先日の1996年からは8年後、何年経てど同じようにゴージャスにF1を迎えてくれる2004年のモナコGPです。この8年でみると、ドライバーの方は様変わりする中で当時と変わらないのはM・シューマッハにクルサード、パニス、バリチェロと浪人を味わったヴィルヌーブの5人になってしまいました。M・シューマッハとクルサードの2人に至ってはチームも同じという「F1界のお局様」

2004年のモナコGPは第6戦に設定され、M・シューマッハは4回ポールの5連勝という、どうしようもない、どうしようもできない流れを形成。相方バリチェロが2位3回、B・A・Rのバトンが2位1回が3位2回、マクラーレンのモントーヤは2位1回で3位1回、ルノーのアロンソが3位1回を獲得するも、このまま1人やりたい放題でいいのかという状況です。これらと比べれば去年や今年はまだ争えていてだいぶマシですね。
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もちろん大得意な「新モナコマイスター」ですから勢いそのままにこのレースも制しちゃうのかな、と思いきや
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2000年代の予選屋さんといえばトゥルーリですね。様々なチームやマシンを渡り歩いて、この年は青いルノーで若きアロンソのお兄ちゃんやってます。もう紅の時代は終わりだ、とテク二カル低速モナコでシューマッハの前に立ちはだかる。
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続いて日の丸ハイポトニックな佐藤琢磨はセクター1でそのトゥルーリを上回ってきます。モナコ在住で浸透圧もいつも以上に充分なご様子。
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うートンネル明けのヌーベルシケインでタイヤロックとバランスを崩して敢え無く4番手止まり。結果8番手の7番手スタート。でも決勝も絶対に諦めないしー。
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そんなことより、ウチはどうなった?しーん。。

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《予選結果》
   1 J・トゥルーリ     (ルノー・R・MI)
   2 R・シューマッハ(ウィリアムズ・B・MI)※
   3 J・バトン           (BAR・H・MI)
   4 F・アロンソ       (ルノー・R・MI)
      ※エンジン交換ペナルティでスタートは12番手
      ※※MIはミシュランタイヤ、BはBMWエンジン

予選は初ポール「ヤった・トゥルーリ」
見事にミシュランタイヤ勢がセカンドロウまでに並び、ブリヂストンタイヤ勢はM・シューマッハの5番手が最上位となっています。当時はミシュランとブリヂストンの割合が6:4ですが、徐々にミシュラン勢の結果が上回る気配を見せ始めています。R・シューマッハのペナルティ降格のためスタート上位は2002年ルノー時代の同僚3人が占める形に。
トゥルーリの予選は心配していません。問題はスタートしてからの方。決勝はどうしてもスタートダッシュで蹴つまずくかダラダラもたもた大渋滞の先頭になりがち「ヤらない・トゥルーリ」
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スタートは7番手スタートとなった佐藤琢磨がキレキレの蹴り出しをみせて、サン・デボーテまでに一気に4番手までジャンプアップしてみせます。M・シューマッハなんてモナコ在住のボクには関係ないしー。
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ただわずか2周でホンダエンジンがオーバーヒートして白煙が上がります。佐藤琢磨の浸透圧よりエンジンの冷却率が低かったと思われ。
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うん。仕事は済んだ、お家に帰ろう!

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モナコは景色に見とれている余裕はありません。若くまだまだ青いアロンソはレース後半の41周目にガードレールにご挨拶。そのお片付けで2回目のセーフティカーが発動されています。先頭はピットを引っ張るM・シューマッハにバトンと続く。
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セーフティカースピードのM・シューマッハは45周目のトンネル明けは入る前と違った様相に変わっています。中でどんなトリックが?!
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周回遅れのモントーヤがブレーキテスト中のM・シューマッハに追突してガードレールに向けて弾かれたためです。
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うーん、モナコでやっちまった。これで開幕からの6連勝は絶たれてしまいました。ちなみに力業?!をみせたウィリアムズのモントーヤは周回遅れではあるもののちゃっかり4位でフィニッシュしています。

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お、残り3周でもまだトップを守り切れてるぞ!後ろから先にルノーとおさらばしたバトンが背後1秒以内まで追い詰めてきています。ヤルノ、今回は最後までヤレるの?いつものようにヤられるの?!
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嬉しいY!(ただし、ヤルノのイニシャルはJ)

《決勝結果》
   1 J・トゥルーリ  (ルノー・R・MI)
   2 J・バトン         (BAR・H・MI)
   3 R・バリチェロ (フェラーリ・F・BS)
      ※BSはブリヂストン

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ヤルノ、ヤられませんでした。初優勝はいつになるのか、と待たれた1人は勝てば3勝に値すると言われるモナコを制しました。やっとのことで今回こそ「ヤれた・トゥルーリ」です。最近このブリアトーレばかり見ている気がしますね(笑)
前回、今回とモナコで初優勝の2人を取り扱いました。トゥルーリのケースはポールトゥウィン、パニスについては14番手からの優勝はかなりレアケースでした。あとこの2人の共通点は「無限ホンダ、ホンダ、トヨタ3社の日本製エンジンをドライブしている」ことと「モナコGP優勝が最初で最後のF1優勝」であることです。F1で勝つのも大変なのにモナコで優勝できたら、まだいい方なのかな。記録は1勝、でも価値と気分は3勝分!
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