F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

皆さん平昌オリンピック楽しんでますか?スケートをはじめ日本選手のメダルや入賞も増えてきました。一昔前は韓国でもF1が開催されていたのになぁ、ということで初開催となる2010年の韓国GPを振り返ります。まだ最近のようで、もう開催ないんですよね。2010年の振り返りは第11戦ドイツGPに続いて2回目になります。韓国GPは日本GPの後となる第17戦に設定されてチャンピオン争いも佳境に入ってきました。日本GPを終えて、前年チャンピオンからマクラーレンに移籍したバトンが2勝で189、前々年チャンピオンのハミルトンは3勝でそれを上回る192。フェラーリのアロンソは4勝、初王座を狙うレッドブルのベッテルが3勝で同じく2位タイの206ポイント。トップはなんとウェバー4勝220で進行しています。
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これは開催直前のサーキットの様子です。周りは何にもありません。何もないところにいきなり設営した感じになっています。ヘルマン・ティルケ監修の新サーキットは本当にやれるのか心配してしまうほどギリギリまでガチャガチャ。フリー走行では縁石に乗った際にアンダーフロアを擦ってしまうマシンや、コース際が芝でなく芝に見せかけた「緑に塗った土」が施してあり、案の定このように巻き上げてコース内が土だらけ
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夜の突貫工事の末、仕上がりはこんな感じ。食事の後の歯磨きをサボったかのような見栄えです。これ1ヶ月前とかでなく予選の土曜ですからね、いくらなんでもやっつけ過ぎ!コンクリートやペイントも本来なら養生期間が要るからね?

舗装面もブリヂストンタイ、、?いや違う浜島氏も手で感触を確かめています。
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舗装したては一見グリップしそうですが、一般の道路と同じように油が浮き、ぬるぬるしています。養生期間もさほど確保できていないでしょうし、マシンの急加速や急減速などの高負荷に耐えうるものか気になるところ。誘致してから作ればそうなります。誘致は環境がある程度整わないと。公園の砂場遊びじゃない、初めてとはいえ世界最高峰の戦いの舞台なんですから。
予選はチャンピオン争いをしているバトンを除いた4人が攻防を繰り広げ、Q3最後のアタックでレッドブル2人がアロンソを凌駕するワンツーを獲得しました。ここにきてバトンはロズベルグ、マッサを挟んだ7番手とちょっと置いてかれた感アリ。
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《予選結果》
   1 S・ベッテル(レッドブル・R)
   2 M・ウェバー(レッドブル・R)
   3 F・アロンソ(フェラーリ・F)
   ※タイヤはブリヂストンのワンメイク

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スタートを前に土砂降りです。ただでさえ不安定な土俵がさらに荒れてしまいます。一般の道路だと透水性舗装なんてのがありますが、これはあまり染み込んでないや。虹色に見える油がモワァっとして残りそうだ。
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スタートを遅らせてセーフティカースタートとなるも、前が見えないとのドライバーからのアナウンスもあり4周目で赤旗中断。
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再開するか否かは、いつも真ん中にいる頭ホワイティの方のジャッジによります。
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私語をせず、水はけなさい!
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早くやりたいオバQ
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再開してもこんなコンディションです。ランキングトップで2位走行のウェバーカメラでこんな感じ。一方で4位を走行しているハミルトンはもうやりたくてやりたくて仕方がない!

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スタートしようよと言いつつ、画像は2位のウェバー。セーフティカーランで車間は詰まっているはずなのにハミルトンの姿すら見えません。雨が降れば、前の方の「雨があまり上手くない方」を簡単に討伐できるってか?!その前の方の方からは弱気?発言も出ています。

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55周レースの1/3消化直前の18周目にやっとローリングスタート。念願の初開催が荒れに荒れて、もはやレースになっていません。翌18周目にあれだけやりたがっていたスピードキングは
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あれあれ?インからチーム創設1年目、幼少時代からのライバルにあっさりとさされていますが、、。それだけでは終わりません。続く19周目には弱気なウェバーが縁石で滑ってコースの反対側にスピンして
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反動でその銀のお坊ちゃまを巻き添えに。
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せっかく抜いたのに、これではプラスマイナスゼロどころかマイナスに。ローリングスタートは時期早々だったか?!得したのはやる気だけは満々のハミルトンか。これでまたセーフティカーのお出ましです。

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33周目はセーフティカー発動に合わせてベッテルがインターミディエイトタイヤに履き替えます。後ろには2位に上がったアロンソも合わせてきています。ベッテルが出てアロンソもインターミディエイトに履き替えるも、、右フロントのナットを無くしてしまい、もたつく。
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ベッテルとのギャップが空いてしまう。しまった。。さらにはホームストレートを行く3位のハミルトンが
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アロンソをかわして3位に脱落。たかがピットストップ、されどピットストップ。侮れません。
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ただしそのハミルトンもタイヤがキツく35周目のタイトなターン1で外側にオーバーラン
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アロンソ、労せず2位を奪い返します。久々のチャンピオン獲得のチャンスを諦めるわけにはいきません。アロンソはこういう積み重ねが上手です。

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スタートの順延に長々と先導したセーフティカーもあって、日没が近付いてきました。レースを切り上げてもレース認定距離はこなしています。44周目に入ると、トップのベッテルは無線で運転困難のアピールをし始めます。その2周後に、、
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白煙上げて、ドーン!バチバチバチ、、
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アロンソに抜かれ、ハミルトンにも抜かれ、ルノーエンジンがベッテルより先に朽ち果てる。
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《決勝結果》
   1 F・アロンソ    (フェラーリ・F)
   2 L・ハミルトン(マクラーレン・M)
   3 F・マッサ       (フェラーリ・F)

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アロンソの笑顔にライトが灯る。ナイトレースではないはずなのに真っ暗です。アロンソはシーズン5勝目で231となりランキングトップに飛躍。一方でスピンにエンジンブローといいこと無しのレッドブルはウェバーがノーポイントで220のままランキング2位、ベッテルもノーポイント206に止まることでランキング4位にまで沈んでしまいました。結果を知っての上ですがそう考えると、よく最終戦でベッテルが逆転チャンピオンになりましたよね。画像のコメントにあるように、残る2戦はベッテルが取りました。こういうシーズンの方が当然盛り上がります。
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韓国GPについては上記サーキット施設の件だけでなく、アクセスや宿泊施設、入場者数、コースマーシャルの対応など問題点は他にもいくつかありました。ただ今はその地でのオリンピック真っ最中だし、あまり「過ぎた発言」をしたら大変なことなりそうなので今回は割愛します。私が言うまでもなく皆さんもよく知っている話です。
それよりも最近はアロンソをフィーチャーしたネタが多かったから、次回は違う人を勝たせよっと。

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F1で日本人ドライバーを久しくみていませんね。盛り上がりに欠け寂しい時代が続いています。実戦でF1をドライブした日本人はこれまで総勢20人おり、実はこれでも今まで参戦した全39国籍のうち上位10番目に多い国だったりします。そうみると高いチャンピオン獲得率を誇るフィンランド国籍の9人と比べると数だけはだいぶ多くみえます。自動車大国でエンジンをはじめとした各パーツや人材も多くF1に携わっています。時代が様々なので単純に横並びにするには無理がありますが、歴代の日本人ドライバーのみで様々なランキングを作ってみました。

《参戦(エントリー)順とデビュー年齢》
  1 1975年第8戦   船子田寛    29歳 マキ ● ▼
  2 1976年第16戦 高原敬武    25歳 サーティース ● ◯
     1976年第16戦 長谷見昌弘 30歳 コジマ ● ◯
     1976年第16戦 星野一義    29歳 ティレル ●
     1976年第16戦 桑島正美    26歳 ウィリアムズ ● ▼
  6 1977年第17戦 高橋国光    37歳 ティレル ● ◯
  7 1987年第1戦   中嶋悟        34歳 ロータス ◯
  8 1988年第15戦 鈴木亜久里 28歳 ラルース ● ◯
  9 1991年第15戦 服部尚貴    25歳 コローニ ● ▼
10 1992年第1戦   片山右京    28歳 ラルース ◯
11 1993年第15戦 鈴木利男     38歳 ラルース ● ◯
12 1994年第14戦 野田英樹     25歳 ラルース ●
13 1994年第15戦 井上隆智穂 31歳 シムテック ●
14 1997年第1戦   中野信治    25歳 プロスト ◯
15 1998年第1戦   高木虎之介 24歳 ティレル
16 2002年第1戦   佐藤琢磨    25歳 ジョーダン
17 2006年第1戦   井出有治    31歳 スーパーアグリ
18 2006年第12戦 山本左近    24歳 スーパーアグリ ●
19 2007年第17戦 中嶋一貴    22歳 ウィリアムズ ● ◯
20 2009年第16戦 小林可夢偉 23歳 トヨタ ● ◯
     ●はデビューがスポット参戦
     ▼は決勝走行せず(予選落ちほか)
     ◯はデビュー戦完走

日本人がドライバーとして関わった時系列順とデビュー戦の結果を記号で示しました。決勝走行数ではなくエントリー数としたのは、昔は予選落ちがあり、それをカウントしないと「そもそもF1に参戦していない」者が出てしまうのを避けるためです。日本人初のF1ドライバーは中嶋悟と覚えている方も多いかと思いますが、それは違います。本当の本当に初めてF1マシンに触れた者は知りえませんが「初めてF1マシンでポイントレースに出ようとしていた者」は1975年にマキからエントリーした船子田寛の第8戦イギリスGPになります。結果は予選落ちとなり、決勝に進出することができませんでした。続いて「初めてF1の決勝レースを走行した者」でみると、1976年に富士で日本初に行われた第16戦日本GP(正式には「F1イン・ジャパン」)で走行した高原、長谷見、星野、桑島の4人で高原が9位(当時は入賞圏外)長谷見が11位完走しています。翌1977年の日本GPでも高原、高橋、星野の3人が走行し、高橋が9位、星野が11位という結果でしたが、それ以降しばらくF1と日本人ドライバーの関係が途絶えてしまいました。そして10年の時を経て、中嶋悟が名門ロータスから「初めてF1のフルタイムドライバー」として開幕戦ブラジルGPから出走、7位完走(これも当時は入賞圏外)となっています。ちなみに「ポイントレースでない(非選手権)の日本人初F1規格ドライバー」は船子田寛が乗る前年1974年のシルバーストンで高原敬武がマーチをドライブし11位完走を果たしています。「初」の受け取り方は様々ですが、本当に初めて触り、初めて記録に残る完走と考えると、高原敬武が名実共に初ってことになるんでしょうね。それにしてもなんとも11位が多い(笑)
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F1の日本創成期は上記日本GPを絡めたスポットデビューが多いです。また中嶋悟がフルタイムの先駆けとなると、日本の景気やF1人気も相まって続々と若手が「スポンサーを持ち込み」ながらシートを獲得してきました。日本の景気低迷やスタードライバーの不在、また優勝者やレース展開の偏りもあってF1に陰りが現れ始めると徐々に下降線。ドライバーだけでなくコンストラクターやスポンサーなど日本ブランドも薄れ始めます。1990年代までコンスタントに輩出してきたドライバーは2000年代に減り、2010年代になると日本人の新規参戦ドライバーはほとんど生まれなくなります。

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《参戦(エントリー)数》
  1 97戦 片山右京     1992〜97年      6シーズン
  2 91戦 佐藤琢磨     2002〜08年      5シーズン
  3 88戦 鈴木亜久里 1988〜95年      5シーズン
  4 80戦 中嶋悟        1987〜91年      5シーズン
  5 76戦 小林可夢偉 2009〜12,14年 4シーズン
  6 36戦 中嶋一貴    2007〜09年      2シーズン
  7 33戦 中野信治    1997〜98年      2シーズン
  8 32戦 高木虎之介 1998〜99年      2シーズン
  9 21戦 山本左近     2006〜07,10年 ●
10 18戦 井上隆智穂 1994〜95年      1シーズン
11   4戦 井出有治     2006年 ● ※
12   3戦 野田英樹     1994年 ●
13   2戦 船子田寛     1975年 ●
       2戦 星野一義     1976〜77年 ●
       2戦 高原敬武     1976〜77年 ●
       2戦 服部尚貴     1991年 ●
       2戦 鈴木利男     1993年 ●
18   1戦 桑島正美     1976年 ●
       1戦 長谷見昌弘 1976年 ●
       1戦 高橋国光     1977年 ●
     ●はスポット参戦
     ※本来フル参戦予定が途中でライセンス剥奪

参戦(エントリー)数でみると、いまだに片山右京が持つ丸々6シーズンの97戦が最多となり、100戦の大台に達したドライバーはいません。全20人のうち途中離脱の井出を除くと、フル参戦を経験したドライバーは9人に止まります。これを多いとみるか少ないとみるかは各々の捉え方によると思いますが、私は少なく感じます。F1はヨーロッパ発祥のモータースポーツとはいえ、先程も書いた工業大国、技術大国、自動車大国の日本で、さらには日本GPは鈴鹿と富士で1987年から現在まで絶やすことなく催されています。世界トップクラスのドライバーが多くいるかと言われたら、まだまだ及ばない部分はあるものの、賛同しバックアップしてくれるスポンサーの無さや若手を育成する環境など、国自体の考え方が障害になっている部分も多いかと思います。
スポット参戦以外、フルタイムドライバーがF1から離れることになった理由としては
    ・成績不振によるもの
    ・年齢的な限界(劣化)によるもの
    ・スポンサーや持参金不足によるもの
などが挙げられます。
試しに乗せてはみたが、思いの外走れなかった。またはデビューが年齢的に遅く、若手の台頭に押される、などは仕方ないにしてもやはり「チームを支える資金をもたらせない、よりもたらせるドライバーが現れた」という理由で離れることになるのが一番やり切れません。誰とは言いませんが、F1を離れた後も他カテゴリーで活躍するドライバーもいますし、逆にそれよりも劣る成績や走りでも参戦し続けていられるドライバーがいます。ファンとしても悔しいですよね。

《日本GP個人最上位》
  1   3位 鈴木亜久里 1990年 鈴鹿
             小林可夢偉 2012年 鈴鹿
  3   4位 佐藤琢磨    2004年 鈴鹿
  4   6位 中嶋悟        1987,90年 鈴鹿
  5   9位 高原敬武    1976年 富士
             高橋国光     1977年 富士
  7 11位 長谷見昌弘 1976年 富士
             星野一義     1977年 富士
             片山右京     1992年 鈴鹿
10 12位 鈴木利男    1993年 鈴鹿
             井上隆智穂 1995年 鈴鹿
             山本左近     2007年 富士
13 15位 中嶋一貴    2008年 富士

母国の無い時代にデビューした日本人ドライバーはいません。皆の時代に日本GPはありました。日本GPだからスポット参戦した者がいるくらいです。
以前に「過去のレース」でも振り返った3位表彰台以下は佐藤琢磨が2004年に4位獲得、フジテレビで初放映の1987年は中嶋悟がしっかり6位入賞を果たしました。意外だったのは片山右京はもう少し上位フィニッシュがあった記憶でしたが11位が最上位でした。上位のパパに対して息子は15位完走が最上位。偉大な父を超えるって、プレッシャーもかかるし大変です。父の弟子である高木虎之介は参戦2年ともリタイヤで終えています。偉大な師匠を超えるのもこりゃまた大変。1998年はチャンピオン決定の大事な局面でM・シューマッハのタイヤバーストの遠因となるクラッシュに加担してしまいました。

《決勝完走率》(フルタイムのみ)
  1 83.3% 中嶋一貴    30 / 36戦
  2 70.7% 小林可夢偉 53 / 75戦
  3 66.7% 佐藤琢磨    60 / 90戦
  4 54.5% 中野信治    18 / 33戦
  5 47.3% 中嶋悟        35 / 74戦
  6 39.1% 鈴木亜久里 25 / 64戦
  7 37.5% 高木虎之介 12 / 32戦
  8 35.1% 片山右京     33 / 95戦
  9 27.8% 井上隆智穂   5 / 18戦

ここからは対象を少し絞り込み、完走数÷決勝走行数で算出しています。予選落ちは無かったことに。面々をみていくと近代になるにつれて完走率が高く出ます。いかに近代のF1は壊れず壊さずチェッカーを受けることができるようになっているかが結果からも伺えます。クラッシュしているイメージが強い「あのまぁ王子」は分母がそう大きくないこともあってか非完走は6戦で完走率はトップでした。そこはさすがなのか?!2代目「納豆」

《決勝10位以内率と数》(フルタイムのみ)
   1 37.3% 小林可夢偉 28 / 75戦
   2 36.5% 中嶋悟        27 / 74戦
   3 27.3% 中野信治      9 / 33戦
   4 26.6% 鈴木亜久里 17 / 64戦
   5 25.6% 佐藤琢磨    23 / 90戦
   6 25.0% 中嶋一貴       9 / 36戦
   7 16.8% 片山右京     16 / 95戦
   8 12.5% 高木虎之介    4 / 32戦
   9 11.1% 井上隆智穂    2 / 18戦

回りくどい表現です。要は「入賞や獲得ポイント数」のくくりで集めたかったのを、時代背景やレギュレーションを考慮したためにこうなりました。
近年の小林可夢偉はさておき、入賞のハードルが今より全然高い時代の中嶋悟が上位に入っています。現役はギリギリ生で観てきましたが、当時でも決して若くはなかったのにやっぱりすごい方なんですね。またネタに出してしまいますが、息子の時代に活躍したら、もう少し好成績を挙げたかもしれませんね。もちろん年齢も戻してあげますが(笑)佐藤琢磨は23回の上位完走で数だけでみたら歴代3位となりますが、分母も多く90戦出走なので率でみたら下がります。F1晩年の誇らしき「メイド イン ジャパン」でそれを下げてしまったかな?!

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《表彰台数と獲得までのレース数》
  1 3位1回 佐藤琢磨     27 / 91戦目 2004年第9戦
     3位1回 鈴木亜久里 32 / 88戦目 1990年第15戦
     3位1回 小林可夢偉 55 / 76戦目 2012年第15戦

《FL数と獲得までのレース数》
  1 1回 小林可夢偉 43 / 76戦目 2012年第3戦
     1回 中嶋悟        48 / 80戦目 1989年第16戦

本来は優勝やポールポジションなどもカウントしたいのですが、ご存知の通り残念ながら未だに日本人の獲得はありません。表彰台登壇は3人、それも2人が母国GPというのが面白いです。前に調べたことがありましたが、母国だからといってひいきになることは少なからずあっても優位になることはありません。走り慣れはあるかもしれませんが。ファステストラップを計上した者は表彰台より少ない2人に絞られます。最初のフルタイムドライバーと今のところの最期のフルタイムドライバーとなっています。どちらもノミネートされているのは小林可夢偉でした。2012年はチームメイト共々いい走りを見せてくれたのに、シート喪失は悲しかった。

《日本人ドライバーを支えたチーム上位参戦数》
  1 ティレル         113戦
  2 アロウズ           65戦
  3 ザウバー           58戦
  4 ラルース           54戦
  5 スーパーアグリ 50戦
  6 ロータス           48戦
  7 ウィリアムズ    37戦
  8 B・A・R           35戦
  9 ミナルディ        33戦
10 ジョーダン        18戦

これらのチームがあったから、日本人がF1の舞台に立てた(悪く言うとジャパンマネーが欲しかった?)チームは元祖名門から中位下位チームが多くあります。ドライバーを挙げなくともチームの名前を見ているだけで日本人ドライバーが浮かんできませんか?ティレルと言えば中嶋悟、そして高木虎之介。ザウバーは小林可夢偉だし、ラルースは鈴木亜久里だ。B・A・Rは佐藤琢磨で、ミナルディは片山右京や中野信治だったよな、と。当然ながらチームもさることながらエンジンもドライバーによって決まってきます。ホンダとトヨタの国ですもんね。ちなみにトヨタエンジンといえば中嶋一貴や小林可夢偉が連想されますがトヨタF1が日本人を起用したのは小林可夢偉に対してスポットのたった2戦、さらにホンダ(第3期)については佐藤琢磨どころか日本人起用していません。ちょっと薄情。。
一方でスーパーアグリはオールフレンチならぬ、オールジャパンで健闘していましたよね。初めからちょっと不安でゴタついて、最後はシーズン序盤であえなく撤退となりましたが、積み重ねた数からいけば、やはりジャパンパワーをF1に近付けることに一役買いました。もうああいったチームは日本からは二度と現れないだろうなぁ。

といったあくまで数字のみの評価ではありましたが「日本人とF1」について見てきました。最後にあくまで個人的な想像を一つ。
「もし全ての(ピーク時の)日本人ドライバーだけでF1をやったら誰が速い?!」
中嶋悟以降のF1ドライバーの走りを見てきた印象からですが、個人的には先日インディ500も制した佐藤琢磨、次点で小林可夢偉かなと思います。予選から比較的好位置を狙え、ややアグレッシブな攻めからのパッシングの判断や切れ味など、これらの日本人ドライバー勢の中では頭一つ出たものを感じます。F1自体の環境に適しているか否かということもカギとなります。よく言われるのが語学力、英語ができないとチームクルーやチームメイトとのコミュニケーションも図り辛く、なかなか意図が伝わらなかったり、逆に入ってこなかったりしてしまうみたいですね。
また近いいつか、日本人F1正ドライバーが誕生することを祈りつつ。
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前回までで主な品詞はザックリやりました。これからは基本的な変化形や構文に少しだけ触手を伸ばします。まだやるの?!あともう少しだけ「英語力向上」にお付き合い下さい。今シーズンが始まったら、こんなことやっていられませんもんね。ペース上げなきゃ。

  • 《前回の内容の確認テストの解答》
    ①The staff is working __ the off season.
        シーズンオフの間もスタッフは働いている
        →during
    ②I can’t drive __ tire change.
        タイヤ交換無しでは走り切れない
        →without
    ③__ __ __ there is a hesitation, you can’t win.

       迷いがある限り、君は勝てない

        →As long as

    今回は③をズルして変更させて頂きました。もちろん問題の方も「後出し」修正済みです。本当はズル無しでビシッと初めからキマればカッコいいんですが、英語力がno powerなので許して下さい。今受験に向かっている諸君、現役当時はできていても、数年後、数十年後はこんな感じのおっちゃんになっちゃうんですよー。チョコあげますので受験だけで終わりませんように!

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《不定詞》
不定詞は大きく3用法とその他に区別されます。が、その前に、そもそもなぜ「不定詞」と呼ばれる用法かということ。不定ということは「定」もあるの?あります。動詞には原形、過去形、分詞形(進行形)など、主語や時制、状態などで変化を持たせ、限定されるものを「定詞」と呼び、それらに限定されないものを「定めない=不定詞」と呼びます。よって品詞の一つではありません。形は「to + 動詞の原形(V)」です。

①名詞用法
    名詞の役割を果たし「Vすること」を意味する
・My dream is to be an F1 champion.
    私の夢はF1チャンピオンになることだ
・I think that I want to be a driver of this team next year.
    来年もこのチームのドライバーでいたいと思っている
・To observe the regulation is important.
    規則に従うことは大切なことだ

②副詞用法
    副詞の役割を果たし、動作の目的「Vするために〜」
    感情の原因「Vして〜」を意味する
・I brought funds to become an F1 driver.
    F1ドライバーになるために資産を持ち込んだ
● I was surprised to hear that I would suddenly retire.
    突然引退すると聞いて驚いた
● I was pleased to hear the news that reported pole position.
    ポールポジションになった知らせを聞いて嬉しかった

③形容詞用法
    形容詞の役割を果たし「Vするための」という
    意味で名詞を後ろから修飾する
・He has plenty of skills to learn.
    彼は習うべき技術が沢山ある

④その他いくつか
疑問詞 to V
    when to V:いつVすべきか
    where to V:どこでVすべきか
    what to V:何をVすべきか
    which to V:どちらをVすべきか
    how to V:どうやってVすべきか(Vの仕方)
いわゆるハウトゥ◯◯っていう、日本語においてもみんな使っているやつです。語源はここからきています。日常的に使うし、構造も簡単なのでそう難しくはありませんね。
・I know when to pit in.
    いつピットインすべきかはわかっている
・I’m at a loss where to overtake.
    どこで追い抜こうか迷っている
・I don’t know how to step on the curb.
    どうやって縁石を踏めばいいかわからない

形容詞(副詞)enough to V
    :Vできるほど充分「形容詞(副詞)」だ
・He is competent enough to drive an F1 car.
    彼はF1マシンを運転するのに充分な力量がある

too 形容詞(副詞) to V
    :Vするにはあまりに「形容詞(副詞)」だ
・This car is too slow to overtake other cars.
    この車は他車を追い抜くには遅過ぎる

V 人 to V’
    :人にV’してもらうようVする
人にV’を依頼する時に使う構文です。初歩的なものはVも決まりきっていてask「頼む」、tell「言う」、want「求める」が使われます。
・I asked the manager to belong to the team next year.
    来年もチームに所属できるようマネージャーに頼んだ

It is 形容詞(for 人)to V
    名詞用法とした不定詞が主語となる場合に
    「頭でっかち」な文にならないよう「It」を
     形式的な主語として置く構文です。
・To drive an F1 car for a long time was difficult for him.
       ↑これでは主語が長いので、、、
    =It was difficult for him to drive an F1 car for a long time.
    彼にとって長い時間F1を運転することは難しかった


《動名詞》
不定詞の名詞用法と同じく「動詞を名詞に変化させる」表現方法で目的語Oや補語Cとなり、意味も「Vすること」となります。基本的には書き換え可能です。
・I like watching F1 broadcasting.
    =I like to watch F1 broadcasting.
    私はF1放送を観るのが好きだ

ただし不定詞の名詞用法と動名詞で書き換えられない、全く同じにならないケースがいくつかあります。

前置詞の直後(目的語)となる場合
・He is good at racing on wet roads.
    彼は濡れた路面のレースが得意だ
    (at to race ×)

動詞による場合
    動名詞:enjoy,finish,give up,mind,stopなど
    不定詞:agree,decide,hope,wantなど
・I enjoyed being rough until the last lap.
    私は最終周まで荒れたレースを楽しんだ
    (enjoyed to be ×)
・I want to change the tire in the next lap.
    次の周でタイヤ交換したい
    (want changing ×)

どちらにも使えるが意味が異なる場合
    forget
        forget to V:Vすることを忘れる
        forget Ving:Vしたことを忘れる
    remember
        remember to V:Vすることを覚えている
        remember Ving:Vしたことを覚えている
    regret
        regret to V:残念ながらVする
        regret Ving:Vしたことを後悔する
    try
        try to V:Vしようとする
        try Ving:試しにVする
・You try to turn the corner without stepping on the brake every time.
    あなたは毎回ブレーキを踏まずにコーナーを曲がろうとする
・Try turning without stepping on the brake.
    試しにブレーキを踏まずに曲がってみる

あと動名詞を使った基礎的な構文をいくつか挙げます。
    Thank you for Ving
    :Vしてくれてありがとう
    look forward to Ving
    :Vするのを楽しみにしている
    be fond of Ving
    :Vするのが好き
    How(What)about Ving?
    :Vするのはいかがですか?
・Thank you for always showing us a fun race.
    いつも楽しいレースを見せてくれてありがとう
・I’m looking forward to seeing you at Suzuka Circuit.
    鈴鹿サーキットで会うことを楽しみにしている


《今回の内容の確認テスト》
    • ①It is important __ __ lower category race.
          下位カテゴリーレースを経験することは重要だ
      ②I __ __ __ the limit button.
          リミットボタンを押し忘れた

      ③I __ __ the last attack of qualifying.

          私は予選で最後の挑戦するのを止めた


      今回もやっぱり少し苦いHappy Valentine!

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