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この複合コーナー好きですね。先日は何回かお世話になりました。日本より先に中国上海は天気に恵まれました。ドライコンディションになってよかった。

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スタートでポールのベッテルは2番手ライコネンを警戒して幅寄せ。おいおい、そんなライン採ったら奇数列スタートのボッタスの前がガラ空きになるじゃないか?!
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ベッテル自身は1位通過を確実にし、その影響もあってインに追いやられたライコネンは行き場もなく加速が鈍りボッタスのみならずフェルスタッペンにまでチャンスを与えて、後ろのことは当然考えず。ハミルトンもあまりいいライン採りが出来ずに少なからず被害を受けたようにも見えます。

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いつものようにスタートを終えてしまえばレースは一定間隔を保って進行していきます。上位ではウルトラソフトタイヤスタートとなった3位のフェルスタッペンが18周目にピットインしてミディアムタイヤへ。ちょうどいい間隔で走行していた6位リカルドも続け様にピットへ。東海道新幹線の名古屋駅かのごとく過密作業で一気にさばいています。
ハミルトンは翌19周目、ボッタスは20周目とソフトタイヤ勢もアンダーカット対策で合わせこむと当然トップのベッテルも警戒しなければなりません。21周目にミディアムに履き替えてコースインすると、あれ?!
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ボッタスにアンダーカットされています。抜群の予選から「自己中な」スタートダッシュも簡単に無駄になってしまいました。さすがに易々と3連勝はさせてもらえないかな?!
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あはっ、いい笑顔。可愛い!

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スタートで弟に執拗なとばっちりを受けたアニキ。上位が定石のアンダーカット対策を採る中、頑なに走り続けています。いくらタイヤを保たすの好きとはいえ、居続けてもメリットがないのですが放置プレーになってます。まさかボッタスにわざと追いつかれて、それに追いついた弟にコース上でガチンコやらせるつもりでしょうか?!いくら仲がよく、スタートダッシュもパッシングの切れ味の悪いおっちゃんとはいえ、もしそうだとしたら扱いがぞんざい過ぎる。。
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27周目にクタクタなライコネンをボッタスがかわし、一度抵抗すると見せかけて弟に引導を渡しています。予定が崩れた時のあたふた感がフェラーリらしい。こういうのを見ていると「ミスターF1」の貫禄や伝統が薄れてしまいます。

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バーレーンでは健闘したトロ・ロッソの2人が中盤に差し掛かり接触。躊躇しつつ「お、実はイケるかも?!」と思い立ったかのようにノーズを差し込んだ後ろのガスリーが10秒加算ペナルティに。躊躇したらダメだ、行くなら行く、様子をみるかの判断も「クリーンなパッシング」の鉄則ですよね。これのお掃除によりセーフティカーか発動しました。ん、ピットレーンに紫色の物体が飛び込む
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タイヤ交換が早めだったフェルスタッペンが2ピットストップでソフトタイヤに履き替えます。またしてもリカルドと同時に過密ダイヤののぞみ号をさばく名古屋駅式(笑)ピットマンが優秀でこそなせる業ですね。どこかの名門には発想すらないだろうな。昔はやってたけど。
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他の上位が1ピットストップのためレッドブルが単に順位を落とすだけかと思いきやとんでもない、リカルドもフェルスタッペンも飛ぶ鳥を落とす勢いで二強にアタックしていきます。
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イケイケのリカルドはライコネン斬り
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この距離からでも王者もズバッと
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ランキングトップ?ベッテルも、へいへいへい!

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そんなのボクだってできるよって。わったったったー
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ハミルトン討伐でも一度しくじったフェルスタッペンは43周目にベッテルのインを突こうとして失敗、散らかってしまいました。10秒ペナルティ。でもそのチャレンジ精神はよろしい!今回はおとなし目なハミルトンと相変わらずボロ布扱いのライコネンはその隙に前に。一方ベッテルは戦意喪失でルノーのヒュルケンベルグ、マクラーレンのアロンソの餌食になるのでした。天国から一気に失意のGPとなっています。バチが当たったかな(笑)

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もう1人抜いちゃおっかな、だってタイヤまだ元気だもん、とお見事!
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んーもうっ!

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《決勝結果》
   1 リカルド    (レッドブル・TAG)
   2 ボッタス    (メルセデス・M)
   3 ライコネン(フェラーリ・F)

いつものスタート以降の序盤のマッタリさに反してセーフティカーを境に急展開を見せた中国GPでした。レッドブルはこういう隙をつく勝ち方ができる戦略と人材を揃えています。予選のバタバタなんて忘れてしまいますね!
ここまでフェラーリ2勝、レッドブル1勝と最速と思われたメルセデスが未だにレースは勝てていません。当然これで済むチームではないことは今までのシーズンから察せますので、いかに今のうちにフェラーリやレッドブルが勝ちを重ねられるかでチャンピオンシップが活性化します。

《ドライバーズランキング》
   1 ベッテル     (フェラーリ・F)      54
   2 ハミルトン (メルセデス・M)     45
   3 ボッタス    (メルセデス・M)      40
   4 リカルド    (レッドブル・TAG)  37
   5 ライコネン (フェラーリ・F)      30

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《第3戦中国GPのポイント》
・レッドブルの器用さと破壊力はピカイチ
・スタートでの貪欲さが仇となったベッテル
・速くても勝てなきゃ意味ないメルセデス
・ライコネンはドM扱いも静かに結果プラス1