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決勝の観戦記がだいぶ遅くなってしまいました。結果はもう多くの方がご存知だと思います。内容は今シーズンのF1の中でも「動きの多い」ものとなっており、優勝者についても様々な意見をお持ちでしょう。いくつかのポイントに分けて、要点をピックアップしていくことにします。

《スタートはこうなる》
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カナダのスタート直後は大抵荒れたり番狂わせが生じます。隊列上位は比較的スムーズでしたね。3番手のルクレールはターン1でハミルトンのインへ進入
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ただココはすぐに右コーナーとなりアウト側になる。順位は変わりませんでした。並んで進入する際、ハミルトンのようにターン1でアウトへ採られると、ターン2で行き場をなくしてショートカットするシーンも過去に多かったですよね。ケースバイケースだけど、並ぶならターン1でインを確実に獲ることに強みとリスク回避になる気がします。
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一方でマグヌッセンのピットスタートによって13番手スタートに繰り上がったトロ・ロッソのアルボンは不運でした。ジョビナッツィとペレスの挟み撃ちに遭い、フロントウィングを失い、結果的には59周目にレースを終えています。
アルボンの接触はその真後ろにいたグロージャンに残骸となって立ちはだかる。
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ハロのお陰か邪魔か、ショートカットしながら片手で残骸を振り払う。予選のマグヌッセンに続き、決勝はグロージャンにも注目を集めるようにボスから指導をもらっている?(笑)単に中団で埋もれないのがハース。そして1周目から荒れ荒れとなるのがカナダです。

《気は遣えど、ブレーキは使い過ぎるな!》
今年のマクラーレンは若返りを図り、新人最年少のノリスが予選もサインツを上回る8番手スタートを獲得しています。アルボン同様に頑張っていますよね!(もちろんラッセルも頑張っていますよ)
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スタートで順位を落としたボッタスを捉えるべく、ヘヤピンに飛び込むノリスはちょっと勢いが良すぎ(笑)タイヤスモークを上げて大回り。
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その隙に少し前までの最年少だったフェルスタッペンが涼しい顔でお兄さん気取り。
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自分のミスとはいえ悔しい悔しいノリスはすぐさま順位を取り戻しにいきます。若いって、いいな。その後7周目にフェルスタッペンに再び捕らえられてしまうのですが、不慣れなノリスに対してフェルスタッペンもじっくり吟味し、確実にパスするまで考えていたんじゃないかなと思います。フェルスタッペンも少しずつ気が遣えるオトナになっています。今のパッケージでやれる最大限引き出せていますね。
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ノリスは8周目に右リヤサスペンションを不可解に折損して燃えています。どうやらブレーキの加熱からの出火とのこと。カナダはストップアンドゴーだしビッグブレーキもあります。ただ踏んで減速すりゃいいわけではない。我々の市販車も長い下り坂でフットブレーキを使い続けるのは破損の原因にもなりますし、大事故に繋がります。何においても「過ぎ」はよくないし、このカナダはほか、走行ラインに燃費など、細やかな気遣いが必要ですね。

《どちらが勝者らしい?!》
レース後半戦に差し掛かる48周目の例のアレです。ポールスタートからファステストラップも更新し続けて「今シーズン初」真っしぐらのベッテルがコースオフ。
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ベッテルが後続でプレッシャーをかけ続けてきたハミルトンを「CLOSE TO THE EDGE」に追いやったことで審議、後の5秒加算ペナルティが下りました。先日モナコのボッタス×フェルスタッペンと同じ判決ですね。ハミルトンとしては抜けば見た目で申し分無く優勝、でも今のギャップのまま続けても優勝確実。一方ベッテルはハミルトンを5秒以上引き離さないと優勝が確定しないという腑に落ちない難題を突きつけられました。
これはあくまでmiyabikunの見解です。一時期はベッテルを推していた時代があるとか、ハミルトンワールドが飽きたから、ということを抜きにして考えても、ベッテルのあの挙動は仕方ないことなのかなと思っています。以前のアゼルバイジャンのような意図的なサイドアタックでもないし、モナコのような壁ドンさせたわけでもない、ピットレーンに入りかけて急に跨いで本線に戻ったわけでもなく、結果的には互いに無傷で順位も変わらなかったわけです。コースオフはベッテルのミス、ハミルトンがかけたプレッシャーの賜物ではあるのですが、予選、決勝で最速を示したチームとドライバーの優勝ではなくなってしまいました。
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グーでなくパーというわけです、今回は(笑)
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どっちよ?!今日初めてF1を観た方は、赤い服の人が実はハミルトンだったの?と困惑してしまうよ。

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《決勝結果》
   1 ハミルトン(メルセデス・M)
   2 ベッテル   (フェラーリ・F)
   3 ルクレール(フェラーリ・F)

《ファステストラップ》
   ボッタス(メルセデス)1分13秒078
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   ベッテル(フェラーリ)

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タダでさえ甘えん坊で繊細なチャンが散らかるのは目に見えている。せっかくいい感じでパラッパラッパーになると思ったのに、ほらーやんちゃし始めた。
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これはダメ。さっきのも規定違反だけど。
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LH「来いよ、なっ!」SV「えっ、いいの?」
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CL「いいなぁ、何ならボクも早くそこに、、」
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半分は優勝、ほぼ優勝、ルール上優勝。追い抜きも多く、リタイヤも2台に止まる中、なかなか見どころのあるレースではありましたが、ちょっと後味がよくない、誰も100%喜び辛いカナダGPとなりました。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
    ベッテル(フェラーリ)

正直迷いました。レース直後の素行はいただけません。ただ予選も決勝も最速だったのはベッテルでした。今回速かったことを評価して、次戦以降にまだまだ奮起してもらいたいと思います。

《第7戦カナダGPのポイント》
・先頭走行率100%の敗者と0%の勝者
・序盤戦1/3を全戦優勝で進むメルセデス
・出来る限りをやっている健気フェルスタッペン
・クビカのカナダは3周遅れの最後尾で無事完走

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miyabikun、最近フレンズちゃんより奥のチーム関係者の方が気になる(笑)今の体調はそんな感じです。

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