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これが2018年のメルセです。速そうです。カッコいいです。これはこれは間違いなく強い。以上!
っておい、いくら何でも手抜き過ぎだろ!もはや近年のF1の代名詞になりつつある2018年型メルセデス「F1 W09 EQ Power+」です。こんなふざけた名前でも結果はしっかり出してるので悔しいけど突っ込めない。

《設計》
アルド・コスタ
ジェフ・ウィリス
ジェームス・アリソン

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《外見》
アルド・コスタといえば、フェラーリのダブルタイトル獲得最終年のF2007に関わった人です。今やフェラーリ倒しに加担しています。アリソンも含め、今のメルセデスのスタッフもフェラーリからの人材を得て成り立っています。考えてみれば、ここ10年でのチャンピオンマシンはほとんどがこのコスタとニューウェイから輩出されていることになりますね。
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で、どこがどのくらい最強になってるのかをW08と比較して見ているのですが、、素人目には大きく変わった点は見られません。大して見つけられません。ディフレクターの形は複雑になっているようですが、メルセデス様はすでに完成度は高いとみて軽微変更に落ち着いたのでしょうか。
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側面からみると、エアインテーク後方が若干伸びて、リヤエンドに向けて比較的急に絞られています。目の錯覚かもしれませんが、小型化するマシンが多い中、メルセデスはお腹や背中周りがほんのちょこっと太りましたか?!
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速かったとはいえ、100%完璧だったかと思い返せばそうではありませんでしたよね。タイヤと温度との相性に問題がありましたね。あの件は克服できたのでしょうか。またフェラーリと相反してタイトコーナー、低速レイアウトサーキットで先行を許したことも忘れてはなりません。全てにおいて完璧ってのはなかなか難しいことだし、やられた日には特徴や面白みも全くないつまらないレースになってしまいますから、メルセデスはどう仕上げ、どう埋め合わせてくるかに注目したいと思います。

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《エンジン》
メルセデスF1 M09 EQ Power +
V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
排気量:1,600cc(推定)
最高回転数:15,000回転(制限)
最大馬力: - 馬力
燃料・潤滑油:ペトロナス

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《シャシー》
F1 W09 EQ Power +
全長:       - mm
全幅:2,000mm
全高:   950mm
最低車体重量:733kg(ドライバー含む)
燃料タンク容量:105kg(制限)
ブレーキキャリパー:ブレンボ
ブレーキディスク・パッド:カーボン・インダストリー
ホイール:OZ
サスペンション:フロント プッシュロッド
                                 リヤ    プルロッド

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《ドライバー》
No.44 ルイス・ハミルトン
No.77 ヴァルテリ・ボッタス
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マクラーレン時代にギリギリの1回、メルセデスに移籍してからはまあ余裕な3回とハミルトンは今シーズンで通算5回目のチャンピオン獲得がかかります。ベッテルと並ぶ獲得回数を完全に上回り、いよいよファンジオに並ぼうとしています。伝説の領域ですね。以前は発言や態度に反してメンタルが意外と弱いとか、投げやりや諦めもあったハミルトンも30代に入ると落ち着き、貫禄を身に付けています。昨シーズンは100%完璧ではなかったマシンでいくつか落としたレースもありますが(優勝を落としたということで、表彰台や入賞は確実に得ています)このマシン如何でもっと強烈な走りと結果を手にすることになるかもしれません。自身にとっては初開催のポール・リカールもレイアウトからすればメルセデスが苦手とするものでもありませんし「走行サーキット完全制覇」街道を続ける可能性は大いにあります。
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ハミルトンが揺るがないならば、相方ボッタスやベッテル、フェルスタッペンあたりが切り崩すしか術はありません。ボッタスはメルセデスに移籍し、ポールポジションと優勝を手にすることができました。ただそれは当然の結果です。あのマシンからしたら「最低限の任務」と言えばそれまで。ボッタスはそれが性格なのか腕なのか、どこか控えめでビクビクした走りをしているように見て取れてしまいます。いいんだよ、メルセデスに乗ってるんだからガシガシ攻めて。タイヤの心配も解消されているはずだよ。フィンランドはモータースポーツのチャンピオン産出国。少数精鋭の先輩たちに続いて、是非「ハミルトン狩り」に参加していってほしいです。

やっぱり画像サイズがバラバラで見辛いですね。調整したいんだけどうまくいかないなぁ。見苦しくてすみません。。