統一しています。今回の各チームのタイヤ選択もハードタイヤが少なめなオーダーですね。タイヤ、保ちますしね。

《ロシアGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.クビカ                 (ウィリアムズ)
 19.ラッセル              (ウィリアムズ)
 18.クビアト              (トロ・ロッソ)
 17.グロージャン       (ハース)
 16.マグヌッセン       (ハース)
〜Q2〜
 15.ジョビナッツィ   (アルファロメオ)
 14.ストロール          (レーシングポイント)
 13.ライコネン          (アルファロメオ)
 12.サインツ              (マクラーレン)
 11.ノリス                  (マクラーレン)
〜Q3〜
 10.ペレス                  (レーシングポイント)
 9.リカルド              (ルノー)
 8.ヒュルケンベルグ(ルノー)
 7.ガスリー              (トロ・ロッソ)
 6.アルボン              (レッドブル)
 5.ボッタス              (メルセデス)
 4.ハミルトン          (メルセデス)
 3.ベッテル              (フェラーリ)
 2.フェルスタッペン(レッドブル)
P.P.ルクレール           (フェラーリ)

もう一度整理しますと、レッドブルの2台とトロ・ロッソのガスリーは予選5グリッド降格、クビアトが最後尾スタートが決定しています。本意ではありませんが、アルボンとガスリーはQ3を走らないとの見方を考えましたが、そうなるとタイヤ選択権はあれどかなり後方スタートとなってしまうため、いつも通りの予選に取り組むと予想しました。
フロントロウ争いは熾烈なものとなりそうですね。復調もこれまでかと思われたフェラーリですが、このシンガポールに来てもなかなか好位置でフリー走行を終えました。次世代チャンピオン争いを予感させる若い2人によるポールポジションの取り合いになんてなったら面白いです。
またいつもと少し異なる点として、レーシングポイント2台を少し前に出してみました。市街地サーキットで比較的好結果を残してきた2人ですから、このソチのレイアウトや路面とマッチして2台揃ったポイント獲得に向けて頑張ってほしいと思います。

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