夏休みを挟んで今期もF1の後半戦です。待ちに待ってました。人気の高いベルギーGPです。
夏休みの間はバトン夫妻が襲われて指輪が盗まれたり、ストーブリーグど真ん中のライコネンが来季まで契約通りフェラーリに乗ることが決まり、騒動も一段落です。

スパ・フランコルシャンの名は「温泉」の英訳語源であるSpaとフランコルシャンという地区にまたがる、F1最長7.004kmを20コーナーと104mの高低差で結んだサーキットです。アルデンヌの森に囲まれ、広さゆえコースの中でもエリアにより天候が異なったり、過去には死者や雨の追突、多重クラッシュがあるなど、難易度も高く、何かと波乱が付き物です。なんといっても「赤い水」と訳されるオー・ルージュをはじめとした名物コーナーが数多くあるのが特徴で、高低差がある中にもかかわらず7kmをわずか110秒で周回してしまう高速サーキットでもあります。空を舞う飛行機のようなレイアウトをしてます。
写真はレ・コームで右に曲がり、写真右上のリバージュに向かって下るのが現コースですが、写真左下にレ・コームから直進する方向が、昔使っていた一周14kmにもなる旧コースです。


今回ホンダがトークンを使用し、出力アップを図ったとのこと。完全にビリだったエンジンの出来が、今回はルノーを上回り、フェラーリも食う勢いという意気込み!ペナルティとしてバトンが25位降格、アロンソは30位降格の換算ですが、今回は最後尾まで下がればよいとの扱い。リアルに下げたら、バスストップシケインあたりまで下がっちゃいます(笑)


Q1で早速マクラーレンに注目します。あれれ?フリー走行はフェイクかと思いましたが、タイムが、、、トップから0.2秒落ち、いや2秒落ちですか?!本気出してるのかな、2人。
ちなみに、Q1のメルセデスはオプション側のミディアムタイヤでのタイムです。プライム側のソフトを残してこのタイム差、圧倒的です!


せっかく来年までのF1ドライブが保証されたのに、得意なスパでライコネン、彼は本当にツイてません。小刻みに振動してギアが5速に入ったまま停止。赤旗中断でQ2脱落決定。

スバのような高速パワーサーキットではやはりメルセデスエンジン勢が本領発揮してきます。今回はフォース・インディアやロータスも健闘してます。珍しくペレスが5番手、グロージャンが4番手を獲得。ただグロージャンは残念ながらペナルティで5グリッド降格が待っています。メルセデスエンジン勢が活躍しちゃうということは、、、フェラーリのベッテルはやっぱり9番手と置いていかれる結果に。

ポールはメルセデスのどちらか。ハミルトンが6戦連続、11戦中10回目。誰かメルセデスの勢いを止めてくれ、と言わんばかりの無敵さ。


予選結果
1 ハミルトン(メルセデス・M)
2 ロズベルグ(メルセデス・M)
3 ボッタス(ウィリアムズ・M)


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