2017年シーズンも残り1/4となりました。長いな、たくさんあるななんて思っていてもあっという間でしたね。いよいよ我が国のGPがやってきました。
月並みな話、第15戦を終えてランキングトップのハミルトンは281ポイント、2位に陥落したベッテルは247ポイントでその差は34ポイントです。残りは日本GPを含めて5レースですから、各レース優勝と2位の差は7ポイント、フルマークで35ポイントの差となります。ということは、仮にベッテルが全5レースを優勝してハミルトンが2位になると最終戦で1ポイント差のチャンピオン決定です。僅差ですねーベッテルの自力チャンピオンはギリギリですねー。ベッテルはサーキット特性があろうかなかろうが、マシンが不調だろうが一つも落とせないわけです。シーズンのほとんどをリーダーで過ごしたのが夢みたい。何のせいとは言いません、誰のせいとも言いません。とばっちりの時もあれば、自身の暴挙、天候の向き不向きもありました。兎にも角にも、最強マシンを駆る現代のスピードマスターよりポジションを前で終えることが至上命令で、残りのシーズンを盛り上げることにも繋がります。大好きなこの鈴鹿で今一度運気を向けたいですね。

《日本GPの基本情報》
   鈴鹿サーキット
   全長:5.807km×53周=計307.771km

《日本GPの個人的印象》
   ・様々な要素を含むテクニカルレイアウト
   ・下手に抜きにかかると接触しちゃう印象
   ・ファンのみならずドライバーからも好評
   ・ままある雨がレースを変貌させる

《過去5年のポールポジション》
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)   
               1分30秒647
   2015年 ロズベルグ(メルセデス)   
               1分32秒584
   2014年 ロズベルグ(メルセデス)
               1分32秒506
   2013年 ウェバー   (レッドブル)
               1分30秒915
   2012年 ベッテル   (レッドブル)
               1分30秒839

《ポールポジションファステストタイム》
   2006年 マッサ       (フェラーリ)
               1分29秒599(一周5.807km)

《過去5年の優勝者》
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
   2015年 ハミルトン(メルセデス)
   2014年 ハミルトン(メルセデス)
   2013年 ベッテル    (レッドブル)
   2012年 ベッテル    (レッドブル)

《現役歴代優勝者 回数》(鈴鹿のみ)
  (★はその年のチャンピオン)
   4回 ベッテル   (2009,10★,12★,13★)
   2回 ハミルトン(2014★,15★)
   1回 ライコネン(2005)
          アロンソ   (2006★)

《日本GPで使用されるタイヤコンパウンド》
   スーパーソフトタイヤ
   ソフトタイヤ
   ミディアムタイヤ

近年は全く抜けないわけではなくなりましたが、鈴鹿も抜きどころが多いかと言われたら多いわけではありません。スリップストリームを使った1コーナーの飛び込み、そして130Rからのシケインの飛び込みが王道でしょうか。一昔前はヘヤピンでガシガシ抜いていく人やS字で変なところを走る人などいましたね。
戦績だけをみると、好きというだけあってベッテルが頭一つ多い4勝しています(富士を除いた鈴鹿のみ)今年のマシンをみたらどうでしょうか、もちろん長いストレート2本を有するハイスピードではありますが、第1,2セクターは機敏な回頭性といつでもミスを誘い狙える追尾性を問われます。そうなると、良さげなのは、、レッドブル?!(笑)メルセデスとフェラーリは五分五分でしょうか。いないことになってしまったマレーシアは予想以上にやれてましたよね。雨や気温に祈りを捧げるようなダサい真似は本来したくないけど、両者の差のうち、気温は重要なファクターですよね。

《日本GPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.エリクソン          (ザウバー)
 19.ウェーレイン       (ザウバー)
 18.マグヌッセン       (ハース)
 17.グロージャン       (ハース)
 16.ガスリー               (トロ・ロッソ)
〜Q2〜
 15.マッサ                  (ウィリアムズ)
 14.ストロール           (ウィリアムズ)
 13.パーマー               (ルノー)
 12.サインツ               (トロ・ロッソ)
 11.アロンソ               (マクラーレン)
〜Q3〜
 10.バンドーン           (マクラーレン)
   9.オコン                  (F・インディア)
   8.ペレス                  (F・インディア)
   7.ヒュルケンベルグ(ルノー)
   6.ボッタス              (メルセデス)
   5.リカルド              (レッドブル)
   4.フェルスタッペン(レッドブル)
   3.ライコネン           (フェラーリ)
   2.ベッテル               (フェラーリ)
P.P.ハミルトン           (メルセデス)

晴れたら、の予想です。雨だと赤より紫かな、赤の1人は食われちゃいそうですね。フリー走行は予報通りの雨でまともに走れたのは1回目の早い時間まででした。フリー走行から1分28秒台に手をかけるタイムを刻んでいます。高速コーナーが点在するココも大幅なタイム向上が期待できそうですね!
もう見飽きちゃったけど、ポールポジションはこちらなのかなと。でも最近メルセデスは爆発的な予選での速さを感じません。もしかしたらベッテルがとってくるかもしれない。個人的にはそちらに期待したい。こちらもパリッとしないボッタスに対してはレッドブル勢がいい勝負して食ってかかりそうです。ライコネンもウカウカしていられないんじゃないでしょうか。
来期のエンジンをスイッチする発表した途端に少し競争力を見出すという皮肉なマクラーレンは、あわよくばフォース・インディアの尻尾を掴めるかどうか。同じくテクニカルハイスピードのベルギーの時よりかは向上したとみていいのでしょうか。何事も「肩に力を入れ過ぎない」くらいの関係性の方がいいのかもしれませんね!

F1とは全く関係ないことですが、今miyabikunのパワーユニットが絶不調です。a little power です。