合同テストの走行距離の比較になります。走行距離は速さよりエンジンの信頼性や各駆動系の耐久性をはじめ、様々のデバイスの出来栄えや評価に役立ちます。近年は昔に比べて発熱量やエンジンの走行距離も増えたのに、エンジンブローやトラブルも減ったし、かなりエコで丈夫になりましたよね。リタイヤといえばクラッシュやタイヤバーストする程度になりました。
《チーム別の周回数・走行距離》 1周 4.655km
合同テスト前半4日間 計3,187周 14,835.5km
1.メルセデス 558周 2,597.5km
2.フェラーリ 468周 2,178.5km
3.ザウバー 349周 1,624.6km
《チーム別の周回数・走行距離》 1周 4.655km
合同テスト前半4日間 計3,187周 14,835.5km
1.メルセデス 558周 2,597.5km
2.フェラーリ 468周 2,178.5km
3.ザウバー 349周 1,624.6km
4.ハース 343周 1,596.7km
5.レッドブル 294周 1,368.6km
6.ルノー 293周 1,363.9km
7.フォース・インディア 278周 1,294.1km
8.ウィリアムズ 213周 991.5km
9.マクラーレン 208周 968.2km
10.トロ・ロッソ 183周 851.9km
合同テスト後半4日間 計4,242周 19,746.5km
1.ウィリアムズ 587周 2,732.5km
2.メルセデス 538周 2,504.4km
3.フォース・インディア 507周 2,360.1km
4.フェラーリ 488周 2,271.6km
5.ザウバー 438周 2,038.9km
6.トロ・ロッソ 401周 1,866.7km
7.レッドブル 390周 1,815.5km
8.ハース 372周 1,731.7km
9.ルノー 304周 1,415.1km
10.マクラーレン 217周 1,010.1km
合同テスト全体8日間 計7,429周 34,582.0km
1.メルセデス 1,096周 5,101.9km
2.フェラーリ 956周 4,450.2km
3.ウィリアムズ 800周 3,724.0km
4.ザウバー 787周 3,663.5km
5.フォース・インディア 785周 3,654.2km
6.ハース 715周 3,328.3km
7.レッドブル 684周 3,184.0km
8.ルノー 597周 2,779.0km
9.トロ・ロッソ 584周 2,718.5km
10.マクラーレン 425周 1,978.4km
《参考》
2016年 合同テスト前半4日間 3,359周 15,636.1km
後半4日間 4,459周 20,756.6km
全体8日間 7,818周 36,392.8km
昨年と比較すると、前半も後半もトータルでも走りこむ距離が減っています。ただ昨年と同様に、メルセデスが大半の日を2人で常に走り込み、走行距離はダントツの1位です。その中でシャークフィンでの試走など様々なデバイスの効果や比較を重視しており、速さを露わにする走りではありません。ハミルトンは硬いコンパウンドでも好タイムを出し続けたフェラーリが脅威だと語りますが、当のメルセデスが本領を発揮したわけでもないと思います。メルセデスやフェラーリで発表のあった、昨シーズンのリヤウィング位置を模したパンタグラフのようなヤワなウィングは走行距離3番手のウィリアムズも試しています。効果があるのかないのか、装着したチームはタイムも上々でした。
タイムもさることながら、ルノーエンジンを搭載したルノー、レッドブル、トロ・ロッソは距離も下位です。距離と速さは比例しませんが、信頼性の面で安心できるものなのかは心配です。
同じく2人で取り組み、距離を稼いでいたザウバー、タイムも距離も特別際立ったものでもないハースなど下位チームもいる中、マクラーレンはさらにイタい内容でした。タイムもイマイチ、エンジン出力も低く、2回8日間で重ねた距離は425周で2,000km弱とザウバー2回目を第5位で終えた4日間にも及ばない距離に止まっています。
《エンジン別周回数・走行距離》
メルセデス M08 EQ Power + 2,681周 12,480.1km
フェラーリ 062 1,671周 7,778.5km
フェラーリ 061 787周 3,663.5km
ルノー R.E.17 1,865周 8,681.6km
ホンダ RA617H 425周 1,978.4km
今シーズンのメルセデスエンジンはメルセデス、フォース・インディア、ウィリアムズの3チームに供給されます。1チームあたりに換算すると893.7周で4,160km相当になります。また2017年型に限っていえばフェラーリは2チーム供給で835.5周の3,889.3km、ルノーは3チーム供給で622.7周の2,893.9kmとなります。そうみていくとやはりパワーとスピード、長期走行できる強靭さがメルセデスにはあります。続いてフェラーリ2017型、ルノー、ザウバーが独占のフェラーリ2016年型と続き、当然マクラーレンとイコールの走行距離になるホンダエンジンが最も距離を稼げていません。ホンダに対してはアロンソをはじめ評論家やファンからも厳しいコメントが出ています。開幕戦までの限られた時間で競争はおろか「完走できるか」の領域まで深刻化しているのは事実です。
《個人1日あたりの周回数・走行距離ベスト10》
1.マッサ(ウィリアムズ) 168周 782.0km 2-1
1.ベッテル(フェラーリ) 168周 782.0km 2-1
3.ベッテル(フェラーリ) 156周 726.1km 2-3
4.オコン(F・インディア) 142周 661.0km 2-1
5.ベッテル(フェラーリ) 139周 647.0km 1-3
6.オコン(F・インディア) 137周 637.7km 2-3
7.サインツ(トロ・ロッソ) 132周 614.5km 2-4
7.ストロール(ウィリアムズ)132周 614.5km 2-4
9.ベッテル(フェラーリ) 128周 595.8km 1-1
9.リカルド(レッドブル) 128周 595.8km 2-3
9.ペレス(F・インディア) 128周 595.8km 2-4
10.エリクソン(ザウバー) 126周 586.5km 1-3
テスト最多周回数・最長距離
ベッテル(フェラーリ) 591周 2,751.1km
1日で一番走ったで賞はベテランのマッサとベッテルが同率で168周も走っています。スペインGPは66周レースですから、1日で2.55回決勝をやっているようなものです。若くないのにタフだ。驚くのはこの8日間のテストでフェラーリは交互に4日担当していました。ベスト10に4回全てランクインしているベッテルはトータルで591周のランをこなしています。ということは、4日間で9回近い決勝を走った換算になります。ペースもよく、順調に走行したフェラーリは失意の昨シーズンとは違うと思いたいです。ん、待てよ、ベッテル1人で591周ということは、、ルノーの8日間は597周に肉薄し、トロ・ロッソが584周ですから、それを上回ります。さらにさっきあるチームは8日間で425周でしたよね?!うーん、これはもはやパンドラの箱だな(笑)
上位には新人のオコンやストロールも入念に走り込んでます。いずれもメルセデスエンジン搭載車で信頼性は抜群!勤勉なベッテル先輩のように真面目に取り組めば、将来チャンピオンを争う逸材になるかもしれない。
5.レッドブル 294周 1,368.6km
6.ルノー 293周 1,363.9km
7.フォース・インディア 278周 1,294.1km
8.ウィリアムズ 213周 991.5km
9.マクラーレン 208周 968.2km
10.トロ・ロッソ 183周 851.9km
合同テスト後半4日間 計4,242周 19,746.5km
1.ウィリアムズ 587周 2,732.5km
2.メルセデス 538周 2,504.4km
3.フォース・インディア 507周 2,360.1km
4.フェラーリ 488周 2,271.6km
5.ザウバー 438周 2,038.9km
6.トロ・ロッソ 401周 1,866.7km
7.レッドブル 390周 1,815.5km
8.ハース 372周 1,731.7km
9.ルノー 304周 1,415.1km
10.マクラーレン 217周 1,010.1km
合同テスト全体8日間 計7,429周 34,582.0km
1.メルセデス 1,096周 5,101.9km
2.フェラーリ 956周 4,450.2km
3.ウィリアムズ 800周 3,724.0km
4.ザウバー 787周 3,663.5km
5.フォース・インディア 785周 3,654.2km
6.ハース 715周 3,328.3km
7.レッドブル 684周 3,184.0km
8.ルノー 597周 2,779.0km
9.トロ・ロッソ 584周 2,718.5km
10.マクラーレン 425周 1,978.4km
《参考》
2016年 合同テスト前半4日間 3,359周 15,636.1km
後半4日間 4,459周 20,756.6km
全体8日間 7,818周 36,392.8km
昨年と比較すると、前半も後半もトータルでも走りこむ距離が減っています。ただ昨年と同様に、メルセデスが大半の日を2人で常に走り込み、走行距離はダントツの1位です。その中でシャークフィンでの試走など様々なデバイスの効果や比較を重視しており、速さを露わにする走りではありません。ハミルトンは硬いコンパウンドでも好タイムを出し続けたフェラーリが脅威だと語りますが、当のメルセデスが本領を発揮したわけでもないと思います。メルセデスやフェラーリで発表のあった、昨シーズンのリヤウィング位置を模したパンタグラフのようなヤワなウィングは走行距離3番手のウィリアムズも試しています。効果があるのかないのか、装着したチームはタイムも上々でした。
タイムもさることながら、ルノーエンジンを搭載したルノー、レッドブル、トロ・ロッソは距離も下位です。距離と速さは比例しませんが、信頼性の面で安心できるものなのかは心配です。
同じく2人で取り組み、距離を稼いでいたザウバー、タイムも距離も特別際立ったものでもないハースなど下位チームもいる中、マクラーレンはさらにイタい内容でした。タイムもイマイチ、エンジン出力も低く、2回8日間で重ねた距離は425周で2,000km弱とザウバー2回目を第5位で終えた4日間にも及ばない距離に止まっています。
《エンジン別周回数・走行距離》
メルセデス M08 EQ Power + 2,681周 12,480.1km
フェラーリ 062 1,671周 7,778.5km
フェラーリ 061 787周 3,663.5km
ルノー R.E.17 1,865周 8,681.6km
ホンダ RA617H 425周 1,978.4km
今シーズンのメルセデスエンジンはメルセデス、フォース・インディア、ウィリアムズの3チームに供給されます。1チームあたりに換算すると893.7周で4,160km相当になります。また2017年型に限っていえばフェラーリは2チーム供給で835.5周の3,889.3km、ルノーは3チーム供給で622.7周の2,893.9kmとなります。そうみていくとやはりパワーとスピード、長期走行できる強靭さがメルセデスにはあります。続いてフェラーリ2017型、ルノー、ザウバーが独占のフェラーリ2016年型と続き、当然マクラーレンとイコールの走行距離になるホンダエンジンが最も距離を稼げていません。ホンダに対してはアロンソをはじめ評論家やファンからも厳しいコメントが出ています。開幕戦までの限られた時間で競争はおろか「完走できるか」の領域まで深刻化しているのは事実です。
《個人1日あたりの周回数・走行距離ベスト10》
1.マッサ(ウィリアムズ) 168周 782.0km 2-1
1.ベッテル(フェラーリ) 168周 782.0km 2-1
3.ベッテル(フェラーリ) 156周 726.1km 2-3
4.オコン(F・インディア) 142周 661.0km 2-1
5.ベッテル(フェラーリ) 139周 647.0km 1-3
6.オコン(F・インディア) 137周 637.7km 2-3
7.サインツ(トロ・ロッソ) 132周 614.5km 2-4
7.ストロール(ウィリアムズ)132周 614.5km 2-4
9.ベッテル(フェラーリ) 128周 595.8km 1-1
9.リカルド(レッドブル) 128周 595.8km 2-3
9.ペレス(F・インディア) 128周 595.8km 2-4
10.エリクソン(ザウバー) 126周 586.5km 1-3
テスト最多周回数・最長距離
ベッテル(フェラーリ) 591周 2,751.1km
1日で一番走ったで賞はベテランのマッサとベッテルが同率で168周も走っています。スペインGPは66周レースですから、1日で2.55回決勝をやっているようなものです。若くないのにタフだ。驚くのはこの8日間のテストでフェラーリは交互に4日担当していました。ベスト10に4回全てランクインしているベッテルはトータルで591周のランをこなしています。ということは、4日間で9回近い決勝を走った換算になります。ペースもよく、順調に走行したフェラーリは失意の昨シーズンとは違うと思いたいです。ん、待てよ、ベッテル1人で591周ということは、、ルノーの8日間は597周に肉薄し、トロ・ロッソが584周ですから、それを上回ります。さらにさっきあるチームは8日間で425周でしたよね?!うーん、これはもはやパンドラの箱だな(笑)
上位には新人のオコンやストロールも入念に走り込んでます。いずれもメルセデスエンジン搭載車で信頼性は抜群!勤勉なベッテル先輩のように真面目に取り組めば、将来チャンピオンを争う逸材になるかもしれない。
と合同テスト2回の計8日分を色んな角度からみてきました。まだまだ隠しているデバイスやフォース・インディアのようにカラーリングも変えてくるかもしれません。
こんな具合に。寝る前に画像をみて目が冴えてしまいました。
マジでこの一年ピンクでいくのかな。ギャル車みたいにすると多少はダサい部分が相殺されるのでしょうか。開幕まで残り1週間です。1週間すれば、テストのタイムや信頼性、タイヤとの相性も明らかになるはずです。
コメント
コメント一覧 (6)
フェラーリは三味線ひいてる
と、言ったとかどうか(笑)
謎ですよね〜(笑)
それと。
フォースインディアのマシンが
ピンク?!
って噂を耳にしたのですが、、、
本当なら驚きです〜〜
個人的にはピンク嫌いじゃないので
淡く期待です(笑)
おはようございます。
コメントありがとうございます。
ハミルトンは王者の貫禄か、
はたまた「保証」かシーズンオフの
コメントが多い気がします。
もしフェラーリが本当に速いのなら、
中盤でレッドブルが落ち着くまでに
メルセデスを凌駕して「三つ巴」の体制で
いられるといいんですが、、(笑)
ピンクは記憶している中でかなりレアな
カラーリングですよね。
淡く期待しましょう!
やっと入手しました。
アナウンス前のせいかピンクのマシンは載ってませんでしたが…(笑)
某CSの番組は録画してますがまだみてませんので
雑誌片手に番組鑑賞で
ノート作りますw
開幕、
待ち遠しいですね♪
2017年マシンの雑誌がちらほら出始めましたね!
某番組でもフォース・インディアのピンク
について少し話題が出ていましたよ。
全くの畑違いが悔やまれますが、
ノートにストップウォッチ片手に
現地取材できる道を選べばよかったなと
後悔しています(笑)
英語をマジで身に付けないとだ。
ノート作りは順調ですか?!
某番組、少しだけみて
ノート作成中です☆
子供の頃からF1好きになっていたなら、、、
憧れの職業ですよねぇ…
あ、私はせめてチームラジオが確認出来るようになりたいな、と思い。
英語の勉強をしているのですが
テキストがアメリカ英語でしかも女性の声が多く聞き取りにくく、、、
敬遠しがちで全く上達しません(笑)
英国人ドライバーやチームの英語の方が私の耳には馴染むようで、、、
若しくは母国語が英語ではないドライバーの英語の方が(笑)
あ、ライコネンではなく(笑)
こんばんは。ノート作成順調そうですね!
英語習われてるんですね!
確かに英語のリスニングは女性より
男性の方が聞き取りやすいかもしれない。
会社の英会話教室でもそう感じました。
チームラジオを通訳なしで理解したいですね!
夢です。あわよくば傍受してみたい(笑)
英語と米語ってやっぱりだいぶ違いますか?
音色のNoteとToneくらいしかわかりません。
発音やアクセントも全然違うんでしょうね。
お名前にされている某チームはちょうど
英語と日本語のチームになりますね!
ドライバーは英国人がいなくなりましたが。
それにしてもライコネンはなぜ「尻すぼみ」
な話し方するんだろう。。
段々ボリュームのツマミを小さくしている
みたいですよね。