今回も生放送を録り逃してしまいました。。この前のミス以来、番組表の録画マークを指差し確認しているはずなのになぁ。これはどう考えてもチューナー側のトラブルの気がするんだけど。。帰宅まで我慢できない!観ましたよ、4時からの再放送を。
上位のスタートに混乱はありませんでした。ポールスタートのハミルトンにベッテルはピッタリでしたね。メルセデス優位なセクションも大きくは離されませんでした。
この2人は本当に仲がいい。またホイールトゥホイールをみせてくれています。後ろにいたグロージャンもスピードに乗るオー・ルージュを前にこの白煙には驚かされたと思います。
予選でノーパワーだった人もラディオンとケメルストレートの使い方は熟知しています。ルノーVSホンダVSメルセデスの各エンジン対決で予選番長をしっかりパス。3周目を終えて7位に大飛躍です(その後なぞのリタイヤ?!)

8周目のベッテルのラディオン手前では8速で301km/hです。ところがフェルスタッペンの8周目はスロットルをベタ踏みでギヤも速度もベッテルの半分の4速145km/h?!
またトラブルです。ケメルストレート中間にマシンを止めて今シーズン12戦中6戦入賞、6戦リタイヤ。フェルスタッペン、辛いけどこれも試練だ。短気を起こさず乗り越えるんだ!
ここで正面にかざされたフェルスタッペンの黄旗を見落としたライコネンには10秒ピットストップペナルティが下ります。せっかくのベテランマイスターもこんなくだらんことやって乗り越えてきたんだ、我慢しようフェルスタッペン!

トップのハミルトンは12周目にたった一度を予定しているピットインへ。ベッテルはその間にペースを上げるもオーバーカットならず。ベルギーに立ちはだかるハミルトンの壁も高く厚い。

29周目の同じ地点でピンクの2人はまたやってます。ペレスが右リヤタイヤをオコンの左フロントウィングに引っ掛けてしまいました。ペレスの右リヤタイヤはバーストしてこのレース初の恒例セーフティカーです。
寝ぼけまなこで観ていたので、ちゃんと様子を観返せていないのですが、スタート直後はペレスが少しイン側に寄せ過ぎに見えました。2回目はどうか、個人的にオコン推しはあるものの、これもペレスがオコンの行く手を閉め過ぎな気がします。やはり「焦るペレスに追うオコン」オコンは冴えないマシンでも確実に完走や入賞に導く、肝っ玉座ったノンリタイヤ新人です。

この間に2回目のタイヤ交換のきっかけとなって残り14周のスプリントレースに賭けます。フェラーリ2台が瞬発力が期待できるウルトラソフト、メルセデスが充分な速さを見出せるソフトタイヤを選択しています。こんな画、どこかで見覚えがあるぞ。今回はまさかやらないだろうなベッテル。
再スタートの上りもピッタリ。これはいける?!これぞ「F1のサイドバイサイド」という見本を今年のケメルストレートはコレ以外もいくつか生み出してくれています。並んではいるけど、速度が若干足らず?
ベッテル背後霊は届きませんでした。トップ争いばかり観ていると見落としそうになるのが3位表争奪戦です。トップのバトルを真後ろから傍観するボッタスの左はリカルド、右はライコネンにケメルストレートで挟まれてます。
右かな、左かな?!ライコネンが間合いを見つけようとウロウロ。黄旗減速無視なんて初歩的なミスを少しでも挽回しなきゃ、少年達に顔向けできませんしね(笑)

《決勝結果》
   1 ハミルトン(メルセデス・M)
   2 ベッテル   (フェラーリ・F)
   3 リカルド   (レッドブル・TAG)

《ドライバーズランキング》
   1 ベッテル    (フェラーリ・F)      220
   2 ハミルトン (メルセデス・M)    213
   3 ボッタス    (メルセデス・M)     179
   4 リカルド     (レッドブル・TAG)132
   5 ライコネン (フェラーリ・F)     128

《第12戦ベルギーGPのポイント》
・マシンは変われどケメルのバトルは昔のまま
・個人的にはオコンのファイトを応援したい
・どこでもハミルトンはハミルトンらしい勝ち方
・気持ちはわかるが嫌気差したなら、身引くか?