今回は録画も成功し、予定通り追いかけながら観戦できました!一安心。内容もさることながら「そんなレベル」にヒヤヒヤしています。ほら、観客はすでに出来上がってますよ!

ポールはともかく、気になるのはいつもと異なる顔触れのフロントロウ、セカンドロウのこやつらです。
モンツァは予選の次に心配なのはスタートと第1シケインの進入です。大丈夫かな、、ちゃまにオコン。

ハミルトンは一応ストロールを牽制。いやん、アニキいじめないで!と出鼻くじかれて、3番手オコンの前がクリアになりました。
以下、渋滞渋滞、いつもの渋滞。

第1シケインでサイドバイサイドを演じた現フライングフィンと次期フライングフィン対決。第2セクターでは前に出た先代ですが、パラボリカで並ばれて次代に軍配です。晴れたんだから、もう少し粘らなきゃ先輩!2周目はこんなラインナップ。交換ペナルティのフェルスタッペンは早くも順位を5つ上げて8番手です。そうだよね、予選は雨の中で2番手だったんだもん、走りたいよね。

若さが理性に勝る時。勢い付いたフェルスタッペンは3周目の第1シケインでマッサの隙を強引にこじ開けます。
ああ、またやってしまった。。速ければ速いで上手く武器を振るいます。一度速さやオイシさを知った若人は不調な時を「必死に力で」で説き伏せようとしてしまいます。気持ちはわかる。自身も若い時は身に覚えもあります。ただ今のフェルスタッペンのバイオリズムは、復調の兆しを冷静に噛みしめなければなりません。リタイヤこそ免れますが、ふりだしに戻る。

ボッタスとベッテルにはかわされたオコンとストロールら低学年2人は最上級学年には耐えしのげています。耐えろストロール!って、あっ、この前の!
Stroll's friends?本当にフレンズ?お友達?!毎回パドックに帯同?聞き捨てならないなぁ。そのうち「girl 〜」なんて付いちゃうんじゃなかろうな?!もしそうなったらなぁ、おっちゃんオコン一筋でいっちゃうからな!おっちゃんは師匠のように優しくないんだからな、いいか、フレンズってことは、まだ触れんずなんだぞ!
、、と退屈な「ハミルトン's race」でくだらない寄り道してしまいました(笑)そういえば昔ハミルトンの隣にいた「ぴょんぴょん女」はどこに行っちゃったんでしょうね。ふと思い出しました。

たった1回のピットを終えてもオコンとライコネンは付かず離れずをやってます。フォース・インディアの若手とはいえ、心臓はメルセデスなんですよね。やっぱりココでは簡単には抜けないか、ベッテルは一発ですっぱ抜いたのに。

24周目時点のスピードトラップです。意外にもルノーエンジンがワンツーじゃないですか。ラップリーダーで逃げに打ってるハミルトンよりよっぽど速さがあります。リカルドがだいぶ勢い付いてきました。そろそろライコネンはオコンを片付けておかないと、リカルドが後ろから来てますよ?!
長らくやり合った末、26周目の第1シケインでやっと処理。ガレージのクルーの拍手もパラパラ、ワイフも奥で一応パラパラ。今更遅い。。

そして41周目のコントロールラインでライコネンとリカルドの差はこのくらい。でもこの方は昨シーズン同様にこの位置から
グーっと入り込んで
かわす。リカルドお得意のやつです。速度だけでなくタイムもハミルトンとファステストラップを出し合って、いよいよ4位まで登りつめてきました。リカルドのスターティンググリッドはペナルティ付きで16番手でした。ライコネンはペナルティ無しの5番手スタートで、今5位。あたかも10年前の自分を見ているかのよう。

最後はマッサの教習を受けるストロール。ハミルトンがフィニッシュしても、まだ油断しちゃダメなのよ
と言わんばかりの煽り様。ストロールはしっかり成長してます、大丈夫です。お友達もついています。

《決勝結果》
   1 ハミルトン(メルセデス・M)
   2 ボッタス   (メルセデス・M)
   3 ベッテル   (フェラーリ・F)

《ドライバーズランキング》
   1 ハミルトン (メルセデス・M)    238
   2 ベッテル    (フェラーリ・F)      235
   3 ボッタス    (メルセデス・M)     197
   4 リカルド     (レッドブル・TAG)144
   5 ライコネン (フェラーリ・F)      138

《第13戦イタリアGPのポイント》
・ハミルトン、手付かず手付けず
・実に静かなベッテルは地味に表彰台
・リカルドのパンチ力は今シーズンも健在
・ストロール、オコン成長真っ只中

ハミルトン「この前の貸しは返してもらった」
ベッテル    「ん?なんのことだったっけ?!」