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モントリオールは天気がいいですね。関東は6/7に梅雨入りし、金曜日は久々の大雨でした。梅雨はジメジメで厄介だけど、水瓶に水を蓄える意味では重要な気象イベントです。F1もこのカナダでシーズンの1/3を消化します。F1観て気持ちを上げていきましょう!

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カナダの母国GPといえばこの方、ストロールです。ここのところあまり目立った走りができていませんね。早めにコースインして気合が入りますが、結果はいつもの定位置を抜け出せず。チームやマシンは買えても、スピードやテクニックまでは買えないからなぁ。Q1で驚きなのはアルファロメオのライコネン。
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シーズン当初はいぶし銀の走りで連続入賞を果たしましたが、最近はなりを潜めてしまいました。前戦モナコGPで300戦超えたところで急に辞めたくなったりしていないか心配します。

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スタートタイヤを決めるQ2では、メルセデス2台、フェラーリ2台ともC4のミディアムタイヤを選択しています。C5のソフトの早い劣化を敬遠しています。この2チームの速さは抜け出ていますからね、順当にいけば余裕で通過できます。
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ファステストは両看板がバチバチ。本当はボクちんも参加したいんだけど、残り3分の時点でまだ脱落ゾーンにいます。前のアタックではトラックが混雑しているとピーピー言っていました。まあ彼はドカンと一発のアタックで決められるから。
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Q2終了間近にいつもの黒集団の1人がカナダお決まりの壁ドン。残り0秒の赤旗中断へ。事実上のセッション終了です。
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一応10番手タイムで自身は突破できるけど、直後を走る相方やフェルスタッペンは間に合わずでした。他、トロ・ロッソ2台が脱落。

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ということで、レッドブルグループ、ホンダエンジンユーザーの期待を一手に受け、ガスリーがいの一番にQ3へ向かいます。相方にあった通り、カナダは何があるか本当にわかりませんから記録だけは残しておきたい。
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ベッテルが1分10秒台に突入すれば
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ハミルトンが僅差でやり返す。マシンは違えど現代F1の頂上対決になっていて面白い。
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フリー走行2回目でトップタイムをマークしたルクレールですが、1分10秒台まであと少し。ルクレールは速く賢いドライバーであることは周知ですが、やはりベッテルとの差をみればこう現れてきます。乗れているベッテルはまだまだ速いのです。
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最終アタックでハミルトンは自身のタイムを0.047秒縮めて終息に向かうと思いきや、
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一気に0.2秒も縮めて完全なるポールポジションを獲得!大方の予想通り第3セクターのみでハミルトンの撃破に成功しています。
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《予選結果》
   1 ベッテル    (フェラーリ・F)1分10秒240
   2 ハミルトン(メルセデス・M)1分10秒446
   3 ルクレール(フェラーリ・F)1分10秒920

《予想との答え合わせ》
ポールのベッテル、そしてテッパンの19番手ラッセル、20番手クビカ。クビカのカナダは決勝で何かミラクルを起こすでしょうか。クビカも応援したいんだけど、これまでの予選をみているとキツい状況が続きますね。昔の活躍を知る者としたら、痛々し過ぎて見ていられません。
好調続きのマグヌッセンのネタ見せ、そして被害を被った相方グロージャンとまさかのフェルスタッペンと、予選も予想を大きく覆す波乱が始まっています。派手にやったマグヌッセンは少しは申し訳なさそうにしているのかと思いきや、全くの無傷でさらには笑っていやがる。ワルいなぁ。
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《Q3トップのベッテルとの差》 
    メルセデス(ハミルトン)は0.2秒落ち
    フェラーリ(ルクレール)が0.7秒落ち
    ルノー(リカルド)は0.8秒落ち
    レッドブル(ガスリー)も0.8秒落ち
    マクラーレン(サインツ)が1.3秒落ち※
    ハース(マグヌッセン)は1.5秒落ち
    トロ・ロッソ(クビアト)が1.7秒落ち
    アルファロメオ(ジョビナッツィ)は1.9秒落ち※
    レーシングポイント(ペレス)が2.0秒落ち
    ウィリアムズ(ラッセル)は3.4秒落ち
    ※は最速タイムから算出

9番手のサインツはQ2までノリスを凌駕してきましたが、Q3で急に13秒台のタイムに落ち込んでいます。1分10秒台に入ったのは上位3台まででした。中でもベッテルとハミルトンは別次元の位置でバトルしていましたね。さすが複数回チャンピオンだ。

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《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ》 
    ベッテル(フェラーリ)

大方の予想通り、スピードのフェラーリは第3セクターのみでハミルトンを0.3秒上回り、メルセデスの壁を打破しました。久々の「トゥース!」も見れたことだし、たまには誉めてあげましょう。誉めればこの方は伸びる子です。

《決勝の表彰台予想!》
   1 ベッテル    (フェラーリ・F)
   2 ハミルトン(メルセデス・M)
   3 ルクレール(フェラーリ・F)

カナダは抜けます。予選順位からの入れ替わりが可能です。でもそれは接近して走れる中団に有効で、上位3台は変わらず進行すると予想します。スタートさえハミルトンに獲られなければ、十分逃げ切りの速さを持つフェラーリ。ルクレールはまだハミルトン、ベッテルの領域には達せず維持。黄色いリカルドが決勝でお決まりなことにさえ陥らなければ、ガスリーももう一つ順位はあげられるカモ?!そこにモヤモヤのフェルスタッペンがガンガン追い抜きをみせて、ガスリーに並ぶ位置までは浮上してきそうです。Q1止まりのおっちゃんは10位入賞とみた!

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時差のカナダ。決勝観戦記はたぶんいつもよりも遅れると思います。F1はすごく大事だけど、身体も大事。月曜日は耳に栓して歩きます。クールビズなmiyabikunを見かけても、お口にチャックでお願いします!(笑)

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