イギリスの空は灰色。今年のイギリスGPは荒れましたね。久し振りに楽しんで観れました。

スタートのウィリアムズ2台のメルセデス食いは驚きました。写真では見辛いけど、先頭の白いマシンは3位スタートのマッサです。同じメルセデスエンジンを積む4台ですが、次元が違う。2速だか3速の伸びがメルセデス2台とは全然違い冴えていました。あわよくば4位スタートのボッタスも前に、と願いましたが、4周目で隙をつきウィリアムズのワンツー。新鮮な画です。

スタートのマクラーレンのクラッシュは観戦時はわかりませんでしたがどうやらロータス2台が発端のようですね。あの二人は仲もよくないし何かネタを毎戦仕込んでくれてます。その接触のあおりでマクラーレン2台も接触とは。アロンソは初ポイントをゲットしたものの、黒い4台は成績もイマイチ。

序盤のフェラーリもパッとしませんでした。ベッテルは6番手スタートから1台、1台と抜かれ一時期9位を走行していたと思うと、よくそこから表彰台までたどり着けたもんです。雨とタイヤの切り替えがキモでしたね。6位のベッテルが5位のライコネンを抜いた39周目でライコネンからインターミディエイトに切り替え。そこがまだ早かった。
一度雨足が弱まり、ドライとインターミディエイトの境目を読み違えたライコネン。せっかく今回は実力でベッテルを予選で凌駕したのに。次の雨の前にタイヤを使い切って作戦失敗。まあこんな日もあるさと言ってられない残りのチャンス。まさに、首の皮一枚。

方やライコネンの後任に有力なウィリアムズのボッタス。素晴らしいスタートダッシュで後は懐かしき「通せんぼジジイ」と化していたマッサをいつでも抜ける状態だったろうな。抜いていたら、もしかしたらベッテルに3位をかっさわれなく済んだかもしれないと思うと、これもまた戦略ミスかもしれませんね。

最後は今回のレース・スチュアードをしていた、歳とったマンちゃんで〆ます。


決勝結果
1 ハミルトン(メルセデス・M)
2 ロズベルグ(メルセデス・M)
3 ベッテル(フェラーリ・F)


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