F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

ウィリアムズはフェラーリやマクラーレンと共に長きにわたりF1を支えてきたプライベートチームです。また日本との関わりも深く、様々な日本企業ともタッグを組んできました。近年はレッドブルグループと運命を共にする第四期ホンダですが、今回は第二期の名車。といってもマクラーレンではありません、もっと先輩1985年のウィリアムズFW10が今回の主役です。

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《設計》
 パトリック・ヘッド

《外見》
第二期ホンダとのタッグはこれよりも2年前の1983年に端を発します。S・ヨハンソン一人で戦うスピリットに供給していたホンダは最終戦南アフリカGPからウィリアムズにスイッチ。翌84年シーズンは名門ウィリアムズに2台体制でフル参戦を果たし、ダラス市街地での第9戦アメリカGPではK・ロズベルグによる第二期初優勝を飾っています。フル参戦2年目のFW10にも継続して同じRA164Eを搭載してスタートすることとなりました。
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外見をみていくと、まずノーズコーンが前作FW09に比べて低く、紺のカラーリングも相まってシャープに仕上げられました。コクピット後方のエンジンカバー付近にみられた凸上部も無くなり、カヌーを上下にひっくり返したかののような美しくスマートなフォルムとなっています。同じエンジンが載っているのにこんな違いがあるのは、実は前作FW09はフォード・コスワースを搭載する予定で設計されていた名残があり、このFW10からようやく完全にホンダエンジン搭載に合わせた仕様に変更したためです。パワーに定評のあるホンダはさらに信頼性を向上させるため、ターボチャージャーの位置を変更し、サイドポンツーン内の整流化にも成功しています。やはりエンジン(パワーユニット)の形や大きさはマシンコンセプトを決定したりシャシーを作り込む上で重要なファクターになるわけです。
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目に見えていない点の大きな違いとしては、このマシンからウィリアムズもサスペンションの一部を除いて「カーボンファイバー製」で構成されるようになったこと。カーボンといえばアルミフレームに比べて丈夫で軽いことが特徴です。マクラーレンをはじめライバルはより前からカーボン素材をふんだんに使ったマシンを手掛けていましたが、ウィリアムズはこのFW10からの導入となりました。
サスペンションも一新され、フロントはプルロッドからプッシュロッドに変更。またリヤはライバルよりも早くトップロッカーアーム、ロワウィッシュボーンからなるサスペンションを導入しました。のちにプルロッドへの変更が施されてしまいますが、初登場からかなり「攻めの姿勢」でライバルに勝負を挑んでいきます。

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カラーリングも特徴的ですね。この年から3年で11億円近いスポンサーマネーで日本を代表するカメラメーカー「キヤノン」が加わり、ウィリアムズの後押しをすることとなります。miyabikunも今年一眼レフカメラをキヤノンに切り替えて今シーズンの日本GPに乗り込む予定でしたが、残念ながらそれは実らず。もう一年練習に充てます(笑)上部は黄色、下部の白を分断するかのように、ノーズコーンから後方に向かって真っ直ぐ斜めにタスキがかる紺の帯は前衛的でカッコいいです。

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《シャシー》
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:540kg
 燃料タンク容量:199ℓ
 ブレーキキャリパー:AP
 ブレーキディスク・パッド:SEP
             (カーボン・インダストリー)
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ    プルロッド(のちに採用)
 ホイール:フォンドメタル
 タイヤ:グッドイヤー

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《エンジン》
 ホンダRA164E,RA165E
  V型6気筒・バンク角80度
  IHI製ツインターボ
 排気量:1,496cc(RA164E)
     1,498cc(RA165E)
 エンジン最高回転数: - rpm(非公開)
 最大馬力:669馬力以上(RA164E推定)
      881馬力以上(RA165E推定)
 スパークプラグ:NGK
 燃料・潤滑油:モービル

シーズン当初は前年に使用したRA164Eを搭載して挑むも、高回転時の異常燃焼(ノッキング)により、ピストンやシリンダーが変形を起こしてエンジンを壊すトラブルが続きます。ホンダはバイク発祥のメーカーということもあって、今までは「ショートストローク」により高回転を実現してきました。そこで第5戦カナダGPからピストンのボア(ピストンの内径)を8mm小径化させ、替わりにストローク(行程)を8mm長くさせたいわゆる「ロングストローク」化改良を行ったRA165Eを導入して対応することとしました。

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《ドライバー》
 No.5 ナイジェル・マンセル(全戦)
 No.6 ケケ・ロズベルグ  (全戦)

80年台前半のウィリアムズといえば、82年シーズンにわずか1勝でチャンピオンとなったロズベルグが代表格ですね。チームメイトにはラフィに代わってロータスでならしたマンセルを起用。荒ぶるドライビングでインパクト抜群の「髭男爵」の2人がラウダとプロストを擁するマクラーレン崩しにかかります。

《戦績》
 71ポイント コンストラクター3位
 (1位4回、2位3回、3位1回、4位2回ほか)
 ポールポジション3回

1985年シーズンは全16戦で争われ、そのうちの1/4にあたる4勝を挙げるなど、前年の1勝からホンダはフル参戦2年目にしてなかなか飛躍しました。2人の内訳は先輩ロズベルグが2回の優勝と2位2回、3位1回の合計5回の表彰台。マンセルも優勝2回、2位1回の合計3回の表彰台を獲得するも、それ以上に連続リタイヤも多いという「白黒はっきりした」戦績となりました。

革新的なリヤサスペンションをもって臨んだ開幕戦ブラジルGPはロズベルグが2番手、マンセル5番手で予選を終え、決勝は両者リタイヤという幸先がよくない形となりました。
その後しばらく表彰台に手が届かない入賞止まりのマンセルに対して、ロズベルグは第3戦サンマリノGPまで3戦連続のリタイヤが続いて、チャンピオンのマクラーレンはおろかフェラーリやロータスにも遅れをとる暗雲が立ち込めます。
その状況を抜け出すべくホンダは先述の第5戦カナダGPより新スペックエンジンRA165Eを導入。一度トラブルにより周回遅れ手前の後方までロズベルグはかなり速いラップを重ねて猛追し、それをみたロータスのセナがホンダエンジンに憧れを抱いたというのは有名な話です。
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6/23に行われた第6戦デトロイト市街地でのアメリカ東GPにおいて市街地レースを得意とするロズベルグがシーズン初優勝を挙げ、その4日後に息子のニコが誕生と、ようやくチームにもいい流れが舞い込みます。相方マンセルもシーズン後半戦に調子が上向きとなり、第13戦ベルギーGPで2位、そして続く第14戦の地元イギリスのブランズハッチでのヨーロッパGPでは当時最遅となる72戦目にして初優勝を挙げました。このレースから革新的なロッカーアームのリヤサスペンションをプルロッドに切り替えたことによりギヤボックスの小型化が図られ、エンジンカバーも低く改良されました。第15戦の南アフリカGPでマンセルが連勝、ロズベルグ2位のダブル表彰台を獲得。残念ながらコンストラクターズランキングはマクラーレン、フェラーリに及ばない3位で終わりましたが、チームにとっては前年の6位からの浮上のシーズンとなりました。

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1980年にジョーンズとフォードエンジンでダブルチャンピオンを獲得。81年はドライバーズチャンピオンは逃したもののコンストラクターズチャンピオンを防衛。混戦の82年はロズベルグによるドライバーチャンピオンを獲得したことで一躍トップチームに仲間入りしたプライベーターのウィリアムズ。一時期はブラバムやフェラーリ、マクラーレンといった古豪にいなされつつも、新たにホンダエンジンとキヤノンというジャパンパワーを得て再びトップの座への返り咲きを図るといった時代もありました。近年のウィリアムズは往年の輝きは無く、チーム名こそ残ったものの残念ながら「ウィリアムズ家」はF1から身を引く形を採ることになりました。どこで判断を間違えたか、あの時か、それともこれかと色々憶測してしまうこともいくつかありますが、今シーズンはようやくテールエンダーから脱しつつあります。若手のドライバーも健闘していますから、長年のF1を支えてきたフランク・ウィリアムズ氏が存命の間に恩返ししてもらえたらいいなと願うばかりです。
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公式発表から少し時間が経ってしまいましたが、2020年シーズンの最終戦までのスケジュールが明らかになりましたね。もうご存知の方がほとんどだと思いますが、ようやくレースの無い週で落ち着きますので、このタイミングで決定したカレンダーを今一度確認しておこうと思います。

《2020年シーズンF1カレンダー 完全版》
 第1戦  オーストリアGP               7/5   開催済
  レッドブルリンク
 第2戦  シュタイアーマルクGP    7/12 開催済
  レッドブルリンク
 第3戦  ハンガリーGP                  7/19 開催済
  ハンガロリンク

 第4戦  イギリスGP                      8/2   開催済
  シルバーストン
 第5戦  F1 70周年記念GP             8/9   開催済
  シルバーストン
 第6戦  スペインGP                       8/16 開催済
  カタロニア

 第7戦  ベルギーGP                       8/30 開催済
  スパ・フランコルシャン
 第8戦  イタリアGP                       9/6   開催済
  モンツァ
 第9戦  トスカーナGP                   9/13 開催済
  ムジェロ
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 第10戦ロシアGP                          9/27
  ソチ・オリンピックパーク

 第11戦アイフェルGP                   10/11 → 7年振り
  ニュルブルクリンク

 第12戦ポルトガルGP                   10/25 → 初開催
  アルガルヴェ国際
 第13戦エミリア・ロマーニャGP 11/1   → 14年振り
  エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ(イモラ)

 第14戦トルコGP                          11/15 → 9年振り
  イスタンブールパーク

 第15戦バーレーンGP                   11/29
  バーレーン国際
 第16戦サクヒールGP                   12/6
  バーレーン国際(アウタートラック)
 最終戦アブダビGP                       12/13
  ヤス・マリーナ

既に行われたGPについてもしつこく掲載しています(笑)結局のところ今シーズンは全17戦で構成されましたね。当初の全22戦の予定から5つ減ってしまったわけですが、一時期の「行えるかどうか、、」なんて言っていた頃を考えると、無理矢理ながら何とか形になったのではないかなと思います。現在、第9戦トスカーナGPを終えて、ちょうどシーズンの折り返し地点ということになります。
第14戦は久々のGPとなるトルコGPが復活開催と相なりました。イスタンブールパークは復活の呼び声高いサーキットの一つですし、今からmiyabikunも待ち遠しい!第15,16戦はバーレーン国際サーキットでの二連戦、そして最終戦はヤス・マリーナでのアブダビGPフィックスで日付は何と12月中旬に及びます。また暗闇のチェッカーの瞬間に花火がドッカン上がってオーラスを迎えるんですね。今の調子でシーズンが進行していくと、今回追加された終盤のレースを前にドライバーズ、コンストラクターズの両チャンピオンは決まってしまっているんだろうなぁ。
今回追加された終盤の開催地について、前回と同様にサーキット概要をまとめてみました。

《シーズン終盤に追加されたサーキット》
トルコGP
 イスタンブールパーク
    所在地    :イスタンブール県イスタンブール
   開業    :2005年
   一周距離  :5.388km
 コーナー数:箇所
    高低差    : - m
 最速ラップ:1分24秒770(2005年決勝)
  F1GP開催 :7回
 DRS箇所数:未発表

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ベテランのF1ファンならお馴染みのティルケサーキットが再びF1に帰ってきます。待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。アゼルバイジャンと同様にアジアなのかヨーロッパなのか、はたまた中東の血も混ざるど真ん中にあるトルコです。観光地としても名高いトルコのF1開催は比較的近年にあたる2005年から2011年の7シーズンで採用されました。特徴はブラジルのホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス)に代表される少数派の反時計回り(左回り)サーキットであり、レイアウト中盤に控える「ターン8」と呼ばれる複合左回りコーナーが高難易度であることで有名ですね。
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2020年現役ドライバーは初代ウィナーであるライコネンを筆頭に、ハミルトン、ベッテル、ペレスの4人はF1での走行を経験しています。冒頭に挙げた最速ラップ1分24秒770は2005年のモントーヤによる決勝ファステストラップであり、予選最速は最終年2011年に当時レッドブルだったベッテルが1分25秒049で走破しています。予選より決勝ファステストラップの方が速いなんて珍しいですよね。9年振りのF1マシンでどれだけ進化があるのか楽しみです。

サクヒール(サヒール)GP
 バーレーン国際(アウタートラック)
    所在地    :南部県サクヒール(サヒール)
   開業    :2004年
   一周距離  :3.543km
 コーナー数:11箇所
    高低差    : - m
 最速ラップ:F1走行無し
  F1GP開催 :アウタートラックでは無し
 DRS箇所数:未発表

今シーズン3箇所目となる「二週連続の同一サーキット開催」となるバーレーン国際サーキット。しかし2回目はGP名だけでなく、サーキットレイアウトも変えての開催です。GP名はサーキットのある地「サクヒール(サヒール)」となります。近代サーキットは様々なレイアウトが採れるので面白いと思います。サーキット監修はイスタンブールパークと同じ、ヘルマン・ティルケ氏。
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いつものバーレーンGPのレイアウトを黒線とし、サクヒールGPのレイアウトを赤線で結んでいます。中間セクターがショートカットされ「富士山」に代表される鐘状火山のようなシルエットになりました。一周はバーレーンGPの5.411kmに対して、たったの3.543kmとモナコGP並みの長さになります。レース全長を「300km+1周」とすると、コレを86周もするの?!コレ、面白いのかなぁ。オーバルでないだけマシだけど、鋭角コーナーがかなり少ないし、パッシングポイントはメインストレート先のターン1だけになっちゃうんじゃない?!F1がやれなくなるよりかはマシなのかな。もはや贅沢は言えませんね。

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これで2020年の戦いの舞台が出揃いました。あとは異例の無観客および人数制限が設けられた環境、そして12月中旬にまで忙しく圧縮されたレースをこなすのみ。引き続き熱戦に期待しましょう!

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ぱっと見「過去の名車シリーズ」とか「過去のレースシリーズ」みたいな入り方ですよね。一応今回は決勝観戦記です。タイヤに違和感があるけど、このマシンは懐かしい。歴代のフェラーリの中でも最強クラスのマシンです。今と同様にシーズンがつまらなくなるくらい、めちゃくちゃ強かったよなぁ。乗っていた方は元気なのでしょうか。
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今回も時系列でダラダラ書くのは不適切と感じたため、ご覧になっていない方には伝わり難いかもしれませんが、レースの出来事をピンポイントに絞って振り返りたいと思います。

《二度あることは三度ある。三度目の正直》
初開催となるムジェロサーキットはかねて「高速度レイアウトであり、追い抜きも困難である」予想が立てられていましたね。その分スタートの位置、スタートダッシュは重要とされ、少しでもライバルをかわしておくことがレース攻略のカギでもありました。
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他を引き離すメルセデスのフロントロウで迎えた1回目、本来の「レースのスタート」です。
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ポールスタートのハミルトンが珍しく出遅れて、一瞬3番手スタートのフェルスタッペンに並ばれる。結果的には逆転したわけですが、波乱は中団にありました。
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ターン2でストロールに触れたサインツはバランスを崩して、後ろから追うベッテルのフロントウィングを踏み抜き破壊。
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その後ろでは前戦の覇者ガスリーがライコネンとグロージャンの「元ロータスコンビ」に挟まれ行き場を無くして上に飛び、
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ライコネンはレッドブルに追突してグラベルに追いやる。
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えっ、ところでどうしてこんなところにフェルスタッペン?!
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紅のメルセデスによるセーフティカーに6周もご厄介になります。
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7周目のローリングスタート。上位は順調な加速をみせますが、後方が何やら散らかっている様子。
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こりゃ「わや」だ。スクラップになったマシンがあらゆる方向を向いちゃっていますね。当然コントロールライン上で散らかってしまったので、モンツァに引き続き、ムジェロでも赤旗中断になります。そういえばモンツァもマグヌッセンが絡んでいましたね。今回のハースにしては「小ネタ」で済まない大ごとになってしまいました。散らかり過ぎているので、この後再度取り上げて検証してみたいと思います。
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赤旗を経た10周目はスタンディングスタートが採られます。1周目は失敗をかましたハミルトンはブレーキがバキバキに仕上がっていますね。一方でボッタスはおとなしい。
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スタート!ハミルトンはボッタスの背後に隠れ
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ターン1でスッとアウトに振り、ボッタスを容易くかわす。ボッタスまたやらかした。どちらにせよ、トップがメルセデスからメルセデスに、ハミルトンはスタート順にすんなりと戻ったということ。抜くのに手を焼きそうなムジェロですからね、これで勝負あったかな。
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もう終わりかなと目が半分棒になりかけた終盤の43周目。連続3位を狙うストロールが眠気も吹き飛ぶ一発!
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こちらもド派手にいったなぁ。身体は無事そうだけど、表彰台から一気にリタイヤに転落。そりゃあ目も染みるでしょう。
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47周目のスタンディングスタート。3回もスタートが観られるレースも珍しいぞ!トップのハミルトンは危なげなくダッシュを決め、
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もう一台の「黒」は3位に繰り上がった黄色いリカルドにやられています。3回中2回の失敗。二度あることは三度あるって?!これじゃあ何レースあっても勝てないって。通常は1回キリのスタートが今回はスタンディングで3回、ローリングで1回も行われたのはなかなか異例の出来事でした。

《スタート抜群、その後すこぶる悪し》
再スタートの回でだいぶ時間を費やしてしまいましたが、この動きもまたムジェロでの初レースで目につきましたよね。初めに少し触れた「フェルスタッペンの位置」
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1周目のスタートは確かにハミルトンに一度並びかけて好スタートをみせてくれました。
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しかし中間加速が伸びない、というか群衆に呑まれていく。これ、レコノサンスラップ前にチェックしていた不具合なのか!?
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結果的に大混雑の中団特有の被害を受けて、敢えなくリタイヤに終わりました。フェルスタッペンの問題ではなく、マシン側の都合です。非常にもったいない。
ならば予選で「最低ライン」を突破したアルボンに託すしかないわけですが、こちらはこちらで思わしくない。スタートで「あの」ルクレールにかわされています。
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おまけに多重クラッシュ明けの再スタートではレーシングポイント2台とリカルドに先行を許して4番手から7番手まで後退。結果的にはストロールの離脱もあって初表彰台を獲得する運びにはなったものの、レッドブルの蹴り出しの悪さが露呈してしまいました。

《ルール通りやろう!》
F1がスポーツであることを語る以上、レギュレーションやルールを守って成立します。他カテゴリーに比べ、F1における「再スタート直後のクラッシュ」はそうそう起きるものではありません。ただ今回は一気に4台を失うクラッシュが起きてしまいました。「お咎め無し」の裁定が出たため、敢えて犯人探しが目的ではありません。ただ、明らかにルールに反する動きをした者がいた結果起きていますから「今後の教訓、認識」という意味でおさらいしておきます。
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確かにセーフティカーのライトが消灯するタイミングがギリギリ過ぎたり、それをみてペースを決めた当時トップを走るボッタスの遅さなど物議もある中、一番問題だったのはこの一連の動きでしたね。ローリングスタートの規則は「コントロールラインを通過してから追い抜きを開始できる」とあります。
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ところが14位のジョビナッツィがコントロールライン手前で急加速を始め、
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前方12位でスロー走行していたマグヌッセンに追突。13位ラティフィや15位サインツと絡んで多重クラッシュに至りました。これは初開催だとか抜き辛いとかのムジェロのせいではなく、この件は「モラル」の問題。
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大きな怪我が無かったのが幸いではあるものの、レースが仕切り直しになり、多数のリタイヤを生み出すレースは何とも後味も悪いです。もちろんドライバーだけでなく、運営側も際どいルールは見直さなければならないという危機を感じたのではないでしょうか。

《メモリアルレースで今回もフルボッコ!》
トスカーナGPは先日のイタリアGPより重みのある「メモリアルGP」だったことは、GPタイトルやイベントからも重々伝わってきます。批判の多いフェラーリも予選はルクレールが「今できる最大限」を出し切り、好位置からのスタートを獲得しました。
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荒れたレース中、一時期は3位まで浮上して選ばれしファン達の見守る目の前で表彰台に登壇できる位置を走行していました。しかし残念なことにレースが始まると16周目のストロールに始まり
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19周目はリカルド
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20周目はアルボン、21周目にペレスとわずか5周で一気に7位まで順位を落とす。予選も精一杯なら決勝も精一杯。数限られたファンの前で見るに痛々しい状況を晒すこととなりました。近年で最も不調はドライバーを一人入れ替えるくらいでは到底賄えないところまできています。

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《決勝結果》
 1 ハミルトン(メルセデス・M)
 2 ボッタス (メルセデス・M)
 3 アルボン (レッドブル・H)

れっきとしたレースなのに、ネガティブな要素ばかり目がいく残念な初開催となってしまいました。そんな中でも救いなのは、何度も何度もチャレンジしては阻まれ続けたアルボン念願の初表彰台が叶ったことでしょうか。近年は決まり切った優勝やポールポジションが続きつつも、確実に若手が表彰台に登壇し始めています。マンネリの中のフレッシュな結末は大歓迎ですね!

《ファステストラップ》
 ハミルトン (メルセデス・M) 1分18秒833
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 リカルド  (ルノー・R)

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ラッセル  (ウィリアムズ・M)

嬉しい初表彰台、アルボンおめでとう!でも残念だけど今回のmiyabikunそこではない。持ち上げつつ、一気に落とす(笑)陰ながら奮起するラッセルの成長を楽しみにしているファンも多いかと思います。頑なに守る「予選におけるチームメイトからの完勝」さらには決勝でどうにか入賞を目指す姿は、レース中盤から優勝争いそっちのけで見守ってきました。バタバタとリタイヤするライバルの助けもあって、10位走行を続けていましたが、終盤でペナルティを抱えるライコネンに及ばず、今回も11位完走に終わりました。そろそろ彼も報われていい頃。立て続く同期の大成に追いつく日はそう遠くないとmiyabikunは信じています。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 ムジェロでのF1

レイアウトや立地など、miyabikunは嫌いではありません。ただ、高速で難易度の高いサーキットではありましたが、噂通り幅員は狭く、追い抜きもターン1の飛び込み以外はハラハラして見ていられませんでした。全てがサーキットのせいではないにしても、予定外の開催、初開催、メモリアルなどの重荷を背負うことになったムジェロは現代のF1マシンには不適格なサーキットだったんだなというのが印象に強く残ります。
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先日のモンツァもそうですが、10年近く前にフィレンツェにも立ち寄ったことがあります。生で見たことのあるこの風景がF1中継での中に映し出されるとは想像もしていませんでした。miyabikun個人的には懐かしく感じつつも、残念ながら「今年に限って」ということとなるでしょう。

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《第9戦トスカーナGPのポイント》
・ムジェロは現代F1規格ではない
・ローリングスタートのルールを守ろう
・レッドブルはスタートの加速が悪過ぎる
・アルボン、初表彰台おめでとう!

結果だけ見ちゃうとなんて事無いメンバーに落ち着いていますが、前戦モンツァに引き続き、今回も荒れました。晴れていたのに本当に長かった。ある程度想定内だったけど、重かった。

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