ソチは極めてヨーロッパに近いロシアだけど、このロシアが終わると、改めてヨーロッパ連戦第一弾のスペイン、モナコと続きます。

※ロシアGPから導入するコース図の説明です。
   自家製コース図をセクター分けしました。
   ・黄実線:第1セクター
   ・赤実線:第2セクター
   ・青実線:第3セクター
   ・黒破線:ピットロード
   ・黄二重丸:スピードトラップ
   ・緑二重丸:DRSギャップの計測位置
   ・緑太破線:DRS作動可能区間

《ロシアGPの基本情報》
   ソチ・オリンピックパークサーキット
   全長:5.848km×53周=計309.944km

《ロシアGPの個人的印象》
   ・綺麗な路面でタイヤに優しいサーキット
   ・となればタイヤが保つ今年も1ストップ?!
   ・長いストレートでアクセル全開時間長め
   ・市街地ではないが直角コーナーが各所に

《過去3年のポールポジション》
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
               1分35秒417
   2015年 ロズベルグ(メルセデス)   
               1分37秒113
   2014年 ハミルトン(メルセデス)   
               1分38秒513

《ポールポジションファステストタイム》
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
               1分35秒417

《過去3年の優勝者》
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
   2015年 ハミルトン(メルセデス)
   2014年 ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者 回数》
  (★はその年のチャンピオン)
   2回 ハミルトン(2014★,15★)

《ロシアGPで使用されるタイヤコンパウンド》
   ウルトラソフトタイヤ(Q3進出時に使用)
   スーパーソフトタイヤ
   ソフトタイヤ
   (決勝で必ずスーパーソフトかソフトの1セット使用)

自家製コース図に入れた「ターン3」は線形がキンクしているところで、コーナーの一つと数えない場合がありますので、数えない場合は以降のコーナーの数字から1つ減じてみて下さい。昨シーズン地元のクビアトが「クビ」になったコーナーです(笑)
2014年からの開催のため、過去3年は優勝もポールもメルセデスが取っています。レース中のファステストラップはウィリアムズ時代のボッタスとフェラーリ移籍初年のベッテルが獲得。名前だけみていると、今シーズンの上位の連中ばかりですね。
新しいサーキットということもあって、路面は非常にスムーズです。昨年から一段階柔らかめのタイヤが選ばれていますが、ピットストップ回数はどうなるんでしょうか。一回となれば、ピット戦略はワンチャンス。長い直線を活かしたパッシングに期待するしかありません。

《ロシアGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.バンドーン           (マクラーレン)
 19.エリクソン          (ザウバー)
 18.ウェーレイン       (ザウバー)
 17.マグヌッセン       (ハース)
 16.パーマー              (ルノー)
〜Q2〜
 15.ストロール           (ウィリアムズ)
 14.オコン                  (F・インディア)
 13.アロンソ              (マクラーレン)
 12.ペレス                  (F・インディア)
 11.グロージャン       (ハース)
〜Q3〜
 10.サインツ              (トロ・ロッソ)
   9.クビアト              (トロ・ロッソ)
   8.フェルスタッペン(レッドブル)
   7.ヒュルケンベルグ(ルノー)
   6.リカルド              (レッドブル)
   5.マッサ                  (ウィリアムズ)
   4.ボッタス              (メルセデス)
   3.ハミルトン           (メルセデス)
   2.ライコネン           (フェラーリ)
P.P.ベッテル              (フェラーリ)

パワーユニット交換ペナルティの決定しているバンドーンは走ってもビリの20番手にしましたが「走れない」だけはナシでお願いします。ついついアロンソを「バトン」と書きそうになりました(笑)アロンソはこのロシアと次のスペインまでは確実に出ます。
バーレーンGPではルノーが急に速くなりました。でもどうしてもパーマーだけはQ3進出するという読みはまだできません。もう数レースいい位置につけたら、ですね!
ポールおよびフロントロウはメルセデスで決まり、いや今回は賭けに出てみます。フェラーリがよさげ!フェラーリは「いつもの位置」からも優勝はできる様になりました。フェラーリ次なる目標はポールポジション獲得になりそうです。フリー走行ではトップタイムを連ねたフェラーリに期待したい予選です。メルセデスは、、一回休みましょう、ポールは。