3連戦の真ん中、オーストリアGPです。首の皮一枚繋がったワールドカップ日本代表はこのオーストリアGP決勝の後となる7/3の3時、ベルギーが対戦相手になります。本田 VS バンドーンって、わけですねぇー!サッカーではバンドーンはかなりの強豪国となります。連投になる方々は身体に気を付けていきましょうね!
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《オーストリアGPの基本情報》
   レッドブル・リンク
      全長           :
4.318km×71周=計306.578m
      コーナー数:10箇所
      高低差       :63.5m
      DRS区間数:3箇所

《オーストリアGPの個人的印象》
   ・ココが元祖「ティルケサーキット」
   ・起伏に富んだシンプルなストップ&ゴー
   ・こじんまりと思いきやまあまあデカい!
   ・パッシングが年々減っている印象

F1カレンダーでは地味目?!なオーストリアGPはお休みの度に名前を変え歴史は古いです。少数精鋭の中チャンピオンは2人輩出しており、メルセデスに送り込まれた赤いキャップのスパイ、失礼!N・ラウダ氏のお国でございます。そしてサーキットの名前通り、揺るがぬ三強の一角レッドブルの拠点です。
今シーズンはDRS区間追加キャンペーンがココでも行われます。1コーナーから3コーナーの間の区間が追加され、1コーナーの手前にそれの検知ポイントが設定されています。DRSだらけですね。レムズの進入で無茶するヤツがみられるかもしれません(笑)ちなみにコース図は先日の情報から予め作図したものですので、誤りがあれば後日修正します。

《過去5年のポールポジション》
   2017年 ボッタス               (メルセデス)   
               1分04秒251
   2016年 ハミルトン           (メルセデス)   
               1分07秒922
   2015年 ハミルトン           (メルセデス)   
               1分08秒455
   2014年 マッサ                  (ウィリアムズ)   
               1分08秒759
   2003年 M・シューマッハ(フェラーリ)
               1分09秒150

《ポールポジションファステストタイム》
   2017年 ボッタス               (メルセデス)   
               1分04秒251

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
   2回 ハミルトン(2015★,16)
   1回 ボッタス    (2017)

予選編です。現役、その中でもメルセデスの2人だけがポールポジション経験者です。その前2014年はマッサの駆るウィリアムズ・メルセデス。うーん、要はメルセデス絡みでないと、ココを速く走れないのね。レイアウトはコーナー少なめシンプルでもこの図では伝わらない起伏が盛り沢山なサーキットです。メリハリのある直線は高速度と急加速、高速なコーナー処理ができた方がいいに越したことありません。とはいうものの、今シーズンのメルセデスエンジンユーザーはワークス以外はけちょんけちょんなため、ほぼ優位性はないでしょうね。ストロール、残念!君はエンジン云々の前にタイヤの使い方からだ。

《過去5年の優勝者》
   2017年 ボッタス               (メルセデス)
   2016年 ハミルトン           (メルセデス)
   2015年 ロズベルグ           (メルセデス)
   2014年 ロズベルグ           (メルセデス)
   2003年 M・シューマッハ(フェラーリ)

《現役歴代優勝者 回数》
  (★はその年のチャンピオン)
   1回 ハミルトン(2016)
         ボッタス    (2017)

優勝編です。近年5回のメンバーはさほど変わりません。近年の優勝者は97年はヴィルヌーブ、98年がハッキネン、99年はアーバイン、02年と03年がM・シューマッハというように、この結果から明らかなのはレッドブルリンクとなった3年、その前のA1リンク時代をみても、歴代優勝者はその年速かったマシンやドライバーが名を連ねます。となると、優勝は確実に三強の中から、もしかしたら二強(もっといえば
あの2人のどちらか)に絞られてしまう可能性がありそうです。

《使用されるタイヤコンパウンド》
   ウルトラソフトタイヤ(US)
   スーパーソフトタイヤ(SS)
   ソフトタイヤ              (S)

ココは当てたいなぁ、昔から行われているサーキットだし、このサーキットはわかりやすいと思うんだけどなぁ。

《オーストリアGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.シロトキン          (ウィリアムズ)
 19.ストロール           (ウィリアムズ)
 18.エリクソン           (ザウバー)
 17.ハートレイ           (トロ・ロッソ)
 16.バンドーン           (マクラーレン)
〜Q2〜
 15.ペレス                  (フォース・インディア)
 14.オコン                  (フォース・インディア)
 13.アロンソ              (マクラーレン)
 12.ルクレール          (ザウバー)
 11.ヒュルケンベルグ(ルノー)
〜Q3〜
 10.ガスリー               (トロ・ロッソ)
   9.サインツ               (ルノー)
   8.グロージャン        (ハース)
   7.マグヌッセン        (ハース)
   6.フェルスタッペン(レッドブル)
   5.リカルド              (レッドブル)
   4.ライコネン           (フェラーリ)
   3.ベッテル              (フェラーリ)
   2.ボッタス              (メルセデス)
P.P.ハミルトン           (メルセデス)

悔しいけどハミルトンが順当にいけばポールかなと。バージョンアップは喜ばしいことだけどますます後ろがついてこれなくなる。母国GPを前にまずは直近の母国チームを突き離しにかりそうだなぁ。
今年のハースは本当に速いと思います。2人の持つドライバーキャリアさえあればもう少し上位にいてもおかしくないのですが、片方はともかくもう片方が、、ねぇ。このままノーポイントでシーズンを終えたりしたらシーズンオフにとことんイジクリ回してあげられるんだけど。予選時点ではネタを予想できるわけもなく、素直に速いから上げました。一方で予選王子も下げです。ただし「よい子」よりは前にしておきました。
回数を追うごとに予期せぬアクシデントやトラブルはまだしも、予想を大幅に外したり、ニアミスも多く、なかなかこんな予想は当たりません。でも、20人もいればどこかの誰かは当たるはず。と思ってめげずにやっています(笑)

そういえば半年程前の仕事中に神奈川県大和市でこんなものを見かけました。
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日本にもあるんですね、似たようなものが。このタイミングまで温めていた写真でした。